[2008/02/27]
昭和電工は26日、桐蔭横浜大学ベンチャー企業のペクセル・テクノロジーズ、藤森工業と共同で、高速・低コストの印刷方式で製造が可能な「プラスチック色素増感型太陽電池モジュール」の大面積化に成功したと発表した。2009年度中に量産を開始する計画。
同素子は、約15ミクロンメートルの厚さの、ナノ結晶構造酸化チタン半導体層を発電層としてフィルム上に成膜する。ぺクセルが昭和電工と共同で開発した特殊ペーストを使用することで、大型設備を使用しなくても印刷塗工による半導体層の成膜を可能にした。従来は、真空設備や高温焼成などの大型設備が必要だった。
今回試作した太陽電池は、透過性のある薄いフィルム上のモジュールであることから、窓やパネル、曲面部などにも適用できる。また、カラーデザイン加工が容易であることから、デザイン性が高いという特徴もある。