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暴力団装い連続強姦、被告に無期懲役求刑

2007年03月05日

 大阪府内で当時12〜24歳の女性18人を強姦(ごうかん)するなどしたとして、強盗強姦やわいせつ目的略取などの罪に問われた無職松岡寿明被告(25)=大阪市生野区=の論告求刑公判が5日、大阪地裁であった。検察側は「暴力団を装って女性を車に連れ込んで襲っており、女性の人格を無視した極めて卑劣な犯行だ」と述べ、松岡被告に無期懲役を求刑した。判決は4月24日。

 検察側は論告で、松岡被告が04年5月から逮捕されるまでの約1年2カ月間、黒の背広にサングラス姿の暴力団組員を装い、通りがかりの女性に「おれはチャカ(拳銃)持ってんやぞ。撃ったろか」などと脅して車に連れ込んだと指摘。「18人のうち14人が当時未成年で、被告は犯行が発覚しないよう被害者に『警察に話せば、家族を殺す』などと脅迫していた」と述べた。

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