社会
県立淡路病院 小児救急を夜間休止
県立淡路病院(洲本市下加茂)は五日、小児救急患者の受け入れを午後十時-翌日午前九時、休止すると発表した。十七日から実施する。土日祝日だけでなく平日も対象。医師不足などで、当直時間帯の夜間、救急患者への対応が困難になっているという。今後、県や島内各市などと協力し、救急患者の新たな受け入れ先を探すなど、夜間の小児医療体制の確保を急ぐ。(西尾和高)
淡路島内で唯一、二十四時間態勢で小児科救急患者を受け入れている総合病院。小児科医は多いときに六人いたが、現在は四人。二人が今春異動するため、五人を採用するが、研修を終えたばかりで経験が不足しているという。同病院は「一人で対応できない」などとし、深夜早朝の患者受け入れを断念した。
救急患者の受け入れ先を確保するため、同病院は、島内の開業医のほか、島外も視野に入れ、淡路広域消防事務組合や医師会などと調整を進めている。生命が危ぶまれる患者が訪れた際、医師を呼び出して診察するケースも想定。今春採用する若い医師に数カ月後「一人で当直を任せられる」と判断できれば、夜間の受け入れ復活も検討するという。
同病院は「医師の負担軽減を考えれば、受け入れ中止はやむを得ない。新たな受け入れ先を早急に探すなど、患者には理解を求めていくしかない」としている。
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