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2008年03月04日(火)

大月中央病院 90病床休止150床に
新年度 経営改善へ職員も減

 大月市の石井由己雄市長は三日、病床利用率が低迷している市立中央病院について、二○○八年度に病床約九十床を休止し、百五十床前後に縮小することを明らかにした。経営改善の一環で、職員も十人程度減らす。また本年度末で満了となる東京女子医科大との関連病院協定については更新する。
 石井市長は、この日開会の三月定例市議会の所信表明で述べた。同病院によると、現在入院が可能なのは常勤医がいる内、外、整形外科の三科で、常勤医は計六人。病床数は一般と療養病床を合わせて二百三十九床ある。
 しかし常勤医不足のため入院患者を受け入れられないケースがあり、病床利用率は○四年度から三年連続で70%を割り込み、本年度(今年一月まで)は41・4%にとどまっている。
 昨年十二月に国が示した公立病院改革ガイドラインは、病床利用率が三年連続で70%未満の公立病院に対し、病床数の削減や診療所への転換などの抜本改革を求めている。
 同市では昨年発足した同病院経営改善検討プロジェクトチームが、患者数、常勤医、診療体制などに応じた病院規模や職員配置適正化について検討してきた。削減する職員は本庁などへ異動する。
 同病院は○八年度、経営改善策として、院内情報システムやコンピューター断層撮影(CT)装置も導入。医療サービスの向上や事務、検査時間の短縮を図る。
 石井市長は「病床や人員のスリム化によって現状に合った経営を目指す」と話している。



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