議会の国際交流を進める列国議会同盟(IPU)が4日まとめた2008年1月1日現在の国会議員(二院制では下院)に占める女性の割合によると、日本の衆院は9.4%で世界105位にとどまった。世界全体では前年より1.0%高い17.7%で過去最高を更新。07年に選挙がなかった日本の順位は前年の99位から後退した。
日本の順位は主要8カ国で最も低く、同率で並んだのはガンビア、グルジア、ルーマニア。IPUは同率の国が複数あってもランクは1つずつしか下がらない順位付けをしているため、実質的な日本の順位は議会がある188カ国中、138位だった。(ジュネーブ=市村孝二巳)(10:30)