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03/05-12:27--銃砲所持者県警が立入検査　保管不備 ６人検挙　106人135丁自主返納

　岡山県警は４日、昨年末に行った銃砲所持者に対する緊急立入検査の結果を公表した。それによると、火薬類取締法違反（貯蔵方法違反）で６人が検挙された。 　長崎県佐世保市で昨年１２月１４日に発生した猟銃による殺傷事件を受け、県内所持者の約９９％に当たる３６１８人を対象に実施。検挙された６人はいずれも散弾をバッグやタンスの引き出しに入れるなど、保管方法に問題があったという。 　検査中は注意喚起や安全指導も行い、１０６人から猟銃など１３５丁が自主返納された。 　また、今年度の狩猟期間（昨年１１月１５日〜今年２月２９日）の指導取り締まり結果も公表。事故は２月２２日、美作市内の山中で、男性（４７）が仲間の男性（６５）から散弾銃で誤射されたのをはじめ、計２件発生。違反件数は許可証不携帯など計５件だった。 　県警生活安全企画課では「狩猟期間は終わったが、有害鳥獣駆除には猟銃が使われる。厳正な銃砲行政へ向け、保安管理と取り扱いの徹底を指導していきたい」としている。

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