ログイン
IDでもっと便利に[ 新規取得 ]

ジャンル
サブジャンル

国内

厚生省元課長有罪確定へ=官僚不作為「責任免れぬ」−薬害エイズ上告棄却・最高裁

3月4日17時32分配信 時事通信


 薬害エイズ事件で、エイズウイルス(HIV)に汚染された非加熱血液製剤の回収を怠り、投与された患者を死亡させたとして業務上過失致死罪に問われた元厚生省(当時)生物製剤課長松村明仁被告(66)について、最高裁第2小法廷(古田佑紀裁判長)は4日までに、「省内で非加熱製剤によるエイズ対策の中心的立場にあり、必要十分な対応を図る義務があった。責任を免れない」とし、上告を棄却する決定をした。禁固1年、執行猶予2年の有罪とした一、二審判決が確定する。
 必要な措置を怠った「官僚の不作為」の刑事責任を最高裁が認めたのは初めて。同事件は1996年8月の立件から11年半を経て、すべての刑事裁判が終了する。決定は3日付。 

【関連用語】 「薬害C型肝炎訴訟」
【関連記事】 川田龍平参院議員が結婚発表
【関連記事】 電話相談窓口を1カ月延長=薬害C型肝炎問題で厚労省
【関連記事】 投与確認、9176人に=フィブリノゲン、280人増-厚労省・薬害C型肝炎
【関連記事】 東京高裁でも和解=21人が新たに国と-薬害C型肝炎訴訟

最終更新:3月4日17時36分

  • ソーシャルブックマークへ投稿 0
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • みんトピに投稿
  • はてなブックマークに追加
  • newsingに投稿
  • Buzzurlにブックマーク
  • livedoorクリップに投稿
  • Choixにブックマーク
ソーシャルブックマークとは

Yahoo!ニュース関連記事

関連トピックス

主なニュースサイトで 薬害エイズ事件 の記事を読む
みんなの感想 この話題についてみんながどう感じたかわかります。

みんなの感想(話題ランキング)

日付を選択:



提供RSS