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「かぐや(SELENE)」に関する各種イベント情報や、「かぐや」がこれまでに実施してきた試験内容に関する情報をご覧いただけます。
また「お知らせ」ページでは、「かぐや」に関する様々な情報をご覧いただけます。
待ちに待った吉報がプロジェクトに届きました。
米国の航空宇宙雑誌の出版元で有名なAviation Weekにおける Laureate Award for Spaceを「かぐや」プロジェクトが日本の宇宙プロジェクトとして初めて受賞しました。
以下に、受賞スピーチの要旨を掲載します。
また、国民のみなさまのご理解・ご協力に感謝するとともに、今後も引き続き「かぐや」およびJAXAの活動への応援をお願いいたします。
『SELENEプロジェクトチーム、JAXA、そして世界中で宇宙探査を通して人類の英知や可能性を広げる努力に携わる全ての機関に代わって受賞できる事を光栄に思います。
「かぐや」は去年の9月14日に打上げられた、アポロ計画以来最大規模の月探査ミッションです。ミッションの規模と複雑さは、チャレンジと困難の連続でした。しかし、チームが困難を乗り越え、「かぐや」の打ち上げと運用を成功に導いた事を誇りに思います。
「かぐや」の成果は月の起源と進化の解明に役立つ事でしょう。昨年12月に定常運用への移行を行って以降、相当なデータが蓄積されており、研究者たちは取得データの分析に精力的に取り組んでいます。さらに、皆さんが「かぐや」ハイビジョンカメラにより得られた美しい地球の出と地球の入りのハイビジョン映像をご覧頂ける機会があったことと思います。この映像は我々に儚く小さな青い惑星「地球」に存在しているのであるという重要なメッセージをもたらしてくれたと信じています。
日本は米国、インド、中国などをはじめとする他の月探査にも敬意を表すとともに、国際協力のもと、人類の探査活動へのさらなる協力が実施していけることを期待しています。』
国民のみなさまに広く受け入れて頂いた「かぐや」という名前を今後も大切にしながら、「かぐや」の確実な運用と解析・研究作業をJAXAと関係機関で協力して実施していきます。
今後も「かぐや」の応援をよろしくお願いいたします。
JAXAは、平成19年4月から5月にかけて、セレーネ愛称の一般公募を行いました。その中で、竹取物語の「かぐや姫」に由来する応募(「かぐや」「かぐやひめ」)は有効応募総数の約24%を占め、中でも「かぐや」はその7割弱の支持を得ました。月探査のために月に向かうセレーネと「かぐや姫」が月に帰る日本の昔話とが重なり、日本人にとって親しみやすい「かぐや」が愛称に決定しました。
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