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医師数:地域差が拡大、県が連携協議会設置へ 本格的対策取り組み /群馬

 人口10万人当たりの医師数を県内の10保健医療圏で見ると、最多の前橋圏が最少の太田・館林圏の3倍にも上り、医師数の地域間格差が拡大していることが分かった。県は医師会や病院団体などと医師確保を進める「地域医療連携協議会」の設置を決めており、医師数の地域格差対策に本格的に取り組む方針だ。

 県医務課によると、06年12月末現在の県内の医師数は4216人。うち勤務医は2396人。人口10万人当たり医師数は県全体で全国平均より8・9人少ない208・6人だが、関東1都6県では最多の東京都(282人)に次いで2番目に多い。県内10圏では、前橋圏410人、太田・館林136人。このほかは「150~210人」としている。

 医師不足が指摘される小児科、産婦人科の医師数は医療圏ごとに大差はないと見られるが、佐藤喜治・医師確保対策主監は「総合病院などの中核病院では地域によって両科の医師数に偏在がある。この点について協議会で対策を検討していきたい」としている。【木下訓明】

毎日新聞 2008年3月4日

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