エクアドル 関係改善を示唆
この問題は、コロンビアの政府軍が今月1日、反政府ゲリラのFARCのグループを国境を越えてエクアドル国内で攻撃し、21人を殺害したことに対して、隣国のエクアドルとベネズエラが「意図的な国境侵略だ」などと反発してコロンビアとの国交の断絶を宣言し、軍を国境付近に移動させるなど緊張が高まっているものです。この問題をめぐって5日、ブラジルでルーラ大統領と会談したエクアドルのコレア大統領は「コロンビアのウリベ大統領に国際機関の会合などの場で二度とこのような行為はしないと約束してほしい」と述べ、ウリベ大統領の対応によってはコロンビアとの関係を改善する可能性を示唆しました。また、コレア大統領は「コロンビアのウリベ大統領との関係を絶っただけで、コロンビア国民との関係を絶つわけではない」と述べ、これに対し、ルーラ大統領は「国境を侵害した行為をブラジルも受け入れられない」と述べてエクアドルへの支持を表明しながらも、問題の平和的解決を求めたということです。 |
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