採用されたのは、徳島市で内科の開業医をしていた増田昌英さん(54)。開業医の後継者がいないことから、「生活を変えたい」と妻と相談し、インターネットで医師を募集していることを知った小菅村に応募。昨年秋から勤務態勢や給与面について村側と交渉してきた。 増田さんは「小菅村は自然に囲まれ、イワナやワサビなどの特産物がとてもおいしく、住民がとても親切」と村の印象を語りながら、「地域に根ざした医療を目指していきたい」としている。 診療は内科と小児科で、平日の午前九時−正午、午後一−五時に行う。 同村では昨年二月末に村診療所の常勤医師が退職し、村民は東京都奥多摩町などの病院への通院を余儀なくされていた。
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