足りないところを探す 大神WNBA挑戦に意欲
「子どものころからの夢というより目標」というWNBAに挑戦する大神は、晴れやかな笑顔で意欲を語った。 ―挑戦を決めたのは。 「Wリーグの決勝で富士通に敗れ、自分に何かが足りないと感じた。今回はそれを探しに行けるチャンスと思った」 ―昨年6月に観戦したフェニックスの印象は。 「萩原さんも所属していたし、能代工高のようなアップテンポなバスケットをする。自分のスタイルに合うと思う」 ―米挑戦の意気込みが並大抵ではない理由は。 「父の留学で8歳から1年間ロサンゼルスに住んだ。その時にマジック・ジョンソンの試合を生で見たりし、バスケが生活の一部になった。簡単な世界じゃないが、米国でプレーしたいと思い続けてきた。英語もある程度は大丈夫と思う」 ―6月の北京五輪世界最終予選への影響は。 「日本代表には迷惑をかけると思うが、米国のコートに立つことが日本のためと信じている」 ―日本協会の混迷が続いているが。 「悪いイメージをビシッと吹き飛ばせるくらいのプレーを見せたい」
2008年03月05日水曜日
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