大手広告代理店「博報堂」の社員の男2人が「セレブの飲み会」などと称し高級ホテルで飲み会を開き、睡眠薬入りのワインを女性に飲ませわいせつな行為をしたとして警視庁に逮捕されました。
準強制わいせつの疑いで逮捕されたのは、「博報堂」営業局の社員、矢飼清正容疑者(41)と上崎史登容疑者(24)です。
矢飼容疑者らは去年12月、港区海岸にある高級ホテルの部屋に、「セレブの飲み会」と称して神奈川県に住む30代の女性を呼び出しました。
そして、女性に睡眠薬を入れたワインを飲ませて意識をもうろうとさせたうえ、女性を全裸にしてキスをするなど数時間にわたってわいせつな行為をした疑いが持たれています。
2人はいずれも容疑を認めているということです。現場の部屋には被害者の女性のほかにもう1人女性が呼び出されていたほか、別の社員の男も部屋にいたということで、警視庁はこの男からも事情を聴いています。
「事実は確認できていないが、それが事実だとすれば、申し訳なく思っております」(博報堂 広報部部長)
2人は同じような手口で女性にわいせつな行為をする犯行をくりかえしていたと見られていて、警視庁は余罪について追及しています。(05日16:33)