新潟県柏崎市の病院で、手術を受けた男性を医療ミスによって死亡させたとして、警察は6日、2人の医師を検察庁に書類送検しました。
業務上過失致死の疑いで書類送検されたのは、厚生連刈羽郡総合病院に勤めていた39歳と31歳の男性医師2人です。
警察や病院によりますと、2人の医師は20004年3月、へんとう炎の手術を受けた当時28歳の男性患者が出血したため、急きょ血を止める手術を行いました。
その際、患者の胃の中に血液がたまっているのを確認せず、誤って飲み込ませて患者を肺水腫による呼吸不全で死亡させた疑いが持たれています。
「管で吸引して液を取って、それから麻酔薬を投与すべきだった」(病院側)
病院側は医療ミスを認めて、遺族に謝罪しています。(06日18:14)