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東芝マテリアル、可視光応答型の光触媒を開発−屋内でも効果発揮
東芝マテリアル(横浜市磯子区、山口守衛社長、045・770・3100)は5日、可視光応答型光触媒を開発したと発表した。照度が200ルクス以下と屋内の光環境でも十分な触媒効果を発揮、従来の紫外光応答型の30倍以上のガス分解性能を確認した。材料を溶媒に分散したスラリーまで開発しており、08年夏には量産化する計画。2011年に100億円規模の事業に育成する。
新開発した紫外から緑色領域までの光に反応し光触媒効果を発揮する。材料の詳細は非公表で、酸化物の複合体とした。ただ、可視光光領域での光触媒効果の可能性が指摘されていた材料の表面構造や欠陥を制御することで高い活性を持たせたという。
(掲載日 2008年03月06日)
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