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シュワ知事「サインする」…三浦元社長ロス移送手続きで明言

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 カリフォルニア州のアーノルド・シュワルツェネッガー知事(60)が4日、1981年の米ロサンゼルス銃撃事件でサイパンで逮捕された元会社社長、三浦和義容疑者(60)を、ロサンゼルスに移送するための要請書にサインする意向を明らかにした。ロス郡検察は5日にも知事に書類を郵送して署名を求める。一方、サイパンでは5日、三浦元社長の保釈をめぐる審理が行われ、判事は、弁護側の即時釈放の申し立てを棄却。また同島の地裁はこれまで用意されていなかった逃亡容疑での逮捕状を6日付で発付することを決めた。

 シュワ知事が、三浦元社長のロス移送に“ゴーサイン”を出した。

 シュワ知事は「ロス郡検察からの要請を待っている。書類が届き次第、移送要請書に署名してサイパンに送る」と述べて、三浦元社長の移送に必要な書類にサインすることを明言した。

 米国内で容疑者の身柄を別の州に移すためには、引き渡しを求める州知事の要請書が必要。三浦元社長の場合は、カリフォルニア州のシュワ知事がサイパンに要請書を送る必要があった。

 これまで、シュワ知事は移送問題に言及していなかった。サイパンを管轄する北マリアナ諸島のフィティアル知事も、共同通信の取材に対し、三浦元社長逮捕直後の2月23〜25日にワシントンで開かれた会合で、シュワ知事と会った際「電力不足問題については意見交換したが、元社長のことは私も彼も念頭になかった」と話していた。

 ロス郡検察は、5日にもシュワ知事に書類を郵送する予定で、要請書は週内にも作成される見通し。三浦元社長に対する正式な移送要請書として、サイパンを管轄する北マリアナ諸島の知事に送付される。要請書がサイパンに届き次第、ロス移送をめぐる手続きが本格化することになる。

 なお、サイパンの地裁は移送をめぐる次回審理を19日に仮設定。三浦元社長側は移送をめぐり、引き続き検察側と争う構えだ。

 ◆三浦元社長側の即時釈放申し立て棄却

 サイパンの地裁で5日、三浦元社長側による即時保釈の申し立てをめぐる審理が行われた。

 三浦元社長の主任弁護人、ブルース・バーライン弁護士(43)は、スクリーンとプロジェクターを使って関連する条文を次々と映し出して弁論を展開。「逮捕はあらゆる点で違法に行われた。88年の逮捕状は(判決が確定した事件で再び罪に問われない)一事不再理の原則に反し無効だ」と逮捕の不当性を訴えた。検察側は「一事不再理はカリフォルニア州で議論すべきで、この法廷が取り扱うべき問題ではない」と反論した。

 これに対し女性裁判官は「ロス市警から逮捕状が請求されているとの情報をもとに逮捕しており、逃亡犯として逮捕、拘置した手続きは妥当」と判断。検察側主張を認める形で、三浦元社長側の保釈申し立てを退けた。また、6日付で新たに逃亡容疑での逮捕状を発付すると決定した。

 三浦元社長は2月22日、88年にカリフォルニア州で出された殺人、共謀の両容疑での逮捕状に基づき逮捕された。新たな逮捕状は88年逮捕状が有効であるにもかかわらず、州外にいたとの容疑によるもの。45日間有効で22日の身柄拘束時から起算される。

 約4時間半に及んだ審理。腰痛が気になるのか、時々体を傾け、休廷時には腰をたたいて顔をゆがめた。用意したメモにはほとんど何も書き込まず、弁護人と検察官の応酬にじっと耳を傾けていた三浦元社長。弁護側は閉廷後「6日にも再び保釈を申請する」と述べた。



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