38人に年金未払い、総額1億円余り
東京都内の17カ所の社会保険事務所のミスで、総額1億円あまりの年金が38人の年金受給者に未払いになっていたことがわかりました。 東京社会保険事務局によりますと、自分の老齢年金をすでに受給している人が配偶者の死亡により新たに遺族年金の受給もできるようになった場合、どちらか有利な年金を選択することができます。 しかし、社会保険事務所は1987年から2006年に年金受給の手続きをした人42人に対し、有利な年金を選択できるという通知を適切に行わなかったため、総額1億211万円の年金が38人に未払いになっていたことがわかりました。中には、未払い分が1300万円以上になった人もいたということです。 各社会保険事務所は、該当者に謝罪するとともに、未払い分を支払うことにしています。(05日22:52)
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