徒然記
 一寸出かけた時や近隣の観光地へ出かけた折々を書き記してみました。
平成17年2月12日(土)〜13日(日)
  午後から筑波温泉ホテルへ出かけようと思っていた時、長女と孫達が「バレンタイン」
 のチョコレートを主人に持ってきてくれたので、皆でお茶をしてから4時頃に家を出て温
 泉に向かいました。夕方になってしまったので「カーナビ」を距離優先で設定し、指示通
 りに行ってみましたら、驚いたことに対向車とすれ違えない位の狭い道路で、 しかも急
 坂で相当に凹凸の激しい道でした。ホテルに着いた時は辺りは薄暗くなっていました。
  翌日は肌寒い曇り空でしたが、筑波梅林に行きました。
  紅梅は七分咲きで、白梅はまだまだの状態でした。暖冬と言われていたようですが平
 年なみのようです。ガマ園で「ガマ口上」の実演をしていました。
  
  その後、蔵の街・真壁町のひなまつりを見物して来ました。2回目の昨年は1ケ月間で
 5万人を超える人が訪れたそうです。今年も大勢の人で賑わっていました。
  109軒の家に古い人形や珍しい人形が飾られていて大変楽しめました。
江戸時代        江戸時代        明治時代       明治初期     
明治時代        明治時代        明治時代       明治時代
ガラスひな       花のひな         石のひな       珍しいひな
写真をクリック
して下さい。
大正時代        昭和時代        大正時代       大正時代
H17年4月23日(土)  
  埼玉県秩父市の羊山公園の芝桜見物に行ってきました。芝桜の丘は、秩父市内が眼下
 に見える小高い丘にあり、南側の一角に、約14,500uの所に11種類の約333,000株
 の芝桜が植えられていて、一面花の絨毯を敷き詰めたような素晴らしい景色でした。
  その模様は秩父夜祭の屋台や笠鉾の囃し手の襦袢模様と夜祭の躍動感をデザイン化し
 たそうです。
 芝桜の丘の反対側の小高い丘に敷物を敷きお弁当を食べながら見る芝桜の絨毯は何
 よりのご馳走でした。
 芝桜の絨毯の間を通りながら丘の上の方へ行き、西方面へ少し行くと枝垂桜も未だ満開
 の状態で大勢の人達が宴会を楽しんでいました。
  武甲山は秩父の産業を支えている山で、石灰岩で出来ている為、採掘により日々姿を
 変えて今や山頂まで削り採られています。
  また、秩父三十四ケ所の観音霊場札所があり、その内の十一番札所・南石山常楽寺
 が近くにありました。 
武甲山
常楽寺
平成17年4月29日(金)〜30日(土)    
   福島県 猫啼温泉に行ってきました。
  29日は棚倉町の奥久慈県立自然公園内にある山本不動尊を参拝しました。参道を
 ゆっくり歩き「徳善院本堂」・「護摩殿」・「御本尊」の順に参拝しました。御本尊
 までは130段の石段と36童子像が迎えてくれています。巨岩の洞窟に御本尊が安
 置されていました。弘法大師が東北行脚の途中ここに護摩壇を築き八溝山系に住む悪
 鬼を調伏祈願したのが始まりなそうです。  
水天尊
徳善院本堂
護摩殿
御本尊
弘法大師像
  29日は猫啼温泉・式部のやかた「井筒屋」に一泊しました。井筒屋は日本文化の息づき
 を感じるやすらぎとぬくもりの雰囲気ある旅館でした。
  お料理も懐石を中心に四季の彩りで二の膳まで付いて食べきれませんでした。
 和泉式部は天元2年(979年)福島県石川町の長者・安田兵衛国康の一人娘として生まれ
玉世と名付けられ13歳の時京にのぼり大友久呂主卿の養女となり、名も「和泉式部」と改め
平安時代中期を代表する女流歌人としてその名を後世に遺しました。
 故郷に残された式部の愛猫は、偲んで三日三晩鳴き悲しみ病み衰え、式部がこんこんと湧
く清水で顔を洗い髪を梳かした泉に来て浴しているうちに病も癒えて美しい猫となったことから
里人達はこの泉が霊泉で緒病に効顕があるので「猫啼」と名付け、湯治場を設けたとの事です。
参道
小和清水
式部像
金子山御本尊
金子山光国寺
 小和清水は、式部の産湯として使われた所で、背後の丘は父国康の屋敷跡で、更に車で
進むと式部が祀られている金子山光国寺があります。

 30日は須賀川の牡丹園に寄りました。須賀川牡丹園は昭和7年に国の名勝に指定され、
広さ10ヘクタール(東京ドームの3倍の広さ)の園内に290種・7000株の牡丹が咲き誇る
そうですが、残念乍ら殆どが蕾の状態でした。
 芍薬に牡丹を接木したという牡丹が少し咲いていました。
式部のやかた「井筒屋」
部屋からの景色
部屋からの景色
130段の石段
平成17年7月18日(月・祝日)
  東京 中野サンプラザ大ホールにて、第30回不白流白和大会ならびに第38回不白流
 白和会夏期講習会が開催されました。大ホールは2000名近い会員で一杯でした。
  午前は、お家元のご挨拶・続いて80歳の賀を迎えられた13名の先生方に対し敬老表
 彰が行われました。
  その後、第4回不白流茶道工芸大賞 受賞式で高取味楽窯の十四代味楽・亀井又生
 庵先生が受賞されました。続いて、亀井又生庵先生による「高取焼の今昔」についての
 記念講演があり、ビデオ「土は細やかに 釉は雅に」が上映されました。
  午後は、直門先生方の流れるような美しい模範点前による
 @ 小習十三ケ条の内 炭所望
 A 炉の薄茶重ね茶碗(米棚にて)
 B 小習十三ケ条の内 仕組茶碗(濃茶・包み帛紗)
 の実技を拝見いたしました。大変有意義な一日でした。  
平成17年9月1日(木)
  裏千家流の先生の月釜に茶友とお伺いいたしました。毎回楽しみにお伺いさせていた
 だいています。
  大亀老師が逝去なされた由で、大亀老師箱書の茶杓「五風十」の茶杓飾りのご趣向で
 した。お床も、大亀筆の「一味禅」でした。お花は葛の花で私にとっては珍しい花の感でし
 た。
  薄茶の方は、茶箱の「月点前」でした。
※ 味楽又生庵先生の作品でビデオの中の映像です。
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平成17年9月25日(日) 
  笠間市の茨城県陶芸美術館開館5周年記念行事の一環として「人間国宝・松井康成の全
 貌」ものいわぬかたちのひかり・展が催されていたので、訪館しました。
  「初期練上・嘯裂・象裂・破調・堆瓷・刻彫・刻象・風白地・華文・晴白・クレイ画・萃瓷・玻璃
 光」等、次々と練上技法を研究し、一つ一つの新たな練上を表現していった大作210点が陳
 列されていました。偉大なるエネルギーを感じました。
  また、康成氏のご長男・松井康陽氏の父親像についての話の中で、寸暇を惜しまず、失敗
 を恐れず、また、国内 ・ 国外を旅行して、そこで見たこと感じたこと等を作品に取り入れる研
 究熱心な姿象が窺えました。
スクリーンに映し出された映像中の作品の一部です。
売店のショウケースの中の作品です。
松井康陽氏
茨城県陶芸美術館の外観
美術館周囲の景観
平成17年12月15日(木)
  いつも楽しみにしている月釜に社中のKさんとお伺いいたしました。
  濃茶席は12月15日・忠臣蔵の討ち入りというお道具の取り合わせでした。
  薄茶席は一足早いクリスマスのご趣向での大変楽しい茶会でございました。 
平成17年12月24日(土) 
  長女家族の住んでいる近くに、クリスマスのイルミネーションを大規模に飾り付けている民
 家があると聞き、姉夫婦・次女を誘い見に行ってきました。
  そのお宅は、周りは田や畑が広がっていて他の家等ない広々とした場所に建っていたの
 で遠くからでも、そのイルミネーションがよく目立っていました。
  その後、レストランでちょっぴり豪華なディナーをし、楽しいイブでした。  
※ 素人のデジカメ写真では、素晴らしさをお見せ出来ないのが大変残念です。
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平成18年2月10日(金)〜11日(土)
  春を想わせるような暖かな日、奥久慈 大子へ行ってみました。
  途中、常陸大宮市の「古徳沼」という白鳥池に寄りました。白鳥は40羽位はいたでしょうか?
 多数の鴨が沼岸に上がり日光浴をしていました。  
  
  「ホテル 奥久慈」に一泊し、翌日ゆっくりと「袋田の滝」の氷結を見物しました。ここ2〜3
 日暖かい日が続いた影響で氷結が溶けていた個所もあり一寸残念でした。
  時間が充分にあったので、月居山ハイキングコースに挑戦しましたが、そのハイキングコ
 ースは距離1.6kmの中に14ポイントあり楽勝と思っていましたら、1ポイント〜2ポイントま
 では急な石段が330段もあり、そのうえ狭いので途中休憩も出来ず一気に登った為、2ポ
 イントに着いた時には気分が悪くなってしまい、その先は断念しました。普段、いかに運動
 不足で体が鍛えられていないかを痛感いたしました。
瀧の上流をのぞむ
2ポイント地点
  袋田の瀧は幅73m、高さ120mあり日本三大瀑布の一つとなっている。西行法師が「四
 季に一度づつ来てみなければ本当のよさは味わえない」と春夏秋冬と四度瀧を見に来たの
 で「四度の瀧」とも呼ばれているそうです。

  「花もみち 経緯(よこたて)にして山姫の          
                 錦織出す 袋田の瀧」     西行法師(平安時代の歌僧)

  「いつの世に つゝみこめけむ袋田の
                 布引出す しら糸の瀧」     徳川光圀(水戸徳川藩二代藩主)

  「もみち葉を 風にまかせて山姫の
               しみつをくゝる 袋田の瀧」     徳川斉昭(水戸徳川藩九代藩主)    
平成18年4月22日(土)〜23日(日) 
   表千家不白流栃木県支部創立55周年記念茶会が23日(日)に催されるに当たって、茨城
  支部の会員達は貸切バス一台で前日の22日(土)に出発し、日光市の東照宮を見学いたし
  ました。
   東照宮は、元和3年(1617年)に二代将軍 秀忠公により徳川家康公を奉祀し、創建され
  た神社で社殿は20年後の寛永13年(1636年)三代将軍 家光公により「寛永の大造替」が
  なされ今日に至り、平成11年に「世界遺産」に登録されたとのことです。
    
    東照宮の表門をくぐって左に進むと唯一の素木造りの神厩舎があり、最初には徳川家康
  公が関ケ原の合戦に乗馬された馬が奉納されたそうです。
    長押の上に猿の一生が8面にわたって順に彫られていて、その中の三猿の「見ざる・言わ
  ざる・聞かざる」は有名です。
 
三 猿
陽 明 門
 
 陽明門は装飾彫刻が500余りあるので別名「日暮門」と呼ばれて
いるそうです。
眠 り 猫
 坂下門へと続く回廊の長押の牡丹の花の下に「眠り猫」が
左甚五郎により彫られています。
 家康公の神柩をおさめた奥宮御宝塔は唐銅製で(五代将軍綱吉公
の時に改鋳)重要文化財になっています。
 23日(日)のお茶会の二席目の後、田母沢御用邸の内部を見学いたしました。

平成18年10月14日(土)
  土浦市恒例の「土浦全国花火競技大会」(第75回記念大会)が市内の桜川河畔で開
 かれました。
  予定では、一週間前の7日(土)でしたが、台風の影響による前日の大雨の為に14日
 の実施になり、私は翌日15日に早朝東京行きの予定があったので、大変残念なことに
 観覧を諦めました。花火師たちの技の結晶が華麗に花開いた写真を(デジカメ素人の主
 人が撮影したので、秋の夜空を彩る光の競演の素晴らしさを再現出来ていませんが)お
 楽しみください。                                         

平成19年12月9日(日)
  平成17年に紹介しました、かすみがうら市民家のクリスマスのイルミネーションを今年
 もまた見に行ってきました。
  大勢の人々が見物に来ていて、当市の観光スポットの一つになっているようです。
  テレビ局の取材があり、19日にTBSのイブニング5で放映されるようです。