インターポール事務総長「初のサイバー訓練センターを韓国に」
訪韓中のロナルド・ノーブル国際刑事警察機構(インターポール)事務総長が3日、「韓国にインターポール初のサイバー訓練センターを設置し、アジア地域全体を管轄しよう」と提案した。 ノーブル事務総長はこの日、警察庁を訪問し、魚清秀(オ・チョンス)警察庁長官と会った席で、「韓国が世界で最も優秀なサイバー犯罪センターを持っている」とし、このように述べた。 ノーブル事務総長は特に「韓国警察庁にサイバー訓練センターが設立されれば、アジア各国が警察官を送り、基本的なサイバー犯罪関連事項を(韓国警察から)学べる」と話した。 ノーブル事務総長の発言は、韓国警察のサイバー捜査能力が世界的なレベルにあると評価したものと解釈される。 これに対し魚清秀庁長は「良い考えだ。これから実務的にずっと議論していこう」と答えた。 またノーブル事務総長は魚庁長に対し、「インターポールは1400万件ほどの旅券情報を持っているが、これを活用すれば3-4秒で旅券の偽造・変造および盗難が確認できる」とし「韓国政府はこのシステムを主要空港・港湾に早期に導入するのがよい」と述べた。 警察の関係者は「法務部などと協議し、早ければ6月から国内に導入できるだろう」と明らかにした。 以下はノーブル事務総長との一問一答。 --韓国にサイバー訓練センターを提案した理由は。 「韓国警察のサイバー捜査能力は非常に高い。(サイバー捜査と関連し)全世界を4つの地域で分けて地域別で発展させる計画だが、まずアジア地域を発展させたい。関連シンポジウムも毎年開催する予定だが、11月に国際サイバーシンポジウムを開催することになっている」 --韓国警察庁に望むことは。 「インターポールが(韓国を)ながめているように、韓国警察も世界のサイバー犯罪に関心を向けることを期待する」 中央日報 Joins.com 2008.03.04 14:45:45 |
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