2008-03-03 独創的な企画立案が大切
これから重要性が増すだろうポイントを探ってみようっと。
i) 各フェーズってのは、
企画立案:未だ存在しない不確実なゴール設定
戦略策定:ゴールへのオプション抽出と選択
業務遂行:リソース確保とゴールへの歩みだし
ii) これら各過程の不確実性を比べると次の通り、
企画立案 > 戦略策定 > 業務遂行
iii) 次々と意思決定を行っていく事で不確実性は小さくなっていく。
iv) 各フェーズでの意思決定の方法は違う。
v) 各フェーズでの設定方法も違う。
不確実性が高い故に企画立案と戦略策定(一部)には具体的で有効な方法論が存在しない。
ゆえに企業でこれらのマネージメントも無い。企業内で組織の構造やリソースの配分を見ればわかる。
定数的判断が可能な戦略策定と業務遂行にリソースの配分が偏りすぎている。
大量のリソースを業務遂行に投下しても競争優位性は得られなくなりつつある。
いくら強力な業務遂行力があっても素敵な戦略の一粒で吹き飛ばされる。
いくら素敵な戦略があっても素敵な企画の一粒で吹き飛ばされる。
これからは企画立案の重要性が増す。
独創的な企画を次々と創出させる為の手法が必要だ。
創造性の高い人を探すのもその場しのぎでは良いけれど企業では創造性を高める手法を導入した方が良いだろう。
継続的な不確実企画立案力の為の仕組みを作らないとね。
ルナーはこのような新しい経営の仮説検証の場でもある。