2007-12-18 「岡田斗司夫の遺言」レポート提出 _2
■[岡田斗司夫]「岡田斗司夫の遺言」レポート提出 _2 先日の続きになります。

○daicon4について(その1)
2年後のdaicon4についての解説
・2年間の間に帰ってきたウルトラマンや大日本を制作し、自主映画の作り方を知る。
・自分の考えていることや悩みをぶつける(すなわち情熱を持つことが可能)。
→daicon4は3当時よりも心が先にいっている状況です。
・daicon4は3のリメイクより始まる。当時見た人が勘違いを起こしたとも
2年間の間に絵が上手くなっている。→返すに自分たちは絵が上手くなっている以外になにがあるのか!
→今回のエヴァ新劇場版とダブルるものがある。それしかできないという敗北宣言ともとれる。
・4は当初大プロジェクトであった(当時の周りの期待感も膨大になっている)
・16ミリで25分のビデオを当初予定していた。
○daicon4について(その2)
・daicon3の最後の宇宙船内(全長数百メートル)の話を行う予定であった。
・各部屋ごとのお話。その部屋自体が本当の世界(自分たちのいる)と思い始める。
・sfファンアニメファンがこのままいくと混同していく。(そのこと自身は悪いことではない)
・混同している部屋間にて戦争が始まる。→女の子が宇宙船の先頭に行くにしたがってその世界が混ざりあっていく→最後にたどりつくと新しい星が見える(新しい時代が来る!)
・sf界の閉塞感を表現していこうとした。当初の予定が膨大すぎて頓挫する。
※ここで「ネットという加速装置があるとオタクは滅びていく」とも
○daicon4について(その3) 再度のdaicon4上映から解説
・最初から戦いの世界しかない。
・前回の水から剣(ソード)に変わっている。
・最初の話し合いでなんとかなるかもしれない(実際はそうならない)
・sf大会をやっていること自体が権威となっている。
・(映像内の爆破時に)吹き戻しがある/核爆発特有のものである
・核爆発時のビルの破片が花びらになる。女の子は剣から降りて見ているのみ(部外者)となっている。
・sf大会当日にならないと大会はどうなるのか分からない。
・暴れだすソードは人間関係を表現している。ソードが乱舞する様は破壊から新しいものが発生する様を。
・daiconアニメのフォロワーが出てきたが、テーマがそのにはないから駄目である。
・帰ったきたウルトラマンの監督を降ろしことに庵野はいまでも根に持っているなど。
休憩
「一番遠方から来た人は?」→北海道(!)
「80年代に俺に会ったことのある人は?」→daicon4の東京上映会(九段下会館)に行きました(!!)
という豪物がたくさん。
○帰ってきたウルトラマン(その1)
・元々は庵野と友人の2人がアパートで撮ったものが初代(よって「帰ってきた」ウルトラマンとなる)
・エンターティメントをやろうと/パロディフイルムをやろうとした(得るものはあまりなかったが)
・人間と服以外は紙で作成していた。紙でなんでも表現できるようになるとも
→(追記注 伝説のゼネプロのメーサー殺獣光線車などはここから発展しているのかな?)
・庵野「見てるひとが見たら怒るようなものを作ろう」(核兵器も出したいよね!)
・出演している全員の考え方と投影するものを作成しよう、
○帰ってきたウルトラマン(その2) 実際に映像を見せながら
・いっさい狙わないこと。照れないでやること。その点庵野は偉い蹴りのアクションはダメで撮影が苦労した
・血を流してい倒れているのが先代澤村社長です。(人に歴史ありですねw。)
・人はなにに感動するのか。たとえ本当のことでなくても心の動きが本当であるのではないのか
・クライマックスに素の庵野がウルトラマンで出ても感動できる作品が作れるというチャレンジ精神
→悪ふざけでも感動させることが可能である。(トップもそう)チャレンジ精神!
○愛國戰隊大日本について オープニングを見せながら。
・ナレーションで完璧に発声する庵野。
・メイキングで戦隊員に実演技指導をする庵野。
※ここらへんメモが雑で判読できなかった笑。ああ。でも庵野さんは素敵でした。
○daico4の後に
・制作側は大混乱期になる。路線が2つになる。
1、「山岐之大蛇の逆襲」班。赤井中心(じょじょにプロになっていく)
2、岡田/山賀班。作品の構想をねっている(のみ?)
構想として上がったのが下の2例。
例「大正スターウォーズ」:sfファンがタイムリープで大正時代にいき、その時代にてsfを作成する話
swのない時代に一からスターウォーズを作成する!
例「でかせき(?)巨人」(王立の元ネタ):巨人族の青年がバイトで戦争に参加_小人の協力する話。
巨人のはロボットのコスプレをさせる→相手側には新兵器として見えてします。
・大日本を見て宮さんが声をかけてきた話。
内容としては先祖代々続いているお嬢様(not美少女)を先祖代々守っている執事の話
※ここメモ忘れです。もう少し詳しく話しました。
話を聞いた感想として、
庵野「あれはダメですよ。宮さんはコナンを実写でやりたがっている」
○daico4の後に(その2)BANDAI編?
・赤井vs岡田/山賀チームでのプレゼン大会があり、諸々の結果BANDAIにプレゼンすることに。
・プレゼンする際には全ての否定から始まった。「アニメの様でアニメでなく、日本の様で日本でなく」
・最初は想定予算が2千万から詰めてく際に3億6千万までに膨れ上がる。(最終的には8億)
・渡辺さんが少し少しお金を出す形となる。言い換えると後には引き返せないということ。
→大企業と戦うためにはいろいろあるそうです。
補足:
王立以降はまたまた後日にします。少々の誤字はアレの方向で(笑)
当事者に言わせると全然違っているのかなあ?
先日分に書いてなかったですが、
「岡田さん、本当に面白いイベントありがとうございました!」
daco4完全版
tv版電車男 ※あんまり詳しくないのですが、これでいいのかな?