コウノトリ ことしも卵産む
卵が確認されたのは、おととし自然界に放された9歳のメスと7歳のオスの巣です。高さ12メートルほどの人工の塔の上にある巣で、先月初めから卵を交代で温めるような様子が見られたことから、兵庫県立コウノトリの郷公園の職員が巣の中を見たところ、5個の卵が確認されました。このつがいからは、去年7月、国内の自然界では46年ぶりにひなが巣立っています。卵が有精卵だった場合、順調にいけば今月下旬にもふ化する可能性があるということで、去年に続くひなの誕生が期待されます。兵庫県立コウノトリの郷公園の大迫義人主任研究員は「去年に続いて野外で確実に繁殖できることを示してくれた。コウノトリを自然界に帰す取り組みがまた一歩前進したと考えている」と話しています。 |
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