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北京五輪選手村、近いけど狭い? バスタブなし

2008年03月05日19時44分

 北京五輪組織委員会は5日、選手村を内外の報道陣に公開した。主会場に近いのが利点だが、部屋は組織委職員も「選手が入るには狭い」と恐縮するほどだ。

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報道陣に公開された五輪選手村の一室。全室、シャワーだけで浴槽がない

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報道陣に公開された高層マンションのエントランス。建物は五輪後のパラリンピックまで選手村として使われ、一般向けに売却される=5日午後、北京で

 公開された6人収容の標準タイプの部屋は、食卓がある15平方メートル弱の「会議部屋」に、ツインベッドが置かれた約11〜20平方メートルの寝室が三つ、トイレ兼用のシャワールームが二つの計170平方メートル。日本の視察団が1月に訪れた際には「疲れを取るためにバスタブが必要」との声が出ていたが、組織委選手村部は「清掃に手間がかかる」との理由でバスタブはどの部屋にも設置しないとしている。

 選手村は66ヘクタールあり、9階建てが20棟、6階建てが22棟。16000人を収容でき、パラリンピック終了後は一般向けのマンションになる。

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