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■2005年12月27日 週刊サッカーマガジン1059号「サッカー景 5人のオシム」より

お前が一番長く、このチームの中にいるんだろ。それは聞いた。お前はこのチームのすべてを知っているんだろ?何で、このチームは勝てないんだ。お前はここで選手、指導者も経験している。なぜこのチームが勝てないのか分からないお前がいること自体が、ジェフが勝てない理由なんだ。



■2005年12月23日 エルゴラッソ 12/23.24日号「イビツァ・オシム 2005のあとで…」より

今年のJ1は全体として盛り上がったいいシーズンだった。最後まであれだけの僅差で競ったことはレベルが上がっていることの証明でもあるし、各チームに大きな経験を与えただろう。プレミアやセリエA、リーガなどに個性があるようにJリーグとはこういうリーグだという方向を示せたのではないか。そして王座には最も相応しいチームが就いた。1シーズンで87得点を取ったG大阪が戴冠したことは賞賛すべきだ。失点の多さをくさすのはまったくナンセンスだ。



■2005年12月22日 BSジャパン サッカーTVワイドより

クリスマスも近いですが、まずクリスマス以前に実際ヨーロッパでは長い間ちょっとした戦争が起こっていました。例えばそれがアフリカでも起こっていて、クリスマスから子供達はすごく離れた存在にあった。もちろんクリスマスが出来る環境であって欲しい。そして日本に生まれたということは、戦争から今はかけ離れている。それはすごくすばらしいことですし、ある意味運をもっていたということもあるでしょう。おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんに見守られて日本でサッカーをしていて、将来的にサッカー選手になれる子どもたちもいるでしょう。そうじゃない子どもたちもいるかもしれないけれど、みんなが幸せであってほしい。



■2005年12月10日 C大阪戦後の監督会見より

残念なのは、セレッソの選手たちはリーグ優勝を逃して、その悔しい気持ちを今日の試合にぶつけ、すごく気迫のあるプレーをしていた。それに対し、うちの選手はすでにオフに入っているかのような選手たちが何人かいた。そこがすごく残念。プロの選手なのだから、最後まで戦うべきだ。ただ、うちの話とは別に、セレッソはよく戦い、気持ちを持って戦った。体も強く、速いプレーも実践した。内容的にもセレッソはよかったと思う。とにかく、ここまで足を運んでくれたサポーターのみなさんに、残念で申し訳ない気持ちだけど。もし、私がこのチームに残るとしたら、何が足りないのかということを、今日の試合を通していえるだろうし、また、今日の試合を見てもらっていれば、それをいう必要もないと思っている。みなさんは、本当のジェフを今まで見ていなかったのかもしれない。



■2005年12月3日 名古屋戦後の監督会見より「来季のビジョンについて」

まず、私が続けるかどうかは重要ではない。一つは現場だけがビジョンを掲げるのは簡単だが、その前にクラブ全体がビジョンを持たないといけない。ジェフは各ポジションに質のある選手が足りない。もし、質のある選手を連れてこれたとしたら、今季の経験を生かして一から考えるべきだろう。あるいは、いい選手を11人そろえられたとしても、レギュラークラスの選手と競争するプレーヤーも必要。(中略)この3年間、私の話をこうやって聞いていただいで、皆さんに感謝している。すごく残念なのは、私が成功できなかったことだ。選手たちにも残念だと思っている。ただ、そういうこともサポーターには理解してほしい。こういうことで、みんなが何かを学んでくれたらいい。人生の中でそういうことを何とか成し遂げて、祝福するということが大事なのだ。



■2005年12月2日 毎日新聞

「たなぼた」という言葉は、母国にはない。ぼたもちが五つ見つかっても、優勝は難しいだろう。5試合の結果がかみ合わないといけないのだから。可能性があることは知っている。しかし、私は現実を見て話をしている。



■2005年11月26日 G大阪戦後の監督会見より

今日の試合がどうだったとかは、正直どうでもいい。個人的な気持ちだが、今日の試合にウチは勝ったものの、遅すぎた。今まで勝てる試合を取りこぼしていなければ、今日の勝利を喜ぶことができるだろうが…。逆に、ガンバはリーグを通じていいプレーをしてきた。ウチがガンバに勝ったことで、優勝の可能性をつぶしてしまったかもしれないという悲しみがある。ウチ、そしてガンバ、両者のためにならない現実だ。笑っている人もいたが、決して笑いごとではなく、今日の勝利は悲しみだ。そのような視点で私は見ている。試合前に音楽をならしていたが、それはどうだったのだろうか。選手の耳に届いたのだろうか。しかし、それでも人生は続いていく。



■2005年11月25日 月刊プレイボーイ 「PLAYBOY INTERVIEW」より3

結局、結果を出したいい監督だからといって、別のチームに連れてきても同じように力を発揮するとは限らないわけです。例えば、私はアリーゴ・サッキがいる時のACミランの練習を見に行ったことがある。アーセン・ベンゲルのいる時のアーセナルの練習も見に行ったこともある。いろんな方法で、違うレパートリーでやっている。参考にはなる。しかし、アーセナルの練習を見たからといって、アンリと巻を比べることなんてできないでしょう。向こうでできたことが、ここでできるとは限らないわけです。それぞれの場所でやっていることなのです。重要なのは自分の所にいる選手が何ができるかということを見ることなのです。



■2005年11月25日 月刊プレイボーイ 「PLAYBOY INTERVIEW」より2

トルシエはトルシエの、ジーコはジーコの代表を作るわけで、誰かが同じ流れを継ぐためにトルシエのイミテーションをしたって意味がない。トルシエは規律規律で、ジーコは自由を与えているように言われているけれど、うわべはそう見えても実際はそんなことはない。ジーコのチームも規律を守って選手を抑えている部分もある。私は個人的にトルシエがどんな仕事をしたか知りませんが、トルシエよりもジーコの方が大きな仕事をしたと思いますよ。それは単純にW杯の予選を通過したという意味でね。2002年は(W杯出場が)決まっていたわけだから。トルシエはトルシエでいい監督だと思いますが、タイプが違うわけですから。一つのことをやっているからといって、それをずっと続ける必要はないでしょう。だったら監督が代わる意味はない。ジェフ千葉はジェフ千葉で、浦和をコピーする必要はない。横浜をコピーする必要もない。自分たちの方法でやっているわけですから。



■2005年11月25日 月刊プレイボーイ 「PLAYBOY INTERVIEW」より1

私は心のどこかでまだ、友愛と共存を信じていたかった。サッカーとサラエボの両方への思いの中で気持ちは揺れていましたが、他にもう手の打ちようがないと思った時に身を引くことを決意しました。戦争の始まる数週間前に、サラエボで代表の最後の親善試合を行いました。あの時は満員のスタジアムでサポーターから近年にないものすごく熱い応援をもらった。今までにない平和なムードに驚くほどでした。今、思えば、それは多民族が平和に共存する国家への最後のラブコールだったのではないかと思います。平和を求めるあの時の人々の柔和な表情を私は忘れることができない。



■2005年11月23日 浦和戦後の監督会見より「羽生に代えて工藤を入れた意図は?」

羽生がグラウンドで死なないためだよ。何とか彼の生命を救うことができたと思う。



■2005年11月23日 浦和戦後の監督会見より

ことわざにもあるが、こぼれたミルクは元には戻らない。ウチは勝ち点を失ってきているから仕方がない。全員、自分たちの力を信じ切れなかったわけで、それは終わったことだ。列車は行ってしまったのだ。ただ、こういった経験を覚えておき、ミスを繰り返さないことが大事。逆に、同じミスを繰り返すようなら次のシーズンは難しいだろう。(中略)優勝うんぬんではなく、やれることを全力でやるだけだ。電車は行ってしまった。私たちは駅に着いたのが遅かった。



■2005年11月20日 東京戦後の監督会見より

観客やサポーターはジェフに期待しているが、実際は上にも下にも行けないという一番よくない状態にある。ナビスコカップで優勝し、あとはリーグ戦で落ちなければいいという考え方はいらない。特に、若い選手はもっと上を目指さないといけない。できることをやるのは問題ないが、できないことのミスを繰り返すのが問題なのだ。以前のジェフは、アントラーズやジュビロ、マリノスといった強豪と引き分ければよかった。しかし、今は逆の立場になっている。そういう状況だとしても、先に進むことが必要。たとえジェフよりビッグチームだとしても、コンプレックスを捨てて前進しなければいけない。自分たちを信じられないなら終わり。監督にも同じことがいえるわけで、前へ進むのが無理ならやめるしかない。(中略)ナビスコカップ優勝で多くの花束が届いたが、それはすでに枯れた。ナビスコカップ優勝は終わったことなのだ。



■2005年11月11日 UNITED N0.129 「イビチャ・オシム単独インタビュー」より2

タイトルに満足しないことが重要だ。もし、この優勝で満足してしまうようなら、逆に今日は勝たないほうがよかったかもしれない。さらに上を狙っていくにはどうしたらいいか、みんなで考えていかなければならない。



■2005年11月11日 UNITED N0.129 「イビチャ・オシム単独インタビュー」より1

私もビックリした。ほとんどの部分で集中してプレーしていたし、それは成長という言葉に置き換えられるだろう。人生も同じだが、常にいいプレーができるとはかぎらない。必ずミスはついて回る。そのような状況下に置かれたときでも、いかに賢くプレーするかが大事なのだ。以前はそれがうまくいかずに、ことごとく大事な試合を落としてきた。今日はうまくいったが、問題はこれを続けられるかだろう。



■2005年11月9日 甲府戦後の監督会見より「負けている状態での結城選手投入について」

論理的には見えない交代かもしれないが、意味のある交代だ。負けているときにディフェンスを入れるという交代は、確かに論理的には見えないだろう。もちろん、ディフェンスを強化した。結城が入ることによって、相手の3トップに対してジェフのストッパー3人がそのままつくことができるという意図だった。それによって坂本が前に押し上げられて、そのぶん阿部やイリアンも前に行くのが可能になった。もちろん、それしか方法がなかったわけではないが、相手の3トップに対して3ストッパー、そして中盤に5人いる形を取ったわけだ。ウチの選手は賢いので、そういったことに対応できる。論理的に見えないことだったら、あそこで巻を外したのもそうでしょうね。二つの論理的でない交代が実は論理的だったのだ。



■2005年11月5日 G大阪戦後の監督会見より

ジェフはリーグ戦で6,000〜7,000人の観客動員で、ガンバも15,000人というところでしょうか。ところが、今日は国立競技場がほぼ満員になった。サッカーが好きな人が訪れたという意味で、このナビスコカップも非常に重要な役割を担っていると思う。来られた皆さんが満足したかどうかは別として、ジェフでもガンバでもない観客が来た。皆さん、警察に先導されてやって来たわけではないでしょうから。



■2005年11月5日 2005Jリーグヤマザキナビスコカップ公式プログラムより

決勝トーナメントに入っても、誰もがジュビロ磐田に、そして浦和レッズに勝つとは思っていなかったでしょう。私たちは偶然、ここに来たわけではなくて、その中でしっかりと勝ってここまで来たわけです。決勝の舞台に来たことだけでも、何かを成し遂げたのではないだろうか。



■2005年10月29日 大分戦後の監督会見より

トリニータはうちとの試合がコンプレックスになっているかもしれない。そうは言っても本当にすごくいい試合で、どちらに転んでもおかしくない試合だった。トリニータはすごく大きなことを今までに成し遂げたと思う。トリニータに私が期待することは、今日、一歩下がったが、また次に、二歩、三歩前に進んでほしいと思うし、人生はそうあるべきだ。



■2005年10月22日 神戸戦後の監督会見より「次節大分戦について」

トリニータの試合をほとんど見ているが、選手が自信を持って戦っているのが大きい。前からいる選手に新しい選手が加わったが、とにかくチーム全体で自信を持っている。「飛びかけた飛行機は、最初がよければ勢いよくそのまま飛び続ける」ということわざがある。今、トリニータは勢いがついた状態だと思う。ただ、どんなチームでも全力で戦うことが大事であり、一人前になったと思った時点で足元をすくわれるもの。どんなチームでもね。



■2005年10月16日 横浜戦後の監督会見より

こんな状態なら、何も成し遂げられないと話した。犯したミスを考慮して、次に同じミスをしないように習慣づけていかなければならない。もちろん、ミスを繰り返す選手を外せるなら発展は早いが、正直、ウチは選手を買ってこれるようなチームではない。だから、ミスを犯さないように練習するしかない。
  ただし、これは選手の批判ではないし、これからも批判するつもりはない。実際、選手はすごくいいプレーをした。何かがうまくいかなければ、当然、それは監督のせい。それを大前提で話しているし、常に私自身も自問自答している。すごくいいテーマだよ(笑)。



■2005年10月16日 UNITED フクアリオープン特別号「サッカーは宗教、スタジアムは教会だ」より2

サポーターの皆さんに分かってほしいのは、サッカーというのは人生と同じであって、必ずしも自分の思った方向に物事が動くとはかぎらない。勝つこともあれば負けることもあるのだ。勝ちだけを望むサポーターであってほしくない。このフクアリで、ジェフの新しい文化が生まれることを期待している。



■2005年10月16日 UNITED フクアリオープン特別号「サッカーは宗教、スタジアムは教会だ」より1

日本は裕福な国だし、逆に貧しい国もある。しかし、環境の違いはあっても、スタジアムに来れば自分が大声を出して熱狂できるものがある。特に、近代サッカーというものは自分の生活の次に大事な要素になりつつある。 だからこそ監督やスタッフ、スポンサー、そして観客と、チームにかかわっている人間が一体にならなければならない。そういう意味で私にとってはサッカーが宗教であり、スタジアムが教会なのかもしれない。世界中に有名な教会があって人々がそこに集まるけれど、その数よりも有名なスタジアムのほうが知られているんじゃないだろうか。



■2005年10月5日 浦和戦後の監督会見より

ハーフタイムには選手たちを怒鳴ったが、常に怒鳴ることがいい結果をもたらすとは思ってないが、今日の場合に限っては、運もあって、怒鳴ることで選手たちがポジティブな反応を示してくれた。



■2005年10月1日 鹿島戦後の監督会見より「羽生選手の交代について」

羽生がグラウンドで死なないためだよ。



■2005年9月24日 清水戦後の監督会見より「市原臨海での思い出は」の問いに

いいスタジアムだと思う。ただ、サッカーをやるスタジアムとしていえば、グラウンドと選手が近いのが大事になる。そういう意味で、ここはちょっと離れているのが残念だ。ただ、ジェフを支えているのはサポーターであり、ここにくるたびにそう思っていた。今度は蘇我に移るわけだが、そこでスタジアムが満員になるかが大事。決して流れの中だけで満員にするのではなく、魅力的なサッカーをして、ジェフのサポーターだけではなくサッカーが好きな人でいっぱいになればいいと思う。そういう意味で、これからジェフに携わる全員でスタジアムを満員にしなければならない。



■2005年9月24日 清水戦後の監督会見より「手を骨折した巻選手の起用について」

骨折したら試合に出てはいけないのかい。何なら骨折したことにメダルでもあげようか(笑)。



■2005年9月11日 東京V戦後の監督会見より「林選手のフル出場について」

世界の奇跡だね。ウチが成し遂げた最高のことだとも思うよ。監督として鼻が高い。とにかく、彼ができるということを見てもらえたと思う。あれだけ走っても、サッカーの試合では死なないということもね。でも、歩けなくなるかもしれないけど。これで20分とか30分の選手といわれないんじゃないか。



■2005年9月6日 週刊サッカーマガジン1043(9/20)号 「逆転 名将が語るメンタリティ」より4

メンタリティーというものは、勝った、負けたで、落ちたり上がっていくようじゃダメ。自分がずっと暮らしていく、毎日戦っていく中で、いつも持ち続けていなければいけない。



■2005年9月6日 週刊サッカーマガジン1043(9/20)号 「逆転 名将が語るメンタリティ」より3

人間というのは本質的に一般階級から抜け出したい、上に行きたい、という気持ちがある。それを実現しかけているのだから、その分もっとやってやろうという気持ちがあって当然だ。それがいまいる立場を「逆転」することでもある。 試合に負けた後、ロッカーに戻ると、みんな帰る準備をしていて、誰も言い合ったり、負けたことに対して話し合う人間がいない。結局監督が言うしかない。誰かがミスした人間に文句を言うとか、そういうことがまったくない。オレは負けたときは寝られないし、買い物に行ったりなんかできない!オレはこのチームを一つ上に上げるためにやっている、それをやっている選手がついてこなければしょうがない。



■2005年9月6日 週刊サッカーマガジン1043(9/20)号 「逆転 名将が語るメンタリティ」より2

ジェフの監督になって3年目だが、それまで中位で甘んじてきたチーム。それなら下で降格争いをしたり、2部に落ちていた方が、自分たちがやるべきだという気持ちになっていたかもしれない。ちょっとしたことで満足してしまうというメンタリティーがある。中間順位で上でもなく、下でもなく、穏やかな人生で、それにはまっている選手が多い。この市原という町もそうです。6位で上に行こうとしていて、ナビスコでも準決勝に進んでいるのに観客は3000人。チームも環境も、この町にJリーグのチームがあることで満足している。それじゃ意味がない。私はそれじゃ満足できない。
何を成し遂げるかが大事で、チームの挑戦が大事なんです。だれか有名な選手がいるとか、そういうことではなく、成し遂げようという勇気を選手も、町の人も持たないと。何度もチャンスがあるのに、そこで誰かがやろうとする、お金を投入するとか、何かをやらないと成し遂げられない。ただ周りは、選手はプレミアをもらっていい車に乗って満足していたり、私は個人的に何かを成し遂げたいと奮闘しているが、ついてくる環境が周りにない。



■2005年9月6日 週刊サッカーマガジン1043(9/20)号 「逆転 名将が語るメンタリティ」より1

でも実際に選手が何かを学ぶなら、勝ったときより負けたとき、敗北から学ぶことが本当に大きい。勝つことからは学べないことがある。ここ何試合かいい試合をしていたが、負けから学ぶことがある。



■2005年9月3日 広島戦後の監督会見より

例えば、チェルシーやレアルみたいにエキスパートがいれば問題ないが、、ウチはそうではない。だから、一つのチームの中でポジションを変えて対応することが要求される。もう一つ大事なのは、どんなシステムであろうとウチの選手がしっかり対応できるようになることだ。



■2005年8月31日 浦和戦後の監督会見より

ジェフが攻めない間に、相手がブーイングをする。それは、ホームチームが、相手チームが負けているということ。そのままのプレーでいいのに、うちの選手は、前へ蹴ってしまった。そういう意味では経験の少なさが出たといっていいだろう。相手チームのサポーターにブーイングされたら、ブーイングされるプレーを続けるべきだ。そのブーイングに合わせて、うちはボールを前に蹴ってしまった。自分たちのやりたいプレーをするよりも、相手とって、よりイヤなプレーをすることが大事だ。



■2005年8月27日 新潟戦 ハーフタイムコメント

戦っているが、アイデアがない。何かをやろうとしなければ何も変わらない。



■2005年8月27日 新潟戦前 ミーティングにて

大事なのは、相手にとって怖いプレーをみせること。プレーしている選手はみなが強い気持ちでゲームに臨むこと。それで相手のサポーターが自分たちにとって味方にできることもあるはず。よく考えてゲームに臨もう!



■2005年8月24日 C大阪戦前 ミーティングにて

今、どのチームも疲れている。そんなときだからこそ勝ちたいという強い気持ちを持つものが勝利できるもの。



■2005年8月21日 柏戦終了後の監督会見にて

疲れていて神経質になっているときこそ、自分をコントロールすることが大事なのだ。今、彼の人生は一気に変わっている。彼自身も一生懸命やっているが、もう一回り大きくなるためには、プレーだけではなく人としてのふるまいなど、すべての面で頑張っていく必要があると思う。



■2005年8月21日 柏戦前 ミーティングにて

ここでいろんな事を伝えることはできるが、結局プレーするのは君たち。今からどんな状況にも対応できるよう準備(心の)をしていこう。
相手を必要以上に恐れないように!恐れていたって人生は続くもの。ボールが1つしかないのは、いつもと同じ。とにかくかしこくプレーできるかにかかっている。



■2005年8月13日 マリオ、ストヤノフが抜けたが、そのことについて試合前に何か話をしたのかという質問に対して

試合の前に、外国人が抜けているという話をすることは、試合に出ている選手を信じていないということになる。だから、試合前には外国人選手に関しては何もいってない。そんな話をしたら、逆に、試合に負けたときに、それが原因だったといいわけになってしまうからね。



■2005年8月13日 磐田戦後の監督会見より

今日一番のインフォメーションは、試合に出て、しっかりとプレーできるジェフの選手は10人だけではないということ。多くの観客、多くの人たちがそれを理解したと思う。今日、普段はレギュラーではないのに、試合に出て、レギュラーと同じようにプレーできた選手がたくさんいた。具体的にいえば6人のレギュラーが抜けていた。今日、6人がいない中で勝ったので、今後どうするかが問題だ。



■2005年8月13日 磐田戦前 ミーティングにて

相手はボールを動かせるチームだが、我々も同じ!動かせるのだから強い気持ちでボールを動かそう
アグレッシブにやらなくてはいけない。何故なら1点のビハインドしかないのだから、引いて守るわけにはいかない。うちはうちのサッカーをするだけのこと!気持ちで負けるようなことは絶対にしないでくれ!
心理的な動きというものは必ずあるもの。だからこそ、そこで落ち着いてプレーすることが重要になってくる。自分たちの方が強い気持ちをもてれば、落ち着いてプレーすることが出来るだろう。いつものような気持ちでいつものようにプレーする。冷静に!!
初心に戻ろう。走ることを忘れるな!走ることの出来ない選手は、ボールを受けたくないから隠れているのと同じ。気持ちで負けているという事。走るというものはそういうものだ!!



■2005年8月6日 磐田戦後の監督会見より

(記者会見を終えて)
もう質問がないということは、皆さん、試合に満足していただいているということですね。
(さらに去り際に)
このように質問が少ないときは、いい試合か最悪の試合ということです(笑)。



■2005年7月18日 大宮戦後の監督会見より

前に答えましたが、今、ジェフはいるべき順位にいると思う。ただ、こういうことを答えるのは非常に難しいもの。日本のサッカーファンがジェフというチームをどう見ているのか、そしてチームが何を目的としているのか。ただ、ジェフの戦力を周りのクラブと比較してみればわかるはず。多くの人は「もっと上にいてもいいのでは」と質問するが、18チームのなかで上位にいけるチームは限られている。そして、18チームの中にはいろんなクラブがあって、上にいなければいけないチームもあれば、J1にとどまるだけで成功というチームもある。客観的に見ることも必要ですよ。レッズやマリノスと違い、ジェフには日本代表が一人もいない。そのマリノスに前節では最後の瞬間にやられたが、逆にいえば昨年のチャンピオンに最後で負けたということ。なぜそれが許されないのか。



■2005年7月13日 横浜戦後の監督会見より

今日、ゴールを奪われたシチュエーションは、ディフェンスのせいではなく、その一つ前、中盤からやられている部分だ。その中盤のミスによって、やられた点だから。それに、最後はディフェンダーが対応して点を取られるわけだから、ディフェンダーのミスように見えるが、実際はそうではない。そう見えている人がどれだけいるかわからないが、今日の問題は中盤だった。あと、もう一ついえば、実際の問題はさらにその前。うちの2トップが今回は何もできていなかった。今日はディフェンスの選手を批判するのは正しくないと思う。



■2005年7月9日 新潟戦後の監督会見より「新潟はベテランが多いから後半勝負という目算もあった?」の問いに

何をもって年を取っているというのか。ひと昔前なら28歳の選手がそういわれたかもしれないが、時代は変わった。現代の強いチームというのは、総じて平均年齢が高いものだ。若い選手というのは何かを成し遂げようという野心をもっている半面、何かをぶち壊してしまう危険がある。ときとして確実性に欠けるのだ。現に、負けはしたがアルビレックスが二度リードしたわけで、ウチは若さから先に点を取られてしまう。逆に、ウチがあのような年代でチームを作りたいと考えているよ。



■2005年7月8日 UNITED No.125 特別インタビューより

監督は観客ではない。観客とは違う視点で試合を見ている。選手たちもそれを知るべきだ。新聞記者がいいプレーだと書き立てたり、観客が拍手しても、監督は別の視点から見ている。
正直、記者の皆さんやサポーターといった第三者的な立場の人は、監督よりも物事を正しく見ているのかもしれない。なぜなら観客席の上のほうから見ているのと違い、私はベンチで平面で見ているだけだからね。だけど、監督のほうが正しいというときもあるということを覚えておいてほしい。



■2005年7月2日 神戸戦後の監督会見「今日の試合は屋根を開けてやるべきだということですか?」の問いに

それは当然。もともと開けたほうがいいと思うし、今の季節の状態からして、湿気がこもってしまう。普通の人でさえも湿気で汗をかくような状態で、選手たちはさらに走っているわけだから、その湿気で集中できない部分もあった。私が思うに、ヴィッセルがここでわざと屋根を閉めて湿気のある状態で練習してきたとは思えない。そういう意味ではジェフにとってもヴィッセルにとってもハンディキャップになった。



■2005年6月4日 大分戦 ハーフタイムコメント

何もしていないし、何もしようとしていない。何かをやろうとしなければ、何も起こらない。



■2005年6月4日 大分戦前 ミーティングにて

昨日、ワールドカップ予選を日本が戦ったが、まだここにいる選手にはワールドカップに出るチャンスがある。今、日本代表にいる選手よりうちの選手が劣っているとは思わない。ただし、そのチャンスをつかむためにピッチで見せるしかない。その事を常に意識してプレーしよう。それが君たちにとってサッカーをしている意味になるだろう。



■2005年6月4日 大分戦前 ミーティングにて

攻めと守りは紙一重ということ。常に両方を考えなくてはいけない。



■2005年5月28日 柏戦前 ミーティングにて

練習でできなかったことがゲームで出来るようになるはずがない。人生も同じ。日々の生活でのことが重要なときに必ず出てしまうもの!



■2005年5月21日 F東京戦前 ミーティングにて

選手というのは、同じプレーをするものなんて1人もいない。だから戦術が存在するのだ。同じ選手ばかりなら戦術なんて必要ない。選手の良い部分を最大限延ばし、欠点を補うために戦術とは必要なもの。



■2005年5月20日 スポニチプラス スポニチ五つ星オシム監督インタビューより

今回、日本が本大会に出場できるかどうかは凄く大きい。出場すれば日本はこの10年間高いレベルを持ちつづけたという証明になる。ジーコ監督はオリジナルな道を行っていると思う。すべての責任を背負ってやっている。Jリーグの監督は尊敬の念を持って彼を後押しすることが大切だ。



■2005年5月10日 サッカー批評issue27「オシムサッカーに魅せられる理由」より

目指しているのはトータルフットボールだ。(中略)ただしそれは永遠に実現されないが。
ボールを動かせるサッカーが理想だ。(中略)毎回、キック&ラッシュするわけにもいかないのでね。



■2005年5月10日 サッカーダイジェストNo.783 イビチャ・オシム攻めの美学 その真髄より3

攻撃的ないいサッカーをしようとする。それはいい家を建てようとするのと同じ意味。ただ、それを壊すのは簡単です。戦術的なファウルをしたり、引いて守ったりして、相手のいいプレーをブチ壊せばいい。作り上げる、つまり攻めることは難しい。でもね、作り上げることのほうがいい人生でしょう。そう思いませんか?



■2005年5月10日 サッカーダイジェストNo.783 イビチャ・オシム攻めの美学 その真髄より2

すべての監督が大きなプレッシャーを感じている。ほとんどの人たちが、試合の内容よりも結果に注目しているわけだからね。やはりチームが負けないサッカーを彼らは選択していくだろう。ただそういうことを続けていたら、残念ながらいい内容の試合は展開されないでしょうね。



■2005年5月10日 サッカーダイジェストNo.783 イビチャ・オシム攻めの美学 その真髄より1

私が思考するのは、観客やサポーターは一体何を望んでいるのか、そして何が目的なのかということだ。サッカーとは攻撃と守備から成り立っているもの。その要素のなかでいろいろな方法論をとることができるが、私としては、いる選手にやれる最大限のことを求めて、魅力的なサッカーを展開したいと考えている。



■2005年5月4日 広島戦終了後の監督会見にて(質問に対するコメントの中から)

チームとはシーズンを通して成長していくものなのだ。すべての監督が上を目指しているが、上とはそんなにスペースがないもの。



■2005年5月4日 広島戦 ハーフタイムコメント

プレーが遅い。疲れているのはわかるが相手も同じ。走りすぎても死なない。



■2005年5月4日 広島戦前 ミーティングにて

疲労している時こそ、賢くプレーしよう。時には引いて守る時も必要だろう。ただホームゲームなのだから攻めて勝たなくてはダメ。行くときはリスクを犯してプレーしよう。



■2005年5月1日 川崎戦前 ミーティングにて

どこで何が起こるかわからないもの!人生とはいつも危険と隣合わせだ。サッカーも同じだ。



■2005年4月28日 G大阪戦終了後の監督会見にて(質問に対するコメントの中から)

攻撃というものは、攻めやすいところから攻めるもの。それは見ていればわかるだろう。



■2005年4月28日 G大阪戦終了後の監督会見にて(質問に対するコメントの中から)

勝ったことで選手がプロ意識を持てたのではないか。サッカーは遊びではない。選手にとっては義務であり、観客、スポンサー、そして自分たちのためにもベストのプレーをしなければならない。



■2005年4月28日 G大阪戦終了後の監督会見にて

今日は選手が非常に規律よく戦っていた。たぶん、チェルシーとリバプールの試合を見たんでしょう。マネしていましたね(笑)。



■2005年4月28日 G大阪戦前 ミーティングにて

勝とうという気持ちが山をも動かすことも出来るってことをこのゲームで見せて欲しい。



■2005年4月23日 清水戦前 ミーティングにて

まず自分たちを信じ、そして相手を尊敬すること。だが相手を恐れてはいけない。



■2005年4月20日 EL GOLAZO4/20,21号 オシムの必然より

サッカーに最も必要なのはアイデアだ。アイデアの無い人ももちろんサッカーはできるが、サッカー選手にはなれない。



■2005年4月16日 鹿島戦終了後の監督会見にて

水というものはコップが割れるまではちゃんと入っているもの。ただ、私たちがグラスを割ったのではないと思っている。退場するまではそれなりのサッカーができていたし、いいプレーだった。



■2005年4月16日 鹿島戦前 ミーティングにて

今からピッチで起こりうることを想定しよう。今からできたら、ピッチでプレーすることが容易になるからだ。



■2005年4月13日 開幕5試合を振りかえって

実際に、チームが変わっているのは事実。ジェフは毎年、選手を変えるようなチームではない。そういう意味ではチームに長く残っている選手が経験を持ち、そして成長していくようなチームだと思っている。このチームは毎年、いい選手を買ってくるようなチームではない。当然、長い間選手が一緒に戦って、一緒に食事をして、一緒に寝ていれば、団結が生まれるようなもの。そこは残していかなければいけない部分だ。ジェフは日本のリーグでは珍しくその形を取っているチームといえるだろう。それしか方法がないんだけどね。



■2005年4月13日 磐田戦終了後の監督会見にて

半分は冗談で半分は本気だが、ジュビロは世界でも一番のグラウンドを持っている。うちの選手たちはきれいなグラウンドに入ったときにすごくよろこんでいつもより走って、いつもよりいいプレーができたのかもしれない。ちょっとした冗談だけどね。ただそこには真実が隠れている。私はもう60歳を越えているが、こういうグラウンドでだったら、プレーしたいと思うよ。



■2005年4月13日 磐田戦前 ミーティングにて

DFは集中できずにピッチで寝るのなら、ホテルに残って寝ていてくれ!それくらい目を覚ましてやっていかないと今日の試合は難しい。

我々は磐田まで遠足に来た訳ではない。もし負けるようなことがあっても自分たちの出来ることをすることで我々のプレーを見せよう。やることをやってもし負けるのなら胸をはって帰れるはずだ。



■2005年3月19日 大分戦終了後 監督会見にて

ときには内容がよくなくても勝つ試合がある。サッカーにはよくあることだ。結局、ジェフは内容がよくなかったが、試合には勝った。ただ、サッカーには偶然はないと思っている。勝つには勝つ理由がある。逆に、いい試合内容でも負けることはある。今回の試合は内容が悪かったというよりも、効率的な動きができなかった。

最初のような状態では、3日試合しても点が入らないだろうと思っていた。ただ、最終的にはそういったプレーを続けていたにもかかわらず3点を取った。ということは、監督がすべてを知ることはできないということだ。



■2005年3月12日 柏戦終了後 監督会見にて

もう少しいいプレーができたかもしれないし、悪い結果になったかもしれない。それはともかく、あのように2点を失ったのが残念でならない。ただ、ちばぎんカップに比べていいプレーができたのは前進だと思う。

選手は走って頑張っている。当たり負けはしてはいるものの、それはある意味仕方がないこと。もう少しエレガントなプレーができればいいが、まだまだ時間がかかるだろう。




■2005年3月5日 名古屋戦終了後 監督会見にて

それだけリードされていたことは事実だとしても、0-2というほど一方的な試合内容ではありませんでした。ウチの選手はしっかりと走れたと思います。その走りが最後まで続けられれば、なんとかなるだろうと思っていたし、結果的にそうなりました。



■2005年3月3日 日本経済新聞朝刊「Jリーグ 挑む監督3」より

夢ばかり見て後で現実に打ちのめされるより、現実を見据え、現実を徐々に良くしていくことを考えるべきだろう?



■2005年3月3日 日本経済新聞朝刊「Jリーグ 挑む監督3」より

ビッグクラブはベンチ組が騒ぎを起こす可能性があるが、ジェフはそんな心配もできない。



■2005年3月3日 日本経済新聞朝刊「Jリーグ 挑む監督3」より

体重の軽いジェフの選手が中沢(横浜M)を上回るには接触プレーを避け、とにかく走って打開するしかない。(ボランチの)佐藤の攻め上がりが読まれた今季は阿部も、他の選手も攻めに出ないと。エネルギーはいるけどね。



■2005年2月28日 J'sGoal2005プレシーズン練習レポートより

ジェフというチームを応援することは、たとえば他のビッグクラブを応援するのとはわけが違って、すごくたいへんなことだと思います。それをしている人たちですから、ものすごく質が高い人たちだと思います。ただ選手は、そのサポーターたちが試合をするのではないということを理解するべきです。



■2005年2月27日 2005ジェフユナイテッドオフィシャルイヤーブックより

とにかく、ここ(ジェフ)には一緒にやってきた人たちとのいろんな交流があり、積み上げてきたものがあります。だからこそ、私はここで監督を続けることを決めたのです。



■2005年2月27日 2005ジェフユナイテッドオフィシャルイヤーブックより

コーチが変わっても、やることは変わりません。ジェフはジェフです。監督、選手、コーチが変わっても、「ジェフ」というチームは続いていきます。誰がいなくなっても、ジェフは続きます。たとえスポンサーが撤退しても、サポーターが残っています。みんなで話し合ってジェフは続いていくでしょう。



■2005年2月27日 2005ジェフユナイテッドオフィシャルイヤーブックより

サッカーはひとりの人間がすべてを知っていることはあり得ません。他人の意見も尊重するべきです。その意見が良くても悪くても、尊重するべきです。他人の意見を聞けないような人間は、必要ありません。人間は他人を尊重できるという面で、ロバよりは優れているでしょう。



■2005年2月22日 サッカーマガジン3/8号No.1015より

阿部のようにサッカー選手としての質を持っている人間は、自分が成功する、そしてチームを成功させるというビジョン、野心を持たなくてはいけない。自分も動きながら、チームのために犠牲になるプレーをしなければいけない。(中略)偶然、彼がキャプテンなわけではありません。阿部には、自ら身をもって周囲に示すべきことがあるのです。



■2005年2月22日 サッカーマガジン3/8号No.1015より

昨年のレギュラー5人が抜けてしまって、それをどう埋めるかを考えているところです。(中略)村井がいなくてもジェフは続くわけで、村井がいないからといってジェフが変わるわけではありません。私にとっては終わった話で、村井の話をする必要はありません。私にとって重要なのは、いまここにいる選手たちの話をすることなのです。



■2005年2月20日 ちばぎんカップ終了後 監督会見にて

試合というのは、強い気持ちを持ったほうが勝つ。ジェフも気持ちは強かったが、一つのプレーで入れられてしまった。このまま3日間試合を続けても、あるいは1週間続けても、レイソルのゴールネットを揺るがすことはできなかっただろう。



■2005年2月6日発行 『UNITED』120号より

もちろん、こういうシチュエーションで監督を引き受けるのはリスクがあります。でも、私は失うものがない。私は自分がやれることをやりに日本に来ているのです。お金にも興味はありませんし、うまくいかなかったら帰るだけ。この2年間、そう思って戦ってきました。



■2005年2月1日 朝日新聞朝刊「オシムの提言」より

サッカーは戦争ではない。政治がスポーツに悪影響を及ぼさないことを、強く願う。



■2005年2月1日 朝日新聞朝刊「オシムの提言」より

私にとってサッカーは人生だ。サッカーは終わりがなく、新しい道を突き進む。だから「サッカーとはこういうもの」と発展を妨げる「壁」は作らない。心がけているのは、その点だ。



■2005年1月25日 朝日新聞朝刊「オシムの提言」より

厳しいシーズンになるが、何かを成し遂げられると信じたい。もし、うまくいかなければ、私は去るだけだ。



■2005年1月25日 朝日新聞朝刊「オシムの提言」より

市原に優勝を期待する人には、その根拠を聞きたい。戦力、財政力、観客数……。どれか一つでも日本一のものがあるだろうか?



■2005年1月25日 朝日新聞朝刊「オシムの提言」より

最後の最後まで監督を続けるかどうかで、悩んだ。欧州はシーズン途中で、今から指揮を執るのは難しい。監督引退も頭をよぎったが、やれることをやってみようと決めた。



■2005年1月21日 新体制・新加入選手発表記者会見にて

今シーズンもやはり厳しいものになると思っています。ただ、自分のチームを信じていないというわけではありません。やれることを全力でやるだけです。(中略)厳しいシーズンになりますけれど、何か成し遂げられることを信じてマイクをおきます。今のジェフの状況は、説明しなくてもみなさんサッカーに携わっている人たちですから、多くは説明しなくてもいいと思います。



■2005年1月18日 朝日新聞朝刊「オシムの提言」より

(アテネ五輪U-23代表を)タレント不足と言うならば、ユース時代から数年間にわたる強化が無意味だったということだ。つまり選手を否定することは彼らを選び、指導してきた人々も否定することになる。



■2005年1月18日 朝日新聞朝刊「オシムの提言」より

いくらタイトルを獲得しても、トップで通用する選手を育てられなければ、ユースの役割を果たしていない。私なら、そう考える。



■2005年1月11日 朝日新聞朝刊「オシムの提言」より

日本のメディアは代表やクラブのシステムについて、よく論評すると聞く。それはナンセンスではないかと思う。システムというのは、その時のベストメンバーはだれで、どう組み合わせるか。対戦相手がどんなチームかで決まっていく。

試合の流れで、選手自身が相手に対応した動きをしながら、変わっていくこともある。一つのシステムに凝り固まるようでは、選手の顔ぶれだけでなく、プレーの質も限られてしまいかねない。




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