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三浦和義もうひとつのロス疑惑

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三浦和義もうひとつのロス疑惑
 三浦和義が2月22日にサイパンで逮捕されてから、早10日が過ぎようとしている。その間、三浦をめぐってさまざまな憶測が飛んだ。特に私の「三浦はロスへ行った」という発言には、大きな疑念が持ち上がった。そこで、今から3カ月以上も前の昨年11月17日付紙面に掲載された「高須基仁のメディア国士無双」を再掲する。これを読めば、そうした疑念は払拭されるだろう。

 実を言うと、三浦からの電話は私の歯の治療中にかかってきたため、応対できずに着信履歴だけが残っていた。それから数時間後、本紙の担当記者が打ち合わせに来たので、私が三浦にコールバックし、そこで実際に交わした会話の内容を記録させ、このコラムに反映させた。従って、ここに書いてある三浦の発言は私と担当記者の2人が耳にしている。また、掲載後に三浦からの抗議もなかった。ただ、私もロスに付いて行ったわけではないので、三浦が本当にロスへ行ったのかどうかまでは定かではない。

 だが、三浦は何のためにわざわざ電話してまで、このようなことを私に伝えたのだろう?実は三浦が去年ロスへ行ったという事実を揉み消そうという動きが、逮捕の数日後から出てきているのだ。

▼26日 私の発言に対して、弁護人の弘中惇一郎弁護士が「全く事実ではない。ロサンゼルスに行ったことは一度もない、と(三浦は)話した」と語る。

▼27日 三浦の所属する芸能事務所のA社長名義で、良枝夫人の「11月ロスに行ったと報道されていますが、そういった事実は一切ありません」というコメントが、各メディアにファクスで流される。

▼28日 A社長が週刊文春のインタビューに「三浦は昨年11月にロスに行ってますし、サイパンにも3、4回は行っています。昨年はロスに行ったときは何事もありませんでしたから、今回もサイパンに行ったんだと思います」と回答。

▼29日 A社長が自身のブログで「11月三浦和義氏がロスに行ったことは把握していない。(中略)この期間にロスに行くことはありえないと思う」と、週刊文春の自分のコメントを全否定。さらに27日の良枝夫人のコメントが、実はA社長自身のものであることも明らかにした。

 私はA社長に電話でコラムの内容を伝え、ロス渡航の否定についての矛盾を問いただした。すると(たぶん)苦笑いしながら「いやー、覚えてましたか…」。自分のコラムなんだから覚えているのは当たり前だろう!

 それはともかく、三浦が現在置かれている状況において、昨年ロスへ行ったという事実が具合悪いことは確かなようだ。

次に、コラムにおける三浦の発言を検証する。

(1)ロスで会ったのは市警の捜査官ではなく、ロサンゼルス郡地方検察局の検事であること。

(2)事件現場を歩いて捜査状況を確認したこと。

(3)地検は今も狙撃犯を追跡していること。

(4)検事が「真犯人は年末年始にかけて逮捕される」と明言していたこと。

 これらの発言から察するに、三浦は検察の狙撃犯逮捕に協力するためロスへ行ったと受け取るのが妥当だろう。少なくともロス市警による事情聴取のためとは考えにくい。なぜなら日本国内で三浦はこの事件で、最高裁による無罪が確定しているからだ。従って事件の“容疑者”ではなく、あくまでも“被害者”の立場としてロス地検に協力したはずである。それが一転“真犯人”にされたのだから、三浦が逮捕に怒りを覚えたのも無理はない。

  さて、今後の捜査の展開だが、なにせ海を越えた警察がやることだけに、先が見通せないことこのうえない。そこで、私は次の3点において問題を提起したい。

(1)日本の最高裁が下した“無罪”という判決に、米国の司法が差し出口をすることが果たして正しいのか?

(2)2001年に私がプロデュースした著書「ネヴァ」で三浦が訴えた3つの言葉…「忘れない」「諦めない」「許さない」が、米国の司法当局にも通じるのか?

(3)“ロス疑惑”が風化しつつある今こそ、往時の映像をはじめ情報を開示し、若い世代にも事件を知ってもらう努力をすべきではないか?

 これから三浦はロサンゼルスに移送され、本格的な取り調べが始まる。マスコミ的には三浦にネガティブな印象を持ってもらったほうが商売になるのだろうが、日本国内では既に決着の付いている問題である。

 往年の“ロス疑惑”報道のようなメディアスクラム(過熱報道)の再現だけは避けなければならない。そのためにも私は、今後の捜査状況の推移を丹念に追いかけ、新たな情報を入手でき次第「メディア国士無双」で報告していきたいと思っている。

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