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「袋の内側に浸透」中国の実験結果届く ギョーザ事件

2008年03月06日20時36分

 中国製冷凍ギョーザに混入した有機リン系農薬成分メタミドホスによる中毒事件で、警察庁に6日までに、「メタミドホスがギョーザの包装袋の外側から内側に染みこむ」とする中国側の実験データが届いた。同庁は、中国側の実験を科学的に検証するため、さらに詳しいデータの提供を求めている。

 同庁の実験では「袋の外から内には浸透しない」との結果が出ており、中国側にデータ提供を求めていた。一方、日本側では引き続き、被害を引き起こしたギョーザと同一製造日の商品の鑑定を続けているが、吉村博人長官はこの日、「日本国内で可能な捜査はかなりの部分終了している」との見解を示した。

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