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【社会】

黄砂、東京などに広がる 交通機関は注意を

2008年3月3日 18時17分

 黄砂の影響でかすんで見える東京都心部=3日午後4時18分、東京都港区で共同通信社ヘリから

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 3日、西日本を中心に観測された黄砂は同日午後、東京都心(大手町)など関東甲信や東北南部などにも広がった。気象庁は、4日にかけても広範囲で黄砂が予想され、視界が悪くなる恐れがあるとして、交通機関などは注意するよう呼び掛けた。

 3日午後に黄砂が観測されたのは、東京のほか、静岡、長野、甲府、金沢、福島、仙台など。東京では午後2時半ごろから空がかすんで見え始め、視程(見通しの利く距離)が8キロに落ちた。

 黄砂は、中国大陸の砂漠域で巻き上げられた砂が偏西風など上空の風で飛来し、空が黄色くかすんで見える現象。硫黄酸化物などの大気汚染物質が含まれていることがある。先月29日にゴビ砂漠周辺で強風が吹き、砂が舞い上がったとみられる。

(共同)
 

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