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土浦の3商店街 歩数に応じて商品券 健康増進と地域活性化 |
2008/01/22(火) 本紙朝刊 南西 A版 18頁 |
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健康増進と商店街振興を両立させようと、ウオーキングの歩数に応じて買い物客に商品券をプレゼントするユニークな取り組みが土浦市中央の中城地区を中心とした商店街で進められている。中心市街地活性化を図ろうと、若手商店主らが企画した。一月末までの期限付き企画だが、地域団体が受け皿となって継続していく計画だ。
「土浦ウオーキング・プログラム」に取り組んでいるのは土浦市の中城通り、桜橋、公園ビルの三商店街の計四十七店舗。若手商店主有志による「中城倶楽部」が中心となり、NPO法人「スポーツ健康支援センター」が運営。県の「がんばる商店街支援事業」の補助金を受けた。
仕組みは、プログラムに参加する市民会員が日常生活の中で歩数計を付けて歩き、貯まった累積歩数(マイレージ)に応じて三商店街で使用可能な商品券をもらえる。
昨年十一月にスタートし、期間は今月末までの三カ月間。参加者は一カ月ごとに集計し、一日平均一万歩ならば千円、五千歩なら五百円の商品券がプレゼントされる。
現会員数は四十歳から七十五歳までの百十人。会費千円を支払ってスポーツ健康支援センターから歩数計の貸与を受け、累積歩数データを定期的にセンター事務局でパソコンに入力する。
参加者の榎戸朝子さん(60)は「買い物は歩いていくことが多くなり、筋力も付いた。商品券は普段行かない店でも使ってみたい」と効果を語った。
同センター理事長で喫茶店主でもある古徳洋一さん(45)は「参加者にはとても好評で、健康をキーワードにしたまちづくりのきっかけができた」と喜ぶ。
期間終了後も「総合型地域スポーツクラブ」としてプログラムを継続する考えだ。
運営に携わっている薬局店主の楠英夫さん(52)は「古い商店街は店が減って寂しくなったが、逆に昔の文化や街中の交流の場でもある。いろんな取り組みでアピールできれば」と期待を込める。
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【過去の出来事】
▼2003年 禁止条約発効で自衛隊の対人地雷約100万個の廃棄が終了。 ▼1985年 通信幹線「日本縦貫光ケーブル」が完成し、北海道から九州まで全区間で運用開始。 ▼1982年 東京・赤坂のホテル・ニュージャパンで出火、宿泊客33人が死亡。
【昨年の紙面から】
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