2008年3月 2日

テレメンタリー2008 始ってます

といっても、わたしんとこは3月3日(月)の深夜なのでまだ見ていません。
片岡さんのブログ「雑草魂」にすでに見た人の感想がよせられています。--> こちら

で、ここでは掲示板をみてみます。
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/court/1193553887/l50x ほか


630 :傍聴席@名無しさんでいっぱい:2008/03/02(日) 00:15:44 ID:tlOWj7+i0
テレメンタリー YOUTUBEにあげてくれ
多分警察関係者が削除するが負けないであげてくれ
わしらの地域は見れん
またわしらの地域の警察の不祥事がもうすぐ
新聞沙汰になるけん

631 :傍聴席@名無しさんでいっぱい:2008/03/02(日) 01:48:29 ID:yalcIT3TO
今テレビ見とる

これは許されへん

高裁の裁判官は何考えとんねん


632 :傍聴席@名無しさんでいっぱい:2008/03/02(日) 02:21:56 ID:SGfhA1KT0
徹底してるな。
この時間で地域限定は無理だ。
はらわた煮えくり返りそうだけど・・・
あの裁判官の顔見て「ああ、なるほど・・・」と思ったよ。
こんな事例作られたらもう法なんてないも同然じゃん・・・
だってこっちは必死で証拠集めて差し出しても、ゴミみたいに破り捨てられて相手は作って出せるんだもの・・・
一体どうやって勝てると?
この事件ってぶつかって来たのが白バイだった時点で、有罪にされてしまう事が決まってたんやね・・・
本当・・鬱になんね・・・


368 :名無しピーポ君:2008/03/02(日) 18:40:24
しかし酷い、こんな事がもし事実なら日本は終わり・・・

昨夜テレ朝でやってるの見ましたよ。
警察と裁判所までグルになって仲間内をかばってることに、憤りを感じました。
同じ国民として情けないです、腐ってます。

イージス艦しかり、幾度かのあの戦争以来この国の民族は全く変わってないことに
世界の笑い者に成り果てたのか(怒)


これからのスケジュール(念のためテレビ欄でご確認を) --> こちら

■ 土曜深夜(終了) 新潟、北陸朝日、朝日(大阪)
■ 日曜早朝(終了) 広島ホーム、山形、鹿児島、大分朝日

■ 日曜深夜 静岡朝日、琉球朝日、長野朝日、長崎文化、瀬戸内海
■ 月曜午前 福島10:55~11:25

■ 月曜深夜 山口朝日、青森朝日、名古屋、テレ朝
■ 火曜深夜 熊本朝日、東日本
■ 一週遅れ・土曜深夜 北海道、愛媛朝日
■ 一週送れ・日曜早朝 岩手朝日、秋田朝日、九州朝日

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第三幕で見せて下さい 国民が知りたがっている真実を

KSB瀬戸内海放送が最新の放送をビデオでアップしています。
--> 高知白バイ衝突死⑧ 最高裁の連絡待つ…被告と家族は

初めて拝見するとても穏やかでいいお顔です。それを紹介するアナウンサーのやさしくたおやかな表情のコメントで、いっそう引き立っています。心が通った嬉しいひとコマです。

・・・ 最高裁の連絡待つ…被告と家族は ・・・

片岡さん笑顔kataokaSan本庄 里恵子さん笑顔kataokaSan


また来る3月2日(日)深夜1時45分、テレビ朝日系列テレメンタリー2008で『 証拠が嘘をつく?!』を見てくださいと案内しています。(放送日などは地元のテレビ欄--> こちらでご確認を)
・・・ 証拠が嘘をつく?! ・・・
証拠が嘘をつく?!

これぞジャーナリズム
KSB瀬戸内海放送は一報道機関として当たり前のことを当たり前にやっている思うのですが、これがなかなかできないんですね。敬服に値します。
社として大きな決断をしたのでしょう。
「見逃せない、事件を風化させてはいけない」と
連続8回にわたる報道で、それを感じます。

そのKSBの毅然とした報道姿勢の対極にいるのが高知の地元メディアでしょう。
事故当日の映像、写真(ブレーキ痕のようなものが写っている)を当日そして翌日の朝刊、テレビなどで報道していたら、こんな「あからさまな事件」には発展しなかったはずだと思うと、本当に悔やまれます。

映像も写真もあったじゃないか!なんで報道しなかったのか

・・・ 1年3ヶ月後に放映された当日の映像
   地裁判決の日、2007年6月7日RKC高知放送『高知アイ』の映像 ・・・

2007年6月7日地裁判決の日、RKC高知放送『高知アイ』の映像

・・・ 1年7ヶ月後に掲載された当日の写真
   高裁判決(10月30日)の2日前、2007年(平成19年)10月28日付 朝刊 29面の記事高知新聞  ・・・

2007年10月28日、高裁判決(10月30日)の2日前、高知新聞
そして、極め付きは誰も知らなかった、見たことも無かったブレーキ痕のようなものの写真を8ヶ月後に地検で見せられたことでした。それを見た片岡さんは頭の中が真っ白になり、その帰りに弁護士事務所に飛び込みました。
一夜で消えたブレーキ痕 --> ここ

上や下やの大騒ぎになっていたはず
どこかのメディアが当日の現場写真(ブレーキ痕のようなものが写っている)を報道したら、弁護側の関係者は事故現場に殺到したことでしょう。
そして、ブレーキ痕のようなものが消えてなくなっていることを発見し、大騒動になったはずです。
報道した社の内部も、県警も、そりゃ、大変なことになったでしょう。

なんてことしてくれたんだっ!」と罵声が飛び、報道の許可を出した責任者の首が飛び、警察への出入が禁止されたことでしょう。
そのシナリオがすべての関係者の脳裏をよぎったはず。
そして、
個人も組織もすべて自己保身にまわった。
「このことは内緒でねっ」

圧力に屈したのか、慮って報道しなかったのか、そんなことはなんの意味もありません。これを隠したらとんでもない刑事事件に発展することが予見できたはずで、その阻止を勇気をもって行わなかった以上、弁解の余地はありません。
悲惨な現場が写っているわけでもなく単なる現場写真です。これが伏せられる理由がどこにあったでしょうか。
当日現場で取材して「ブレーキ痕のようなもの」の写真・映像を取得したがそれをすぐに報道しなかった報道機関は、これから総括をうけ批判を受けることは免れないでしょう。

手を叩いて喜んだ人がいる
支援者さんサイトに、ブログを書き続けている動機となったきっかけについて書かれています。信じがたいことが判決が言い渡された法廷内であったようです。--> こちら

 この日、法廷内のある出来事が、今のブログをここまで書き続けるきっかけの一つとなっている。
 判決言い渡しの瞬間、手を叩いて喜んだ人がいる。
 もちろん音がでるほどの拍手じゃないがね。

 その男、ご遺族の方でもない。警察側証人でもない。
 事故当時の所轄署関係者でもない。
 その行為を目撃したもの4名。

 よほどうれしかったのか。あるいは『安心』したのか?
 生まれて初めて怒りで体が震えたのを覚えている。
 週刊新潮の記事でカタタの写真とインタビュー記事を見てそれらを思いだした。




<参考:念のため地元テレビ欄をご確認ください

新潟テレビ21 (土)11:00~11:30
北陸朝日放送 (土)24:30~25:00
朝日放送 (土)25:30~26:00
北海道テレビ (土)25:30~26:00
  同上    (土)06:30~07:00(再)
広島ホームテレビ (日)05:20~05:50
山形テレビ (日)06:00~06:30
鹿児島放送 (日)06:00~06:30
大分朝日放送 (日)06:30~07:00
静岡朝日テレビ (日)24:25~24:55
   同上     (日)6:00~7:00(再)
琉球朝日放送 (日)25:15~25:45
長野朝日放送 (日)25:10~25:40
長崎文化放送 (日)25:45~26:15
瀬戸内海放送 (日)25:45~26:15
福島放送   (月)10:55~11:25
山口朝日放送 (月)25:51~26:21
青森朝日放送 (月)25:40~26:10
メ~テレ 名古屋テレビ (月)26:18~26:48・・・3月4日(火)深夜2:18~2:48 
テレビ朝日  (月)26:40~27:10 ・・・・3月4日(火)深夜2:40~3:10
熊本朝日放送 (火)25:40~26:10
東日本放送 (火)25:46~26:16

愛媛朝日テレビ (土)26:00~26:30

岩手朝日テレビ (日)04:50~05:20

秋田朝日放送 (日)06:00~06:30

九州朝日放送 (日)06:00~06:30

関西 ABCテレビ  3月2日(日)深夜1:30~2:00

-- まとめ --
■ 土曜深夜(終了) 新潟、北陸朝日、朝日(大阪)
■ 日曜早朝(終了) 広島ホーム、山形、鹿児島、大分朝日

■ 日曜深夜 静岡朝日、琉球朝日、長野朝日、長崎文化、瀬戸内海
■ 月曜午前 福島10:55~11:25

■ 月曜深夜 山口朝日、青森朝日、名古屋、テレ朝
■ 火曜深夜 熊本朝日、東日本
■ 一週遅れ・土曜深夜 北海道、愛媛朝日
■ 一週送れ・日曜早朝 岩手朝日、秋田朝日、九州朝日


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2008年2月28日

一夜で消えたブレーキ痕 仁淀川町議会だより 平成20年2月7日発行

鮮明なブレーキ痕が一夜で消えた・・・

     そんなバカなことはこの世にありません

・・・ 黒々とおたまじゃくしのようなブレーキ痕 これが一夜で消えた ・・・
鮮明なブレーキ痕
だれもみたことがない、写真の中にしか存在しないブレーキ痕のようなもの。

議員が指摘するように町でできることはいくらでもあり、なぜやらないのか釈然としません。
いくら裁判は継続中であっても、事実をきちんと調べることになんの後ろ指を差されることがあるでしょうか。むしろ粛々と調査すべきことと思います。
人が死亡した悲惨な事故ではありますが、事故状況としては天候も支障がなく、現場も完全に保全され、また目撃者も、直接の関係者が20人を超えていて、検証に困ることは何も無かった単純な交通事故のはずでした。
このことに異論を唱える人はいないはずです。
すでに全国レベルの事故になっている折、多くの国民が注視している中で行われた町議会の答弁を読むと、なにか腫れ物にさわるかのような印象を与えていると思えます。

民間人とか民間企業が当事者ならあからさまにだすこともないでしょうが、自治体が当事者になった以上は粛々と進めないとかえって変な勘ぐりをされて逆効果になると思います。

■ 「100対0の過失」「一夜で消えたブレーキ痕」「決裂した補償交渉」など不思議な証拠と判決である
■ 「4輪ABS装着車で5~10㎞の速度でタイヤがロックする」「カーブや狭い道路も多い。大切な子どもを乗せ運行するのは危険ではないか」「メーカーの技術部門に問い合わせる必要はないか」
と、議員から疑問がでるのは至極当然のことと思います。

メーカーの技術部門に問い合わせることになんの支障があるでしょうか。
事故の当事者として「不思議な証拠」を調べるのになにを躊躇しているのでしょうか。

国または県からの制裁でしょうか?そんなものがあるでしょうか。
もし具体的になにかでてきたらそれこそ大問題になります。
そうはいってもなにかを恐れて、それで一歩が踏み出せない・・・という感じがする町長、教育長の答弁という印象を受けました。

・・・ 一夜で消えたブレーキ痕 仁淀川町議会だより 平成20年2月7日発行 ・・・
一夜で消えたブレーキ痕 仁淀川町議会だより 平成20年2月7日発行

仁淀川町議会だより(平成20年2月7日発行)が閲覧できます。 PDFファイルなのでもし開けなかったらアクロバットリーダーなどのソフトをインストしてください -->
議会だよりP6~P11

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2008年2月23日

3000分の4になる日 原判決の破棄

最高裁の判断がなかなかでてきません。
あと1週で3月になります。

でも、すでに決めているのでしょう。わけのわからない判決文で頭を抱えていた調査官の皆さんですが、これを三行判決(みくだりはんけつ)にはできないと。--> みくだりはんけつ
安易にやってしまったねつ造でしたが、警察・検察・裁判所も思いもしなかった想定外な、
■ 他府県の放送局KSB瀬戸内海放送が毅然と取り組んだこと
■ 「きっこの日記」が取り上げたこと
■ 署名が3万6000を超えたこと
がつぎつぎと起りました。

弁護側の証言と状況に矛盾のない書面(最高裁へ提出した要請書全8ページ)と判決文を読んだ・読もうとした最高裁調査官の皆さんが頭を抱えてしまいました。 --> 最高裁へ提出した要請書
「だめだこりゃ」
「誰も無傷で・・・という幕引きは無理だ」
「キャリアも相応の責任を取ってもらうしかないね」
ただ時期だけは人事交代の季節なのでそこら辺を見計らうが、「心の準備はしといてね」

・・・という合図が発せられたのではないか。
この状況ではこれしかないなぁと思っています。

重大な事実誤認
・・・ 重大な事実誤認 原判決の破棄をめざして ・・・  リンク ↓
原判決の破棄をめざして


363 :名無しピーポ君:2008/02/20(水) 22:10:58
警察・検察・裁判所のやったことは実刑相当の犯罪には違いない。
うやむやでは納得しない。世論が怒りを露わにしないといかんね。
↓高知も終わりやな。

高知県警取調官を不起訴 「録取書うそではない」
2008年02月20日14時34分
 元窪川署員の接待汚職事件で、贈賄容疑で書類送検された
高岡郡四万十町の水産会社の社長(63)=不起訴処分=が、
高知県警に容疑を認めるうその録取書を作られたとして、当時
の高知県警本部監察課警部=現在は他部署の警視=を虚偽
公正文書作成・同行使容疑で告訴していたのに対し、高知地検
は二十日までに、不起訴(嫌疑不十分)処分を決めた。


366 :名無しピーポ君:2008/02/20(水) 22:31:43
高知が日本じゃないって言うのなら、俺たちが正そうぜ。
高知県警は今まで好き勝手やってきたのだろうな。
今までのツケちゃんと払え!
善良な一般市民を、貶めるなんて前代未聞!言語道断!!


368 :名無しピーポ君:2008/02/20(水) 23:59:16
>>363
それ、さんさんのニュースで言ってたのとニュアンス違うなぁ。
俺はてっきり収賄について不起訴処分になったのかと思ったんだが。
別のニュースか?何れにせよ甘々だね。
捜査情報漏らしても大したことない、みたいな事言ってたよw


378 :名無しピーポ君:2008/02/22(金) 23:12:17
そろそろ最高裁だな。
いろいろ画策したが、高知警察、裁判、の嘘八百が浮き彫りになっただけだったな。
謝罪の言葉考えとけよ。



週刊新潮も2008.2.28の最新号で記事を載せています。片多裁判官(地裁では裁判長だった)に直接訪問してインタビューしているところも見所です。裁判官といえば文系、そういう人たちに理科・工学の常識レベルをどうやって理解させられるかという、非常に低次元のところでもたついているもどかしさをイヤというほど多くの人々が感じたことでしょう。その限界がモロにでたともいえますし、また他方で最初から警察・検察・裁判所が一体となってしまったらもうなにをやろうと歯が立たないというその恐ろしさに身が震えたのではないでしょうか。
明日はわが身だ・・・、と。

類似の事件はまだこれからも起きてくる」と片多裁判官の受け応えを読んでそう確信しました。

・・・新・「裁判官」がおかしい!「事実」から目をそらした高知「白バイ事故死」判決・・・

週刊新潮2008.2.28号片多康・高知地裁裁判長と事故現場
週刊新潮2008.2.28号



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2008年2月20日

急告!「証拠が嘘をつく~高知白バイ衝突死」 KSB瀬戸内海放送:制作

来る2008年3月3日、テレビ朝日・テレメンタリーで放送されます。
いよいよ大詰めです。事件発生からまる2年になります。お見逃し無きようお知らせします。
ただし、地区によっては3月4日の深夜になるようなので地元テレビ欄などで事前にお確かめください。--> こちら
--> こちらテレビ朝日のホームページ

【 本家・KSB瀬戸内海放送の案内 】 --> こちらが詳しいです
  ・・・地元岡山・香川県では 2008年3月2日(日) 深夜1:45~深夜2:15


・・冤罪はなぜ起きるのか?警察、検察、裁判所が一体となった“権力犯罪”を世に問う!・・
「証拠が嘘をつく~高知白バイ衝突死」 KSB瀬戸内海放送制作

最高裁の判断がなかなかでてきません。
ささやかれているように、人事移動が終わってからの判決になるのでしょうか。

こんな風景が目に浮かぶようです。
各役所、ゴソっと入れ替わった新任たちは質問に答え、

引継ぎにはありませんでした。

資料が見当たりません。

うぅ・・・・、よくわかりません。

でも、どこへ行こうが追っかけられます。

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2008年2月16日

9.11を連想する高知白バイ衝突事故

タイトルが大仰でなんなんですが、これらにかかわっているホームページサイトとか、掲示板とかブログサイトを眺めているとそう思います。
9.11とはいうまでもなく2001年9月11日にアメリカでおきた連続ビル爆破事件のことです。
表向きはテロということになっていますが、あの事件を調査したトーマス・キーン委員長でさえ「公式の証拠は真実からほど遠いものだった」と暴露しています。--> ここ
あの事件も明々白々の証拠、状況が残されていて、アメリカ国民も「51%がブッシュとチェイニーを議会で調べろ」とゾグビーの世論調査で出ています。--> こちら

その状況と高知白バイ衝突事故が似ていると思っています。
方や飛行機(軍用機?)がビルに衝突で、高知の方は白バイがスクールバスに衝突で、はじめから事件と後から事件になったという状況の違いがあり、そもそも比べることには無理があります。が、しかしそうともいえない状況があります。
事件の経緯・背景、規模などはまったく異質ですが、しかしそこにはじめから関わった多数の人々、後から関わった人々が確実に存在していて、そしてそれらの人々は今も何食わぬ顔で日々の生活を送っているという現実はアメリカであってもここニッポンであっても少しも違わないのではないかと思っています。

他方、それら直接の関係者以外の人で、9.11とか高知白バイ衝突事故を追っているホームページやブログや掲示板があり、その中で語られている内容に大いに興味を持って見ています。
それらのページやブログなどをじっくり見ているとその作者がなんの目的でやっているかがおおかた見えてきます。

■ 真実を追究しているのか
■ 面白半分の暇つぶしか
■ 単に混乱目的か
■ 関係者に連なる工作人のプロパガンダか

9.11に関しては全世界にいろんなサイトやページがあります。Google で検索すれば5億以上もひっかかります。
なんといっても主要なサイトといえば「真実を追究」しているもので、これが大方でしょう。

そんな中、ニッポンにたった一つのサイトが「9.11は陰謀ではない」という趣旨のページを掲げています。
その中身は「真実を追究しているサイト・ページの揚げ足取り」になっていて、暴露サイトのページを見つけては独自の理論で反論しています。傍目にはイチャモンとしてしか見えません。
世界は広いので同じような趣旨のサイトがニッポン以外にもあるのかもしれませんが、いずれにしてもひとのページの重箱の隅をつついてそれを元にこき下ろす姿勢というものは見ててあまり気持ちのいいものではありません。
ひと様のページなんかを気にせずに自分のサイトを磨いてオリジナルな考えを表明することに徹すればいいと思うのですが・・・。

それと似たような構図というか動きが「高知白バイ衝突事故」にもあります。
直近にまた新たなブログサイトが生まれました。なんでこの時期に?新たなブログなのという疑問がありますが、いわゆる「横滑り論」です。
「バスは滑った」というものです。他のサイトや掲示板の書き込みでも一貫していた「ブレーキ痕は実在している」が理論のベースになっているようです。
年が明けて、「事故白バイは高速運転だった」ということがそれらの中で言われるようになってきて、その衝突の衝撃でバスが滑った・・・というストーリーのようです。「白バイの高速運転」ということが出だしてやっと本音がでてきたのかなぁと思ったものでした。残念ながら私めにはこの難解な理論は理解できませんし、だいたいブレーキ痕の存在になんの疑問ももたずに議論をすること自体に?マークがつき、よってこの理論を解説できませんがご容赦ください。

彼らは複数人いるようです。「写真の上だけに存在しすぐに消えた、いわゆる誰も見たことのないブレーキ痕のようなもの」が実在することをベースに独自の理論で喧々諤々とやっています。そのページや議論を見ていると、どこからそんなエネルギーがでてくるものかと、そのパワーというか情熱には恐れ入ります。
しかし妙なことに「高知白バイ衝突事故」には現場の状況や目撃隊員の証言などに矛盾点がてんこ盛りなのに何故かそこには突っ込もうとしないことです。ひたすら「横滑り論」に話題を集中させて、他に目が行かないようにしているのかと思えます。
なんらかの目的があってやっていることでしょう。それにしても「あそこまでは出来ないなぁ」と、感心することしきりです。そうまでして「何を目指しているのか」はとても関心があります。ページの看板には「真実は・・・」となっていますが、どうも違う印象です。
本当に真実を追究するならこの事件では警察にとって都合の悪いことが満載なので、そこに踏み込まないと筋が通らないと思うのですが、そこにはタッチしようとしないので、どうにもちぐはぐに見えます。

ここを狙っているのか
近々にでるであろう最高裁の判決を見据えて、高知に戻ってきても対処できるようにあらかじめ準備しているのか、いわゆるバッシングの矛先を他所へ向ける目的もあるのかと、穿った見方もできます。

そのストーリーはこれまでの地裁、高裁での主張から一部を変えて、

事故白バイは高速運転だった
白バイが高速でぶつかった衝撃でバスが滑った
高速運転の指示は出していなかったし、ブレーキ痕の捏造もなかった

弁護側にも悪い話ではないのでこれで手を打ってはどうかね、みたいな・・・

でも矛盾点は歴然として残ったままで、この論法だけでその後の議論を継続させ、終結させるのは無理だと思います。
高速運転を認めたら、60km走行だったこの事件のストーリーの骨格が崩れることになり、それがさまざな論点に新たな齟齬を発生させます。またそれを証言した目撃隊員の他の証言内容までその信憑性が問われることになり、結局は「ブレーキ痕」まで到達することになり破綻は目に見えているからです。
どんなにストーリーを画策しても真実の前に総崩れになるのは自明でしょう。

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2008年2月10日

重大な事実の誤認 原判決を破棄する

期限のない沙汰を待つのは想像もできないほど辛いことだと思います。

で、最高裁では調査官が束になって判決文などを読み込んでいることでしょう。
「うぅ・・」といいながら頭を抱えているのが見えてくるようです。
現場見取り図、目撃隊員の証言ですんなりと事故現場が再現できたら悩むことはないですが、この事件は矛盾に満ち満ちているので「なんだこりゃ!」とため息がでているのではないでしょうか。
まともに読んだら気が狂いますし、頭が痛くなること請け合いです。

頭脳明晰な最高裁の調査官ですから、「おかしいぞ!?」と気づかれることと思います。

 矛盾の有無
弁護側の主張ない
検察の主張満ち満ちている。論理破綻している

判決文だけではなく、この「最高裁へ提出した要請書」も読み込まれるので、矛盾のフラグがピッと立ち、熟読へ進んでいかれることになるでしょう。

・・・ 弁護側の証言と状況に矛盾のない書面   最高裁へ提出した要請書(全8ページ) ・・・
最高裁へ提出した要請書

要請書のリンク先(片岡晴彦さんを支援する会HP--> ホームページはこちら) -->  お読みください
(※ なお、これはPDFファイルですのでAcrobat Readerなどのソフトがインストされている必要があります。もしインストールされてなくて開けない場合は下記の無料のソフトがありますのでご案内します。)
無料のAcrobat Readerのダウンロード先 -->Acrobat Readerなどのソフトがインスト


おかしさに気づかれたら、さらに読み込んで「矛盾、矛盾、・・・」にぶつかります。
そうなれば、「事故の状況を裁判を正しく認識してないぞ」、「重大な事実誤認がある」と、判断されるはずです。

と、ここまでくれば刑訴法第411条の

3.判決に影響を及ぼすべき重大な事実の誤認があること。
に該当し、かつ、
原判決を破棄しなければ著しく正義に反すると認めるときは、判決で原判決を破棄することができる。

とあるので原判決を破棄することができるとなります。ただし刑訴法第411条では破棄しなければならないとはなっておらず、裁判官の裁量に任せられていることがわずかの心配ごとではあります。

「重大な事実誤認」の判断は迷わずされるはずです。また「著しく正義に反する」ことも理解し、「原判決を破棄する」か否かが残ります。判決の重大性も十分に理解されているはずで、それでいけばおのずと「原判決を破棄する」に到達することになります。
このように考えています。

当初、国もバックアップをしてもらえるという目算があったのでしょう。形に残るものではなく雰囲気みたいなものがあったかもしれません。ところが、描いていたシナリオが大きく狂いました。

1.片岡さんが地検の帰りに弁護士事務所へ飛び込むとは想定してなかった
2.地元のメディアは押さえ込めたのに、他府県の放送局KSB瀬戸内海放送が食らいついてくるとは想定してなかった
3.ネットの大御所「きっこの日記」が参戦してくるとは想定してなかった
4.署名運動が起こり、3万を超えるとは想定してなかった
と想定外のことが次々と起こりました。

土佐署の独断ではあのような証拠ねつ造と証言の偽証ができないので県警本体が大きく関与していると考えられます。科捜研がそれらに深くタッチしていることが想起されるからです。
最高裁がこれら一連の事情を知らないはずもなく、調査官はどうしたらいいか悩んだかもしれません。
まもなく結論が出るでしょう。
「高知県でケリつけて」と。

当初、警察は国も最後はバックアップしてくれるだろうぐらいな調子でねつ造をした。
しかし上記の想定外がつぎつぎ巻き起こった。
となれば志布志事件(内部告発だった)のように担当者と署長に責任を取らせて中央を守ろう。
もしここで下手に刑を確定させたら相当な騒ぎになり、矛先は最高裁に向けられ、痛くもない腹を探られることになる。
またメディアが一斉にバッシングをはじめるのでそれに耐え切れず、裁判官を指名した内閣にも飛び火して、それが国会にまで及ぶ。
これだけはどうしても避けなければならない。
なにもかも無傷では幕が引けない。高知県内でケリを付けてと投げる。
ハシゴを外されたような格好になる県警ですが、止むを得ないと了解するのでしょう。
あとは県警内でどうするかの相談が始まる。(すでに始まっている?)
「高速運転があったが、隊員の不注意だった。指示はしてない。」、また「ねつ造の指示もしてない」の方向で画策する。
しかしそれで世論が納得するとも思えないので、世論・メディアの反応しだいでは本部長に決断を迫ることろまで進むかもしれない。
第411条 上告裁判所は、第405条各号に規定する事由がない場合であつても、左の事由があつて原判決を破棄しなければ著しく正義に反すると認めるときは、判決で原判決を破棄することができる。
1.判決に影響を及ぼすべき法令の違反があること。
2.刑の量定が甚しく不当であること。
3.判決に影響を及ぼすべき重大な事実の誤認があること。
4.再審の請求をすることができる場合にあたる事由があること。
5.判決があつた後に刑の廃止若しくは変更又は大赦があつたこと。

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2008年2月 1日

高知白バイ事故 --もくじ--  0802

きちんと裁判をしてほしいと思われたお方のご署名をお願いいたします。
2008年2月19日現在36443筆-->片岡晴彦さんを支援する会HP
ご賛同いただけるお方の署名を呼びかけている・・・片岡晴彦さんを支援する会HP


・・・ このブログ内のもくじ ・・・

■ 第三幕で見せて下さい    国民が知りたがっている真実を
■ 臨界点を超えた   自己復元も無理、信頼を取り戻せる限界レベルも超えてしまった
■ 一夜で消えたブレーキ痕   仁淀川町議会だより 平成20年2月7日発行
■ 3000分の4になる日   原判決の破棄
■ 急告!「証拠が嘘をつく~高知白バイ衝突死」  KSB瀬戸内海放送:制作
■ 9.11を連想する高知白バイ衝突事故 横滑り論
■ 重大な事実の誤認 原判決を破棄する 裁判史に残る事件となる
■ 本物のスリップ・ブレーキ痕 実際のブレーキ痕を写真に撮った
■ 凄まじい加速力 白バイ・157km/時まであっという間 高速追尾の実態
■ 高速走行は認める、でもタイヤ痕は死守? ここらへんが本音か
■ 横滑り論?が撃沈されたというお話 2ちゃんねる掲示板より
■ 勇気を持って証言してくれた人たち このことは伝わった 最高裁へ署名を届けた
■ 国家権力を厳しく戒めている 警察法
■ 変なとこ探しにチャレンジ! 「陰の正体」先発隊に合流
■ 「ネガ提出に反対」の人 いないですよね
■ 変なとこ探しにチャレンジ! 「陰の正体」先発隊に合流
■ うまく見えましたか?「陰の正体」
■ あたしも見えた、俺も・・・ 写真に写ってるタイヤの影の正体は?
■ 
衝突地点手前130mからバスを視認できた 事故白バイ
■ 作り話がもっともらしく語られている  目撃隊員の証言
■ 百条委員会という奥の手があるのだが・・ そこまで到達できない
■ 警官のメモなども拒否できなくなった 最高栽が画期的な判断
■ ニコニコの住民ってあったかいな
■ みんな一生懸命やってくれている 有難いことです
■ バケツからあふれ出てきた もう誰の口も止められない
■ みくだり判決 ひとえに最高裁調査官の良心にかかってる
■ 隠ぺい・捏造 今に始まったことではなかった
■ 警察の証言は信用できない あっさり無罪(山口の事件)
■ 衝突シミュレーションを文字にしてみた 考え方を解説
■ 78.7m 虚構の第2目撃地点
■ 時間との戦い 裁判の難しさ
■ 高知県警は墓穴を掘っていた
■ 白バイ衝突事故シミュレーションプログラムを作った 実際に試算ができる
■ 白バイは衝突していなかった 奇天烈な結果になる
■ 白バイ隊員の証言 徹底検証してみる
■ 目撃した白バイ隊員の証言 本当に178m先が見えたのか
■ 高知白バイ事故が掲載された マガジンX
■ 冤罪と捏造
■ 40年の沈黙を破る死刑反対派の裁判官・・袴田事件の担当判事
■ 裁判検証ができない 密かに進められる「言論規制」
■ とんでもない刑事訴訟法 281条が改正されていた
■ 一点突破全面展開 高知白バイ衝突事故
■ 国家権力の暴走 何十人も係わっていたのに・・・
■ 左側のブレーキ痕の写真がない 後輪のブレーキ痕の写真もない
■ 企業秘密の塗料ってどんなん ブレーキ痕もどき御用達
■ ねつ造の手口・・・・・
■ 10km走行・急ブレーキで1mのブレーキ痕のバス そんなバスは売れない
■ 止まっていたバイクに白バイが衝突 容疑者扱いで損害賠償請求( 愛媛白バイ事故 )
■ 60km走行では衝突を回避できた 高知県警白バイ事故
■ 事故が事件?に 白バイがスクールバスに激突

■ ほかのホームページ(高知白バイ衝突事故)内のもくじ --> 
高知白バイ衝突事故/

投稿者 hal : 09:18 | コメント (0)

2008年1月31日

本物のスリップ・ブレーキ痕

確定申告のことで実家に寄った帰りで、ちょうど止まったある交差点の写真です。
運転中の撮影なのでうまく撮れていませんが、また機会があればもっと鮮明なものと差し替えます。

いつごろ付いたものかはわかりませんが痕跡がくっきりわかるものです。トレッドパターンの溝があるのはもちろんのこと、一番の注目点は路面の凹んだ部分には光が当たっていて、路面の色がくっきりでていることです。ゼブラゾーンなら白色路面標示材の色がそのまま出ている部分が無数にあるということです。
横断歩道の路面標示材の上は材料が凹んだ部分にまで入り込みアスファルトむき出しの路面と比べて凹凸が少ないのですが、それでもわずかに凹んでいる部分にはタイヤのゴムは入り込んでいないのです。
そんなの当たり前だと言われそうですが、しかし高知では警察も、検察も、裁判所もそんな子供でもわかりそうなことが完全に無視され、現地の新聞、テレビでさえほっかむりを決め込んでいます。

それとトレッドが擦りつけた痕跡と路面との境が非常に明確です。
おたまじゃくしかハレー彗星かはたまた心霊写真のごとく境界が曖昧になっている「高知白バイ衝突事故」で法廷に提出された証拠写真とは一線を画しています。
・・・ The スリップ・ブレーキ痕 ・・・
本物のブレーキ痕080127_3/
これが本物の「スリップ・ブレーキ痕」 --> ここ

投稿者 hal : 05:22 | コメント (5) | トラックバック

2008年1月27日

凄まじい加速力 白バイ・157km/時まであっという間

衝突した地点がどうたらとか、ブレーキ痕のようなものがどうしたとか、目撃隊員の証言に信憑性があるのか、・・・などなどの論点が整理されてくると、行き着くとこは「白バイはなぜ衝突したか」になります。もともとこの究極の疑問に関する情報が少ないのですが、どうしても目が行きがちだったブレーキ痕とか目撃隊員の証言などについて議論が一段落した近頃のネットを見てみるとやはりこの謎に関心が集まってくるようです。
作り話にいくら時間を掛けてもしょうがないということでしょうが、「なぜ衝突したか?」は現実に起きたことへの問いであり、また人が死亡していることへの疑問ですので本来ならここに人々の目が集まらなければならないと思います。
しかし、どうでしょう。「タイヤ痕が偽造だ」とか「証言が矛盾している」とか、そういうつくり話に対しての議論へうまく誘導されていたような気がしています。これが警察・検察・裁判所側の作戦だったとしたらたいしたものです。
子供だましのおたまじゃくしを描いてそれらをブレーキ痕だとゆってみせて、それに皆が集中した。・・そんな状況ではなかったかと今になって感じています。誘導されたというか勝手に行ったというか、私はその一人です。
ブレーキ痕、目撃隊員の証言を詰めることはそれはそれでとても重要なのですが、すぐにバレるような代物であり、証言にしてもすぐにひっくりかえるようなものでした。
ここからが憶測ですが、すぐにバレることは当初から織り込み済みで、最悪バレたらそのときは「隊員の不注意・過失があったかもしれない」みたく屁理屈をつけて、あくまで「高速運転の指示はしてない」「捏造の指示はしてない」でいこうという上層部の目論見が根底にあったのではないかと思えます。
というのは裁判が始まるまでたっぷりと時間があったのですから、入念な捏造、偽造の準備ができたはずです。ところが杜撰な証拠、証言しか出してないところを見ると「すぐにバレる」と踏んでいたと私には思えるのです。ところが裁判が始まってみると本質からどんどんかけ離れていって、検察側からしてみれば表現は悪いですが「作り話でも釘付けにできた。しめた!」と思ったかもしれません。

作り話はおいといて
バスと白バイの破壊された状況は歴然とした物的証拠であり、白バイと隊員がどのようにぶつかりどこに損傷を受け、そしてどの方向に飛んでいったかはすべて物的証拠であるのですが、そこが詰められずにまるでそれを隠すかのように議論がブレーキ痕などの作り話へ飛んでいった印象を受けます。確かに科捜研の算定も出されましたがそこまで食いつく時間がなかったことが伺われます。
限られた時間しかないのに、作り話てんこ盛りをぶつけられその中での取捨選択は困難であったと思います。後になれば何とでもいえますが、それは第三者のたわごとに過ぎません。

で、ここでは
衝突したこと、死亡したことは紛れもない事実でありその事実を物語っている物的証拠だけに目を向けてみようと掲示板を覗いていました。まいどおなじみの2ちゃんねるですが、「なぜ衝突したか」の議論が多くなっています。

60kmぐらいでは簡単に死なない
もちろん衝突時の打ちどころにもよるのでしょうが、「時速65kmくらいで車の後部に突っ込んだ、60kmで停車中のトラックの後ろにノーブレーキで突っ込んだ」、しかし生きているという記事を読むと、白バイの高速走行に目が向くのは自然でしょう。--> ここ
スピードが2倍になればその物体の持っているエネルギー(運動)は4倍になるという物理の法則があります。120kmなら60kmの4倍、150kmだったら6.25倍にも跳ね上がります。それらの持つエネルギーがコンマ何秒かで白バイやバスや路面を破壊し、摩擦に消費され、また生身の体を損傷させることになりました。
「4倍、6倍ものエネルギーを持ったものが衝突したらどうなるか。やはり生きてはいられないだろう。」
この面から捉えて現場の状況と現物証拠できちんと検証しなければならないと思います。

驚愕の疾走ビデオ
スピード違反車(60+97=157km/時)にゼロから18秒ほどで追いつく、白バイVFR800Pの凄まじい加速力が体感できるビデオです。
「緊急走行、追跡追尾走行訓練 」を積極的にやれと事故の2週間ほど前に通達が出ていて、地元住民の証言からも現場の道路で訓練をしていた蓋然性が高いと思われます。となれば100kmぐらいでは通常の追跡業務もできないわけで、150km/時程度の緊急走行訓練であったと考えるのが自然ではないでしょうか。
高知県議会で高知県警交通部長が「公道で白バイを高速運転で訓練することは全くありません。」と答弁していますが、事故状況、住民たちの目撃証言とは大きくかけ離れていてその発言は空を切っているように感じます。--> ここ

・・・ 速度157kmまで急加速する白バイたち ・・・

535 :朝まで名無しさん:2008/01/26(土) 18:12:03 ID:FyGTadD4
白バイは100km/h走行なら、危機回避行動を起こし最悪でも胸部大動脈破裂
を起こし死に至ることはありません。あれだけ立派な装備ですから。

下の白バイ礼賛映像を見ると分かりますが、市民が眉をひそめる
150km/hまで瞬時に加速させていることがわかります。隊員は訓練でアクセルの
回転の感触を覚え込んでいます。いつも通り150km/hにまで加速し、前方不注意
もかさなって胸部大動脈破裂で死亡しています。素人ライダーからしても100km/h
はそんなに早くないですよ。(高速道路)ただ転ぶと死ぬとは思いますが。

周辺住民にの言う「ウイーンという感じ」の加速はこんな感じですよ。
http://www.youtube.com/watch?v=ZYIy5aZOm2g


・・・ 高速走行を住民たちに目撃されている ・・・
 サイレンを鳴らさずに、こうバーって通るときがあったのよ<br />
ウ~、ウィ~ンっていうような感じのスピードやね。 /
サイレンを鳴らさずに、こうバーって通るときがあったのよ
ウ~、ウィ~ンっていうような感じのスピードやね。

事故現場の近くで働く人

サイレンを鳴らさずにバーって通るときがあった

それを裏付けるような校長の証言です。なにが飛んできたか理解できなっかった様子を「なんか、物体」といって表現しています。ビデオをご覧になればその生々しい証言がわかると思います。

・・・ なにかがもの凄いスピードで、右カーブをきりながらバスの右前にぶつかったんです ・・・
車をレストランの駐車場に置きに行き、戻ってきて現場を見て始めて白バイだったとわかった  なんか、物体がですね、物体がこうきまして、ここで急カーブをして /
バスがここで待ってました。 で、ここへ、あのぅ、なんか、物体がですね、物体がこうきまして、ここで急カーブをしてここで当たった。 モロに。 バスは止まってました。 で、私の目の前で見ました。


”事故の瞬間”を目撃した品原校長


■ 白バイ隊員は胸部大動脈破裂で死亡したとされていて、どういう状況で死に至るかを調べてみると、外傷性大動脈破裂の説明があります。ここから引用します。
外傷性大動脈破裂
外傷性大動脈破裂とは、打撲、交通事故のような鈍的外傷によって大動脈が破裂することを言います。通常受傷後1時間以内の死亡が圧倒的に多く,80-90%になります。
「肋骨は骨折しやすい骨でもあり、一本一本が細く衝撃に対して弱く、第一、二肋骨骨折、胸骨骨折で大動脈損傷の可能性が大きい」そうです。
体の損傷具合、どの方向にどれだけ飛んだかは衝突角度、走行スピードと密接にかかわることなのであいまいにされたままでは状況が見えてきません。
「なぜ衝突したのか?」やはりここに立ち返るべきだと思うのです。

投稿者 hal : 19:39 | コメント (2) | トラックバック

2008年1月25日

高速走行は認める、でもタイヤ痕は死守?

ちゃんと前をみていれば130m手前からでもスクールバスを視認できますし、さらに100mまで近づけばまったく文句ない道路状況です。そういう道路状況にもかかわらず事故白バイが60km/時で走っていて、なんでバスに衝突したのかも大きな謎です。これについては制動距離を計算したりしてなんども取上げてきたのですが掲示板に「おおっ」という書き込みがありました。
「・・・中央付近で当たってるんだから 白バイの前に視界をさえぎる車はいないはず・・」にはハッとしました。的確に見ているなぁと。
制動距離の計算 --> ここ

まずは2ちゃんねるから

515 :朝まで名無しさん:2008/01/24(木) 03:50:18 ID:5uAqbcrU
大体あんなでかいバスがよこから出てきてぶつかるまで見えないわけない
ぶつかったのが左車線ならバスが急に出てきたってのもあるかもしれないが中央付近で当たってるんだから
白バイの前に視界をさえぎる車はいないはず じゃないとバスは道路に侵入できないだろう?

そんな見通せる状況で10キロで道路に侵入してきたバスに60キロで走ってたバイクが衝突するってどうなのよ
60キロなら急制動じゃなくても十分止まれそうな気がするんだがなぁ 訓練を受けてる白バイ隊員ならなおさら

>>513
50キロで普通にドライブ→前(後ろ)に白バイ発見→特別とばしてたわけじゃなくても「あ、やべー(なんとなく心理的に)」→メーター確認「ちゃんと法定速度内だよな・・・」
→白バイが前に割り込む→「え?何?俺?ちゃんと速度守ってるよ?」→でもなんとなく心理的に「ちょっとスピード落とすか・・・」
こんな感じだと思うんだけど どうだろうか


もういちど裁判で認定された55m地点を見ておきます。この図では53m地点なのでもう2mほど下がったところが55m地点になります。この映像は距離を実測したものでなく地図と時計から位置を割り出したもので最大5mほどの誤差があるかもしれません。
手前130mからバスを視認できた-->ここ

この画面のど真ん中に小さなバイクが走っていて、ほぼ事故が地点に差し掛かろうとしています。
・・・ 53m地点 ・・・
53m地点/

この55m地点からストーリーが始まった
これほど不思議なこともありません。

ドラえもんの「どこでもドア」ではあるまいし、いきなり事故白バイが55m地点に現れたわけでもありません。55m以前を走っていた証人Bさんの証言も無視されてしまい、55m以前の話はこの世からなかったことにされてしまいました。

そうかといって、55m地点から衝突地点までの話が詳細に調べられているかといえば、それも不明で、ただ一直線で走ってきて道路の端から6.5m地点でバスと衝突したとしかゆっていません。

この程度のことで現場検証したといいい、その警察の言い分だけを全面的に信頼して結論をだしてしまう裁判所もたいしたものです。

もう一つ別の掲示板です。主要メンバーは4~5人で延々と続けていて異様という印象です。

内容は大変に凝っていて、理詰めみたいに見えるのですが、しかし仮定などの条件がコロコロでてきて要領を得ないというなんとも不思議な掲示板です。

「タイヤ痕、命」のようでタイヤ痕がまず歴然と存在して、それを中心に彼らなりの理屈が張り付いている感じです。そうかといってタイヤ痕の正当性を検証するでもなく、ましてやなぜ衝突事故になったのということも興味がないようです。

そう思ってみていたら、唐突に仮説がでてきました。
走行車線側から大きくふくらみながら右に傾けてノーブレーキで突っ込んだ可能性をあげています。これは校長の証言そのもので、このブログでもなんど取上げている見方ですが、今ごろになってこのエントリがでてきたことに注目しています。高速走行を認めるということは責任を白バイに向けるが、しかしタイヤ痕は本物である・・・というシナリオに持って行きたいのか?という印象を受けます。

carview4_155

carview4_156
http://www.carview.co.jp/bbs/115/?bd=100&pgcs=1000&th=2848255&act=th

そういえば白バイ事故は愛媛、高知だけではなく、立川でもあったようです。
こちらはたいした事故ではなかったようですが、それにしてもこれを見る限りでは警察の対応が芳しくないようです。
http://blogs.yahoo.co.jp/beer_taka/MYBLOG/yblog.html?fid=1213990&m=lc

投稿者 hal : 23:30 | コメント (0) | トラックバック

2008年1月20日

横滑り論?が撃沈されたというお話 掲示板より

皆さんはインターネットの掲示板を覗くことはありますか。掲示板といっても2ちゃんねるなど、どんだけあるのか見当もつきません。ちなみに2ちゃんねるでは毎日2億ページビュー(2ちゃんねる59台のサーバーのページビュー合計:2008/01/19 のPVは186,343,895)だそうで、想像を絶する規模です。

掲示板は便所のラクガキだとか、くだらないとかという批判はあるのですが、これは掲示板に限らずインターネットで公開されている全てのページにもいえることで掲示板だけが特別というようには思っていません。ブログ、ホームページにしろ一定の匿名性がありその点では掲示板と大きな違いはないと思っています。

掲示板をチェックするようになって人々がなにを考え、なにを思っているかがわかってくるようになりました。なかにはハッとする書き込みがあります。真実に迫っているかどうかもずっと問題を追っていると反射的にわかってくるようになると思います。その道具としてタブブラウザーは大活躍します。IEもバージョン7を出しましたがアクティブXを使うIEは危なくて使えないという理由で、IEは使っていません。Firefox(もちろん無料で使える)を使っています。

Fierfox のタブを使って高知白バイ事件だけを別のウィンドウにまとめておきます。掲示板専用ウィンドウといった感じです。正統派ならこれらをブックマークにきちんと管理して一括で開くことがスマートなんでしょうが、中身がいろいろ変わる掲示板ではそんなめんどい管理はできません。で、Firefox がもっている機能を最大限に利用しています。
パソコンの電源を切るときはブラウザーは一切閉じずにそのままにして、ユーザのロクオフをするなり、電源を切るなり強制終了するなりします。するとFirefox 自身が直前をすべて保存するので次に電源をいれてFirefox を立ち上げたときには「前回のセッションを復元する」かを聞いてくるのでそちらをクリックするだけです。そうすると前の状態がそのまま再現され世話無しです。
こういう手抜きな使い方をしています。

・・・ Firefox 前回のセッションを復元 なにも問題はございません。ちゃっかり使わせていただきます ・・・
Firefoxセッションを復元/

掲示板といってもそこに書き込みをする人物はそれこそピンからキリまであり、たんに暇つぶしで遊んでいるだけとか、絶妙な突っ込みを入れるものとか、噴出すようなコメントを書き込むのを見ているとなかなか奥が深いなぁと実感しています。

もちろん誰が書き込んでいるのかわかりませんが、しかし見慣れてくると不思議と人物像が見えてくる時があります。そういう流れに遭遇すると思わず引き込まれます。
以下の抜粋は余りに専門過ぎて私自身もチンプンカンプンで恐縮ですが、わかる人にはわかるということでご参考まで。ちなみに「横滑り論」は写真の中にしかなく、検察官、裁判官はもちろんのことだれも見たことがないあのブレーキ痕みたいなものが存在していたという大前提で捏ねくりあげています。最後にちゃんと締めてくれる人がいて笑えます。

高知白バイ衝突死事件


680 :名無しピーポ君:2008/01/17(木) 11:33:05
軽く概算してみた

バス前輪タイヤ一本分にかかる質量が2000[Kg]
二本分で4000[Kg]とする

白バイ装備質量が300[Kg]
速度60[Km/h]=50/3 [m/s]

重力加速度9.8[m/s^2]~10[m/s^2]
路面とタイヤの動摩擦係数μとすると

白バイの運動エネルギーが 全て バスの前部横滑りに転化されたとすると μNΔx=T すなわち
μ・4000・9.8・Δx=300・0.5・(50/3)^2

概算で
Δx~1/μ [m]

摩擦係数μってのは、自重と同じ力がかかったとき動きだす場合が1なので、普通それより小さいはず
だからこの場合には、バスは1メートル以上のオーダーで横滑りしてもおかしくは無い。

但し、この計算にはバスと白バイの破壊に使われたエネルギーは考慮されていないので
実際にはこれよりも短くなる



681 :名無しピーポ君:2008/01/17(木) 11:51:38
高校物理の範囲内で考えれば、
衝突によるエネルギーによる横運動と、AT車特有のクリープ現象による縦運動の合成によって
今回の事故のようなスリップ痕が出来る可能性は大いにあると思います。

大体、右折なのにバスが道路と直角に停止って普通やらなくない?
もっとナナメに停止すると思う。衝突で動いたとしか思えない。


682 :名無しピーポ君:2008/01/17(木) 14:29:00
>>680
http://jp.youtube.com/watch?v=ZKZbetY9J2o

実際の検証で↑の様な結果が出てるのに、いくらインチキ物理計算を
持ち出してインチキ数値を出しても無駄だよw

だいたい前輪過重が4トンだから、白バイが衝突時に動かす重量が4トンにはならんだろ。
バスは衝突時に前半分しか動かされず、後ろ半分は全く移動しなかったのか?w
ロックするほどブレーキを踏みながら止まったのであれば、前輪に過重が移動して、
更に路面との摩擦力も上昇しているから、過重と摩擦力も上昇してるはずだろ?
この前半の部分で既にお前の理論が間違ってるって誰でもわかんだよw

683 :名無しピーポ君:2008/01/17(木) 14:35:21
>>682
動画みれねw

いや、停止中にぶつかって、後輪を回転軸に
前部だけスライドしたってイメージで計算した。

それに後部の荷重を考慮しても オーダー自体はあまり変わらない。
インチキ言うなら、上の式の説明できるんだろうなw


684 :名無しピーポ君:2008/01/17(木) 14:53:18
>>683
後輪を回転軸にしてって・・・w
後輪タイヤもブレーキがかかってるから、回転軸みたいに動かされるにしても
相当な摩擦力で回転させられる場合に抵抗してるはずだよな。
自転車のタイヤの中心ハブみたいに何の抵抗も無く回転するわけじゃない。
それも全く加味してない時点で理論がメチャクチャなんだよw

685 :名無しピーポ君:2008/01/17(木) 14:53:46
>>680
煽られた新興宗教の信者様のご降臨ですかw

>概算でΔx~1/μ [m]
 [m]って.....もしかしたらメートル単位のことかい?
その上の式は、等速直線運動体の運動エネルギーを求めたいようじゃな。
なのに、次にいきなりμを持ち出してメートル単位が答えか?
何を言いたいかのさっぱりわからんな。静止摩擦力を言いたいならN単位だろ。
なんでいきなり長さメートル単位になるんかいな?

そもそも、前提となるヨーモーメントの計算を無視している所が笑える。
はっきり言って概算にもならない支離滅裂レベル。悪いがテキトーな計算式を出して
素人をだまくらかそうという魂胆としか思えない。

>摩擦係数μってのは、自重と同じ力がかかったとき動きだす場合が1なので、
>普通それより小さいはずだからこの場合には、バスは1メートル以上のオーダー
>で横滑りしてもおかしくは無い。
第三者が納得できる根拠がなくて、いきなり「横滑りしてもおかしくは無い」と言い
切る感覚が新興宗教の信者と言われているんだが。

686 :名無しピーポ君:2008/01/17(木) 14:54:12
>>681
>高校物理の範囲内で考えれば、
高校物理ねぇ......

>AT車特有のクリープ現象による縦運動の合成によって
>今回の事故のようなスリップ痕が出来る可能性
AT車のクリープでホイールスピンか?ネタとしては十分面白い。
それと、合力となるためのもう1つの力の成分は何なんだい?
合力となる力の大きさだけでなくベクトルの論理性も求められる。
ヒントとして、ベクトルの解析には、前述のヨーモーメントを加味しなけれ
ばならないことを加えておく。

>もっとナナメに停止すると思う。衝突で動いたとしか思えない。
自己の主張を正当化させようとするための100%主観による憶測ですな。
もし、衝突で動いたとしたら、スリップ痕が前輪のみ付いて、後輪に無かっ
たのはなぜかな?指摘されてたよね。

687 :名無しピーポ君:2008/01/17(木) 14:58:48
>>684
まあ それでも大して変わらないぞ。
荷重が2倍なったら移動距離は半分になるって話で。
ちなみに白バイ速度2倍だと移動距離は4倍ね。

そもそも概算っていってんだから
全く滑らないってのはおかしいと言いたいだけだ。

688 :名無しピーポ君:2008/01/17(木) 15:11:04
ちなみに大型観光バスを駐車場内で移動させたことがあるが、大型のクリープは
低いギヤ比(重量物を発進させるため)でブレーキを離してもほとんど前に進まない。
ちょっとした坂道だとブレーキ離した瞬間に後退するくらいクリープが弱い。
アクセルを踏まずに発進した場合には、人間か歩く速度より遅い速度でしか進まない。


689 :名無しピーポ君:2008/01/17(木) 15:12:11
>>685,686
おまいらのほうが頭良さそうなんだから計算しろよ;;
それでもまるで滑らない、って結果は出てこないと思うぞ。

Δxは横滑り距離な。言い忘れてた。
摩擦力*移動距離 = バスがされた仕事 =白バイの運動エネルギー
で計算した。

当然、言われてるようにバスの慣性モーメントとか、破壊に使われたエネルギーは考慮してないから
参考にしかならないけど、バスが全く滑らなかったと考えるのはどうかって事な。

690 :名無しピーポ君:2008/01/17(木) 15:29:30
>>687
だからぁ....。最低限、概算でも複数ベクトルの合力が最大静止摩擦力を
越えることを証明しないとバスが動くことにはならないって。
運動エネルギーを力に変換する計算は大変だけどね。計算精度を高める
ためには、衝突時間を加味した力積とやらを使う必要がある。これが大変。

>>688
>ブレーキを離してもほとんど前に進まない
では、ホイールスピンすなわちスリップはしないよね。なぜスリップ痕の生成
にクリープが出るのか理解不能なんだけど。

>>689
>おまいらのほうが頭良さそうなんだから計算しろよ
計算が面倒だから拒否するよ(笑 まあ、直感で動かないと言えるな。

>摩擦力*移動距離 =
って....移動距離は求める答えだろ?

>バスの慣性モーメント
慣性モーメントはヨーモーメントはまったく別物。それを理解しないと
自動車工学の計算は無理。

691 :名無しピーポ君:2008/01/17(木) 15:30:54
>>689
http://jp.youtube.com/watch?v=ZKZbetY9J2o

まっ、この動画を家に帰ってゆっくり見ろよw


692 :名無しピーポ君:2008/01/17(木) 16:10:40
警察工作員は、>>680でメチャクチャな論理計算を展開して、1mのブレーキ痕ができると
言い放ったが、計算も理論もメチャクチャなので、あえなく玉砕しましたw

読者の皆様、長らくの御清聴、マコトにありがとうございましたw

693 :名無しピーポ君:2008/01/17(木) 19:08:45
これだけの理論武装してもアホ警察を何とかすることができんのか?


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2008年1月19日

勇気を持って証言してくれた人たち このことは伝わった

24,000余もの署名を最高裁に届けられ、その切なる思いが担当官に届いたと思っています。
そんな記事が支援者さんのブログにあります。--> こちら

この事件は相手が警察だったということで署名まで踏み込めないでいる人も多数いると思います。そういう気持がでてくるのはむしろ自然だと思います。なにも自分がしゃしゃり出て署名することはないと思うのも理解できます。でも「それではいけない」と、毅然と立ち上がった人々が24,000余もいて、その人々の心意気を感じて嬉しくなりました。

私も皆さんと同じように「おかしい、あからさまだ」と思った一人です。調べていけばいくほど不可解なことばかりで、それではと、その調べたことをなんとか形にできないものかとへたくそな図やら文書で書き加えていって今日まできました。お邪魔にならないようにと心がけてきましたが、でもフラッシュページだけは思い切り踏み込まざるをえませんでした。

この先の進展は読めませんがでもまた初心に帰り続けようかと思っています。
振り返れば最初の一ページの段階で先が見通せることは全くありませんでした。増設に次ぐ増設でまとまりがなくなってしまいました。これはいつものことでやってみないとわからないのでどうすることもできません。余力でもできれば後になって少し見やすくしようと手直しをするのですがいかんせんパワー不足が悲しいところです。

最初の話にもどりますが、私も最高裁では単に事務的なやり取りだけかと思っていました。それが30分も口頭で要望を言えることを知ってびっくりしています。日常の生活のなかで最高裁の話が聞けることはまずありません。せいぜいが新聞などメディアで最後の判断を聞くだけです。ましてや途中の具体的な手続きのことなどは知る由もありません。

片岡さんの思いは届けた

「相手が亡くなっている事故であるから、相応の処遇を受ける覚悟はできている。しかし、私のために勇気を持って証言してくれた人たちのことを、嘘つきの如く扱った裁判は納得できない。このままでは、私は何のために、どうして、1年4ヶ月の実刑に服さなければならないのか?。キチンと証人達の声に耳を傾けて欲しい。」
という主旨のことを述べられたとあり、凝縮した思いが担当官に伝わったのではないかと思っています。
やれることは全部やっておこうという支援者たちの思いが担当官に伝わった、そんな1日だったとブログの記事を読んで思っています。

お疲れ様でした。

投稿者 hal : 23:55 | コメント (0) | トラックバック

2008年1月17日

国家権力を厳しく戒めている

18日は2万もの署名を最高裁に持参する日です。事がうまく運ぶのを祈っています。

民間人であれ、公務員であれ、どんな職業であれ、それぞれの人は最善を目指して毎日の仕事をやっていると思っています。中にはいまこの時点でも人を騙して、自分の利益のために利己的に動いているものもおそらくどこかにいるでしょう。でもその人たちはいつもビクビクしているわけです。何がしかの後ろめたさを感じているはずです。だから追ってが迫ってくると察すればどこかに逃げようとするはずです。
これらの不届き者たちはいずれ御用となる運命で、決して放置しておいていいとうことではないですが、ゼロにするのも現実的に不可能でしょう。いずれバレて社会的な制裁を受けることになり、悪がいつまでものさばることはないでしょう。

なんでこんなことを思ったかといえば、高知白バイ事故がおかしなストーリーで展開していって、そしてもはや膨らむことはあっても決して萎むことがない事態に発展し、なぜこんなことになってしまったのかと考えたからです。

まだ真実は明らかにされていません。しかし、この事態を知った人はおそらくだれもが震えたのではないでしょうか。「もし自分が当事者にされてしまったら・・・・」と

それほど身近な出来事で、いつでも、どこでも、だれにでも起きる事故でした。
そしてどこでどう間違ったか、1対1の関係が1対無限大という関係に変質してしまいました。
だれもが恐ろしさに怯えたと思います。

無限大とはすなわち国家権力です。
で、それに係わった権力側の人たちが何十人、いや100人単位でいたことでしょう。

そう思ったとき、その人たちはちゃんと自分の仕事をやったのだろうかという素朴な疑問が涌いてきました。

警察官、検察官、裁判官そしてそれぞれの組織で裏方で支えている事務方も含め、いったい何百人になったでしょうか。間接直接問わず、この事態に係わった人たちが大勢いました。
その中で最初にタッチする警察のなかではどんな動きがあって、どういう思いで仕事をやっていただろうか・・警察法で縛られているはずだが、本当のところはどうだったのだろうかといろいろ思いが巡ってきました。

警察法の第一条

この第一条がなかったら組織が存在しえないもっとも重要な条文です。その先頭になんて書いてあるか。
人々の「権利と自由を保護する」ためにと書いています。これが究極の目的でしょう。
そのためには公共の安全と秩序を維持しなければならない。これが警察の存在理由で、このために警察組織が作られているのです。

第2条には、
具体的にその職務を列挙して、2項で厳しく禁止規定を定めています。
いやしくもその権限を濫用することがあつてはならない」と。
実弾が入ったピストルの携行を許され、最強の国家権力である逮捕権が与えられているわけで「厳しく自らを律せよ!」と明文化しているわけです。
こんな物騒なものがむやみに振り回された日には大変なことだからです。
当然なことです。

さらに第3条では、
すべての職員は・・・、ここが重要です。裏方、事務方も入っています。当然に責任が追求されるということです。パソコンを使ってなんかやる人も入っているわけです。
不偏不党且つ公平中正にやります」と、宣誓まで行っています。
言い訳、言い逃れはできません。宣誓しているんですから。

他の公務員ではこのように「権利と自由を保護するため」、「権限を濫用することがあつてはならない」「服務の宣誓を行う」と規定しているのはありません。このように明確に律しなければならないほど最強な国家権力を与えられているからでしょう。

ねつ造、証拠隠ぺい、・・
そんなものはあってはならないことです。言語道断です。

警察法

(この法律の目的)

第1条 この法律は、個人の権利と自由を保護し、公共の安全と秩序を維持するため、民主的理念を基調とする警察の管理と運営を保障し、且つ、能率的にその任務を遂行するに足る警察の組織を定めることを目的とする。

(警察の責務)
第2条 警察は、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当ることをもつてその責務とする。
2 警察の活動は、厳格に前項の責務の範囲に限られるべきものであつて、その責務の遂行に当つては、不偏不党且つ公平中正を旨とし、いやしくも日本国憲法の保障する個人の権利及び自由の干渉にわたる等その権限を濫用することがあつてはならない。

(服務の宣誓の内容)
第3条 この法律により警察の職務を行うすべての職員は、日本国憲法及び法律を擁護し、不偏不党且つ公平中正にその職務を遂行する旨の服務の宣誓を行うものとする。


投稿者 hal : 23:18 | コメント (0) | トラックバック

2008年1月15日

「ネガ提出に反対」の人 いないですよね

いろいろな反応があるのは予想していました。
まだまだほんの一部だと思うのですが、これからでてくるのかもしれません。
フラッシュページの結論にもなっていますが、ズバリ
ネガフィルムを開示してほしい
ということです。

あのフラッシュページの意図がわかってらっしゃるお方は察しがつくことと思いますが、提出された130余枚といわれている写真ですが、その中にはどうしてもネガを見たいというものがあるようです。
ですからネガの開示を弁護側は求めていたのですが、いまのところ実現されていません。
陰がどうたらこうたら、とか、修正がどうたら、とか、そういう細かい話もネガが開示されていたら起きていないわけです。ここに問題点があると考えています。

ここに皆さんの目が向かったら、別の展開がでてきそうです。

ネガも見ないで細部の話をいくらしても終わりは来ないわけです。あまり合理的とはいえません。
そんな不毛な論争に時間を使うよりは、証拠写真全てのネガがでてくればみなさんスッキリするはずで、ネガを出してもらうように知恵を使ったほうが有意義だと思うのです。
最後のシーンのスナップショット

・・・ ネガを開示してください ・・・
ネガ開示を強く望みます/

写真が証拠として法廷に提出された以上、
ネガの開示に障害があるとは思えません。
速やかに開示されることを強く望みます。

ここに集約されています。
みなさんの目がネガの開示に向かうとすれば、ページを作った甲斐もあります。

なお、写真とネガについて調べてみると「廃棄?そしてネガの合成」と聞き捨てならない事例があるようです。細かくまで調べてはいませんがご参考まで。

「隠蔽に始まり隠蔽に終わる民事裁判の記録:All About 交通事故 過去ログ (1) 」 --> こちらです

投稿者 hal : 14:31 | コメント (0) | トラックバック

2008年1月14日

変なとこ探しにチャレンジ! IrfanView32日本語版

2日経ち、すでに多くの人が「陰の正体」をわかったのではないでしょうか。
きょうご紹介するのはまだ見えてなかった多くの皆さんに体験していただこうとフリー(無料)のソフトウェアです。
これで納得ゆくまでじっくりと見てください。皆さんも先発隊の仲間入りです。

見方のポイント
まずは白バイのタイヤの陰とスクールバスのタイヤの陰を比較するところからスタートですね。なぜ陰を見ようとしたのかといえばそこが妙に黒々と見えたからです。他の証拠写真のバスの下にある陰などみるとどれも自然に見えます。この写真のここの部分の陰だけが引っかかったのです。

まっくろくろすけの正体を見ようとするわけですが、この画像ファイルは裁判所に提出された印画紙をスキャンし、jpgというファイル形式に変換したものです。デジカメで撮ったRAWデータでもありません。ですからネガからはだいぶ離れた画像になっているでしょう。もちろんネガがあれば疑問は解消するのですが、拒否されていてそれが不可能な状況です。ないものねだりからは何も生まれません。ですから不十分、不確かな画像だとしても、この画像でなんとか真相に迫るしか方法がないのです。画像変換にともなう技術的問題は承知の上です。が、そんなことでは説明できないことがこの陰にはあると見えたのです。まっくろくろすけという森を見ようとしているのに、小さな木に目がいき全体が見えなくなってしまっては本末転倒になってしまいます。くれぐれも森全体を見ることを忘れずに、小さな木だけに目がいかないようにするとより正確に見ることができるのではと思っています。

パソコン画面のサイズが15インチぐらいですと右左上下とスクロールしながらでやりにくいですが、がんばってください。
拡大倍率はIrfanView32の上の方にあるプラスの記号のある虫眼鏡アイコンをクリックするたびに拡大します。その数字は一番下にパーセントで表示されます。

倍率はとりあえず300~400%あたりでパソコンのモニターが液晶の画面でしたら、上の方とかへ顔を持っていて斜めとかいろいろ見方を変えてみてください。
白バイのタイヤの陰に注目です。陰が奥に行くにしたがってだんだん濃くなることがわかると思います。
地面の反射が必ずあるので境界部分もすこしずつ濃くなるのが自然というものでしょう。またその陰の中にも路面の突起した石などがあるはずで、そこが光っていてもおかしくないですね。それが自然というものだと思います。

で、今度は同じ倍率でスクールバスのタイヤの陰を見てみましょう。

まずは境界ですね。だんだん濃くなってますか?
その奥はどうでしょうか。石など光ってますか?
またタイヤのトレッド面(溝があるところ)も見てみましょう。

倍率も800%ぐらいまで上げてるといろいろ見えてくると思います。コツは顔をあちこち向けてみることですね。あと、デジカメにとってみると強調されて見え、あらたな発見があるかもしれません。

■■ IrfanView32 日本語版 Ver.4.10のご紹介 ■■

著作権者・Irfan Skiljan氏と日本語版製作者・永野英信 氏、楠本 拓矢 氏に感謝します。
ひじょ~に軽く、しかも高機能で優れたソフトです。フリーで公開されているので画像ソフトを持ってない人はインストしてみてください。

ダウンロード先は --> 「俺のページ」さんちのトップページ
そこから入って「IrfanView32 日本語版 Ver.4.10」のページに入って、その下の方に
《 ダウンロード 》
   Ver.4.10
自己解凍形式ファイル (1.02MB)
があるのでそれをダブルクリック

すると、保存する場所を聞いてくるのでどこでもいいですが、あとで自分がわかる場所を指定して「OK」。よくわからなければデスクトップでもマイドキュメントでもどこでもいいです。
次にいま保存したその場所を開いて、「iview410j」という名前のファイルが一個あるのでそれをダブルクリック
あとは「OK」、「OK」、、とクリックしていくだけでインスト完了

最後に
エクスプローラでローカルディスクとかC:ドライブとか(名前はたぶんいろいろ)を開いて → Program FilesIrfanView (C:\Program Files\IrfanViewホルダー)ホルダーを開いてそこにあるi_view32の上で右クリック
「スタートメニュー」にアイコンを追加をクリック(下図を参照)

これでアイコンが追加されるので起動が簡単になります。
全て完了です。

スタートメニューに追加/

< 基本的な使い方 >というページもあり、このソフトの使い方を見たいときは参考になると思います。

起動はスタートボタン → i_view32.exe (赤い猫?のアイコン)をクリックで起動します。
すると真っ黒のウインドウが開くので、あらかじめ原寸大の例の写真を表示させておいてその写真の上で右クリックして「画像をコピー」して、つぎにIrfanView32 の「編集」 → 「選択範囲へ貼り付け」で画像が表示されます。

また別な方法としてはあらかじめ原寸大の写真をパソコンに保存していれば、IrfanView32 の左上にあるつぎにファイル → 開く → そのファイルを指定すれば同じように開きます。どちらの方法を使ってもOKで、使いやすい方法を使えばいいです。

陰の正体」のフラッシュページ --> ここ
原寸画像を表示もしくは保存したいときのリンク先 --> ここ

投稿者 hal : 00:41 | コメント (0) | トラックバック

2008年1月13日

うまく見えましたか?「陰の正体」

ふつ~うの人になんとか昨日アップした「陰の正体」を見てもらいたくて画像ソフトを探しています。
陰の正体」 --> ここ

■ 比較的ユーザーが多いかなぁと思うのがパソコンに抱き合わせで買ったor買わされた?「Officeオフィス」というソフトがあります。
Pro版なら言うに及ばずPersonal 版でもOKですがCDの中に「Microsoft Photo Editor (マイクロソフト フォトエディター)」という画像ソフトの入門版みたいなものが入っています。
Office 2003、Office 2007では Microsoft Office Picture Manager (まいくろそふと おふぃす ぴくちゃーまねーじゃー)に置き換えられて機能アップされました。

どちらでもいいですが、これらがあれば拡大の機能としては十分です。新たにお金を出す必要もありません。

すでにOffice がパソコンに入っていればこれらが使えるのですが、通常は”標準”でインストールされているのでこれらオマケソフトはインストールされていないかもしれません。
その場合はこのソフトをインストするためにOfficeソフトの箱からCDを取り出してインストしたいものを選んで実行するだけです。
やり方の参考例をご紹介します。
Microsoft Photo Editorのインストール方法(バージョンによっては見え方が違うかもしれない) -->こちら

ポイントは、

“Microsoft Photo Editor”が出てくるので、そこをクリックする。
すると、選択ウインドウがでてくるので、“マイコンピュータからすべて実行”をクリックする

※※拡大だけならWindows に付属している(無料)「Windows Picture and Fax Viewer」があるのですが、これは色の表現力がなくて、残念ながら使い物になりません。

ところで、すでに画像ソフト(Photoshop、Paintshop、Fireworks、などなど)を使っているお方は「陰の正体」を摑かまれた頃ではないでしょうか。
まだソフトがなくてわからない人も上でご紹介したOffice をお持ちならあとはインストするだけでソフトはOKとなります。是非トライしてみてください。
画像を表示もしくは保存したいときのリンク先 --> ここ

画像ソフトで見る方法
  1.表示された画像を右クリックでコピーして画像ソフトへ貼り付ける
  2.または、画像を右クリックして名前を付けて画像を保存 → そのファイルを画像ソフトで開く
 のどちらでもかまいません。
なにもお持ちでない場合はわざわざこれのためにだけでソフトを買うというのもなんですので、無料のフリーソフトにいいのがないか探しています。いっぱい種類があり正直迷います。必要な機能がちゃんとあるのかチェックしなければならず、すぐにはできませんがいいのがあればご紹介します。

新仮説に取り込まれてしまった人も・・・
ついにというか、正月そうそうに、それもときどきお目にかかるブログでです。
ある意味驚きです。昨日、インターネットをみていたら全国津々浦々まで電波を送っている某放送局の人が「高知県警 捏造」のキーワードで検索しているのを発見、いまそのときに他方では「ブレーキ痕の写真が捏造ではない」を支持するのを見つけ、その対比がショックでした。

なんども書いてきましたが「ブレーキ痕の写真が捏造ではないという前提」のサイトがあるのですが、それを「説得力のある内容」という評価をして支持しているわけです。もちろんそういう考えがあるのは承知していまして潜在数まではわかりませんが、アクセス状況をみていると、そのように考えている人たちが一定の数はあると思っています。

もちろん科学的に状況を見られる人とか、運転免許を持って日頃バイクとか車を運転している人ならまず釣られることはないと思いますが、ある検索キーワードでは上述の新興勢力のサイトが最初のページの中ほどにでてくるところをみると、やはり一定数はあるように思います。

ほとんどの掲示板でリンクを張りまくれば、それに釣られてクリックされることは予想していました。そもそも2ちゃんねるなどの掲示板ではリンクを紹介したいときはリンクを張ったことを知られたくないために一文字を抜かして記載するのが通常です。ですからいちいち消された頭の一文字”h”を追加しないとリンクにゆけないようになっているのですが、例のサイトの場合なんの手間もかけずにそのままクリックすれば即飛んでゆく仕掛けになっています。

まぁ、全体からみれば少数派ですし、ある目的のために動いているので目的がなくなれば自然消滅とみています。

投稿者 hal : 06:24 | コメント (0) | トラックバック

2008年1月12日

あたしも見えた、俺も・・・ 写真に写ってるタイヤの影の正体は?

プロは仕事が違う KSB瀬戸内海放送

KSB瀬戸内海放送が2夜連続で放送しました。
すでにインターネットにアップされ、見ることができます。2008/01/10 高知白バイ衝突死⑦ 同僚証言の不自然と「謎の白バイ」--> こちら

私めは何処かで風邪をもらってきたようで2日前からのどの痛みから始まって寒気といつものローテーションでコンディションは劣悪です。
そんな中、懸案だったことを実現しようと、にゅ~よ~くタイムとレム睡眠でイメージができました。こういうことはよくあるのですが、今度もそうで、勝手に頭の中で動いていて、す~っとイメージがつながってゆくという感じです。で、ページができました。
いろんな思いがあって、趣向をちょっと変えてみようとフラッシュにしてみました。
意味ありげな?ページにはフラッシュが似合うかも知れません。

「きっこの日記」から始まりました。10月30日でした。おかしなことになっていると直感で思いました。
調べてゆけば理解できないことばかりで、それをどう表現したらわかるだろうかいうことを考えていました。所詮、ほとんどが作り話で嘘に塗れているわけで、その嘘からスタートしても実態は出てきません。そうかといってなにもしないではしょうがないので、外堀を埋めてゆこうと方針を決めました。
11月4日でした。スイッチが入りました。そのときの写真です。

判決の重要な決め手となった証拠写真です。唯一の物的証拠を写していて、一点の曇りもあってはならないものです。ところが、公開されている他の証拠写真の陰に注意して見ましたが、どれも違和感がないものばかりでした。この写真のこの部分に目が止まったのです。黒々としたこの部分にです。

・・・ まっくろくろすけ この陰の正体は??  ・・・
タイヤ陰切り貼り/

公開のタイミングを誤ったら元も子もなくなるので、慎重にしていました。しかし、最高栽の判決を目前にして、かつネガフィルムの入手が絶望的になり公開することにしました。
さまざまな反応があるのは予想できますが、それでも公開することに決めました。

どこかに書いたのですが、2008/01/04(金)から掲示板で暴れるものが突如出現し暴れまくっています。また「横滑り論」なるものも彗星のごとく現われました。まぁ、掲示板の方は勝手に暴れさせておけばよく、誰も相手にしないで餌を与えないことがきほ~んです。(ネットの先生が教えてくれています)
しかし新興宗教みたいなものの方は取り込まれてしまう人が少なからずいるようで目が離せません。
そこでこれらの新興勢力を吹き飛ばすものを出すことにしたのです。

と、いろいろありましたが、その時期が到来したということで、いまからアップします。
ネットに公開する以上はこんなチンケなサイトでも社会的な影響はあるわけで、いいかげんなことは書けません。自ら経験したこと、理解したこと、確信したことを書いてきたつもりです。
当然のこととして、人それぞれで、環境も違えば信条、考え方も違います。人様に自分の考えを押し付けるつもりはありません。みなさんのいろいろな考え、思いをブログなりホームページなり、どこかの掲示板なりで思いのたけを書いてくださればいいと思います。
特定の一般人とかサイトを誹謗中傷するのだけは謹んで、自由に考えを表明されたらいいと思います。憲法で表現の自由は認められていますし、いまのところは言論統制もないようですので。

ホームページの方もそうですが、誤字脱字、思い違いなどもあるかもしれません。忘却の彼方に消え行く記憶を残すために、その時々のことを記録するということでやっています。ですからはやりのアクセスランキングも無縁ですし、ランキングのために何かをやるという発想すらありません。

BAKURO
それにしても酷い事件です。
単純な事故だったはずのものが、別のストーリが走り出してそのストーリーの体裁を整えようと手段をいとわずあらゆること(作り話)がおこなわれました。現場見取り図、A隊員の証言。真実と思えるのはバスに白バイが食い込んでいる衝突地点の映像、これぐらいでしょう。

重大な事実誤認 原判決の破棄をめざして
 写真に写ってるタイヤの影の正体は? をアップしました --> ここ

ただファイルサイズが548KBと大きくなってしまい、ダイヤルアップ回線のお方には相当厳しくなってしまいました。ご迷惑をおかけします。

こればかりは他人からの説明を聞いてもダメで、ご自分の眼で見て、そして「そういうことだったのか」と、納得していただく以外ありません。その部分が「どういうことだ」と、わかったら声を上げてください。

重大な事実誤認 原判決の破棄

原判決の認定が不合理であるというに過ぎない場合には、原判決の有罪判決を破棄する。
「本件のように原判決に審理不尽、理由不満の欠陥があり、その欠陥が延いて原判決を破棄するのでなければ著しく正義に反するものと認めれるほどの事実誤認を導き出しているときは、刑訴411条1号、3号により原判決を破棄すべきである」


お願い:
去年一年間で最高栽において上告を受理した刑事事件は3000件のうち、高裁の判決が見直されたのはわずか3件と極めて例が少なく、三審制になっていません。
ということで、これまで以上のみなさんの署名が必要です。ご賛同いただけるお方のご署名をお願いいたします。
第一次期限:1月17日迄。
-->片岡晴彦さんを支援する会HP
ご賛同いただけるお方の署名を呼びかけている・・・片岡晴彦さんを支援する会HP


--警察の捏造事件 ブログのもくじ--
--高知白バイ事故・冤罪 証拠捏造事件 ホームページのもくじ--

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2008年1月10日

KSB瀬戸内海放送 いい仕事してますねぇ~

・・・ 高知県警黒岩安光交通部長が声を荒げた 県議会総務委員会 ・・・
KSB瀬戸内海放送のスナップショット

KSB瀬戸内海放送080109_10.jpg

一審二審においても警察の捜査なりが、
あ~ぁ、まぁ証拠のねつ造ではなんてぃぅのはもちろんのこと、
おぉ~、不備があるとか警察の捜査がおかしいとこがあるとか
という内容のものがその判決文の中には
一切でてきていません。

・・・ 高知県警黒岩安光交通部長は強い口調でこれを否定した 県議会総務委員会 ・・・
KSB瀬戸内海放送のスナップショット
KSB瀬戸内海放送080109_20.jpg

公道で白バイを高速運転で訓練することは
全くありません。
 ただし、速度違反を取り締まるときには、追跡が必要ですから
高速で走ることは当然であります。

2008年1月9日、KSB瀬戸内海放送がシリーズ・高知白バイ事件の第6弾「県警が否定…白バイの高速走行は?」が放送されました。事故白バイがどのような走行をしていたのか、実際に走行して検証しています。また、県議会で高知県警黒岩安光交通部長が事故白バイの高速走行を強く否定しています。
2007年12月21日高知県議会総務委員会 無所属・坂本茂雄議員が質問し、高知県警黒岩安光交通部長が答弁しました。
KSB瀬戸内海放送のビデオは -->  こちら

そのほかの主なポイントは、
■ 警察庁の通達・・ 事故の2週間前、緊急走行や追跡追尾訓練を積極的に行うよう通達を出した
■ 現場近くの国道では・・ 事故前、猛スピードで走る白バイがたびたび目撃されていた
「通常の車を追い越していくわけですから60や70kmじゃないですね 100から120kmくらい出てたと思いますけど」
■ 国土交通省・土佐国道工事事務所でも事故に疑問が投げかける声が聞かれた。道路の構造的には、設計速度、走行が60kmくらいあれば、最低でも70mは見えるように設計している。普通に走っておれば問題ない。
カーブや植え込みも含め道路を設計する際には速度を想定し、先が見通せる距離の基準が法令で定められている。事故現場の設計は時速60kmで走ると、最低70m先が見える設計。
Q.70m先に(障害物が)見えたら十分停まれますよね?・・いわゆる制動距離の問題ですね。時速60kmであれば停まれると思います
時速60kmのオートバイのブレーキをかけてから停止するまでの距離は30~40m(乾いたアスファルト)で、70mは十分な距離といえる
■ 「白バイが無謀な運転をするわけがない」「警察が証拠をねつ造するわけがない」
■ こうした予断をすべて排除して証拠や証言をしっかり見てほしい
■ 弁護側はおととい最高裁判所に上告趣意書を提出し⇒審理の差し戻しを求めている
■ 最高裁では事実関係の審理を行わないが、唯一例外として判決に影響を及ぼす重大な事実の誤認があり著しく正義に反すると認められるときは原判決を破棄できるとされている

「裁判中だから・・・・」とゆって発言を拒んでいたくせに
それなのに答弁にその裁判記録を持ち出してくるというのは・・・◇%▽&#○×!?
だいたい判決文自体がその妥当性を疑われているのに「それを持ち出してどうするの!?」って感じで、訳わかりません。
このオジサンは根は正直なんでしょうか!?表情に、声の調子に現れていて、いかにも苦しそう。
この発言の前の質問がはっきりしませんが、なんで裁判記録を持ち出しているのか、そういうものを持ち出さないと常日頃の業務を説明できないのか、とその発言に根拠がないのを曝け出し、かえって不信の上塗りをしたようで失敗という感じです。

そうじゃなくって、業務日誌とか、指示命令書とか、そういう具体性のあるものが必ずあるはずで、それを提示して当日近くで行動していた4台の白バイの行動を淡々と説明するだけでよかったのです。力んだり、声を荒げる必然性は全くなかったのです。

掲示板からひとつ。バイク乗りさんらしきコメントです。
851 :オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2008/01/10(木) 01:11:38 0
>>842
バスの前を華麗に通り過ぎるつもりが、速度が出すぎていて、慣性で思いの他
バイクが曲がらなくて、途中から慌ててブレーキかけてコントロール失って
突っ込んだんだろ。

俺も普段1000ccのバイクに乗ってて、たまにサーキットに走りに行くが
200km/h以上の速度だとバイクにかなりの慣性力が働くから、普通の
100~150km/hの感覚だと曲がらない。
ハングオンしながらエイヤって感じで思いっきり体を内側に倒しこまないと
曲がり始めない。
白バイの訓練じゃ、せいぜい100km/hくらいまでの車体の運動特性しか知らない
だろうから、超高速のバイク慣性を知らずにコントロールを失って突っ込んだんだろう。

858 :オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2008/01/10(木) 07:19:27 0
>>855
1000ccのスポーツバイクというと、YZF-R1などの軽いもので180kgくらい。
大して白バイは装備重量300kgくらい。
YZF-R1の200km/hくらいの慣性重量と白バイの150km/hくらいの慣性重量はだいたい
同じくらいじゃないかと。

よくテレビで白バイの訓練の様子が放映されてるが、スラロームなんかは
いいとこ20~40km/h程度で、緊急回避やブレーキング練習なんかは70~100km/h
くらいだから、現場で150km/hくらい出してたとすれば、急速な進路移動で
思うように曲がらなくて突っ込んだんだろ。
26歳で白バイじゃ、まだ経験もそんなに極端に多くは無いだろうからな。


興味深いことがあるのですが、インターネットの掲示板などの書き込みをみていると、事故状況から事故白バイが「100km以上出していたんじゃない」と書いているのがほとんどで、逆に「こういう理由で60kmで走っていたはずだ」と、きちんと説明をしているのは見たことがありません。
上のような書き込み例をだすまでもなく、60km走行の話題は工作人ですら避けていて、連中もわかっているのですね。ヤブヘビにやってしまうことを。

坂本茂雄議員のホームページからのスナップシのョット --> こちら
坂本茂雄議員のホームページ/

投稿者 hal : 23:29 | コメント (0) | トラックバック

2008年1月 5日

衝突地点手前130mからバスを視認できた 事故白バイ

何十年も前、原付を運転中にガソリンスタンドから出てくる乗用車の右フェンダー付近に衝突して国道1号の上で転がったことをふっと思い起こしました。車の方は右をよく確認せずに飛び出し、私の原付では避けきれずぶつかるしかなかった状況でした。
車のフェンダーは若干凹み、右のフェンダーミラーはもがれ、マイバイクは火花を出して路面を滑走し、私のズボンには穴が開きました。

で、その他は別段どこも怪我もなく、ちょっと傷ついたバイクでそのまま乗って帰ったことがありました。
そのときに私が転がった位置を正確には覚えていませんが、物理の法則に従って衝突地点の右前方、センターラインの上あたりだったように思います。

なんでこんな話題になったかといえば高知白バイ衝突事故で頑丈なバスの破損状況、白バイのバスへの食い込み方、肝心の衝突地点、そして隊員の最終的な位置などがどうもしっくり納得いかないからです。
裁判で認定された白バイの速度、走行経路ではあの事故現場の状況を説明できないと考えているからです。

コメント欄にもありましたが「時速65kmくらいで車の後部に突っ込んだことがあります・・・」、とか、他に60kmで停車中のトラックの後ろにノーブレーキで突っ込んだ人のブログも拝見しましたが、ようは人は60km程度ではやすやすと死なないものだということでしょう。

悲惨なことに高知白バイ事故では白バイ隊員が亡くなりました。しかし、事故原因は原因としてちゃんと調べないと、あとでおかしなことになるかもしれません。民事裁判、退職金、弔慰金、公務災害における遺族年金など。事故状況、原因に係わりなく支払われるものなら問われることもないですが、階級昇進などが係わってくればそうもいきません。

ところで、ネットにバイク乗りでしかわからないような書き込みがあったのでご紹介します。
といってもいろいろ見解はあると思いますが、ひとつの考察として掲載します。まずはその要約です。
● 風を避けるため、自然と上体を伏せ気味にし、視界が低く狭くなっていた
● バイク技術は幼稚であるにもかかわらず、慢心があった
● 急ブレーキをかければ、衝突まで30mもあれば十分停止できる
● 本人がパニックをおこした
※カウル(cowl)とは、航空機やオートバイなどにおいて、エンジンや車体に沿って流れる空気の整流を目的とする覆いのこと。Wikipediaより引用。

車を運転中に「ウゥ~」とサイレンを鳴らして加速していく白バイと遭遇することがあるのですが、そういわれてみれば前かがみで突っ走っていきます。これが視野を妨げる要因になるということはうなづけます。
また、30mもあれば十分に止まれるとあり、平均的な人でも32.5mで止まれる計算をしていましたがそれを補強しているようです。--> ここ

事故白バイの走行状況がおおよそこうだったとしても、実際にどんな走りっぷりだったとしても、すでに証言と現場見取り図で状況が規定されていて、それが裁判で認定されてしまっているのでいまさらどうすることもできません。

しかし、矛盾をそのまま放置することもできず、確からしいものを詰めていき、最後に矛盾に満ち々ている「証言と現場見取り図」を炙り出すというスタンスで進めています。

矛盾に満ちている「証言と現場見取り図」によれば衝突しなかったという奇想天外なことになるのですが、ネットをみてもこの説を唱えているのはいまのところ本サイトとどっかの掲示板で見かけたぐらいです。

現に衝突事故は起きているわけで、「衝突しない」などと寝ぼけたことをゆってれば頭がオカシイと思われるか変人扱いされるのがオチでしょう。でも表立って発言はしないにしても、事故状況と「証言&現場見取り図」との間でなんかおかしなことがありそうだ、はっきりと「矛盾だ」と指摘するところまではできないにしても気づいている人がいるかもしれません。

「白バイがスクールバスに激突 その2」からピックアップ -->ここ

目にも止まらなかった光景が的確に表現されている校長の証言です。
・・なにかがもの凄いスピードで、右カーブをきりながらバスの右前にぶつかったんです。・・
車をレストランの駐車場に置きに行き、戻ってきて現場を見て始めて白バイだったとわかった

2828物体(白バイ)がこう来まして
2929ここで急カーブして
ここへ当たった
3030 もろに当たった
バスは止まっていた

「証人Bさんの目撃再現ビデオ」をコマに落としてみるといろいろ見えてきます。--> ここ
これまで「白バイがわき見をしていた」とか、「スピードの出しすぎだった」とかいわれていて、大筋では外れていないのですが、ただ漠然としていて、このように実際にバイクを走らせて風景とか視界を確認しながら、それらが数値でもって表わすことができると一段と説得力が増してきます。
これまで白バイがどの地点でバスを視認できるのかを試算していたが、このビデオを合わせることで補強できました。

衝突手前136m近辺からバスが見える
多少の誤差を含んでいるのではっきりバスを視認できる地点を余裕をみて130mとします。これなら文句はでないとおもいます。
● 衝突地点手前の130m地点で、バスが道路のセンターよりにいたのは視認できていたが、バスをやり過ごせると判断して100kmものスピードを減速することもなく突き進んだ。

● しかしバスの後ろに乗用車がつけていたのでその間を通過することに危険を感じた。

● しかし時すでに遅しで、ブレーキタイミングを逸していてブレーキでは間に合わず、急遽車体を右に傾けてバスの前をすり抜けようとした。

● が、しかし遠心力で大きく膨らんでしまい、減速も十分できぬままバスに激突した。

● その間にはわずかだがわき見の時間もあったかもしれない。

[20] 07/12/25 13:38 JmvMZ0dFW8
なるほど。バイク乗りからの意見。

1 現場の道路線形はゆるいカーブとなっており、見通しが悪く、さらに交差点であり、視線が定まらず、いろいろなところを注視する必要がある現場であった。

2 白バイは時速30キロ~80キロまでの機動力が優れるセッティングと隊員装備となっていることから、時速100キロ近くでは、ハンドル位置が高過ぎ、さらにジェットタイプヘルメットの貧弱なバイザー(風防)と風防効果の低いバイクのカウルのせいで、隊員は自然と風を避けるため、上体を伏せ気味にし、視界が低く狭くなっていたであろうこと。

3 白バイ隊員の運転技術に関しては、他のスポーツ「柔道」に例えれば、社会人になって始め、猛特訓の末にようやく黒帯を取得した程度のものであり、バイク技術は幼稚であるにもかかわらず、慢心があった。実質、小~中学生時代からサーキットやモトクロスコースで練習を積んだ人に比べれば純粋な運転技術は驚くほど未熟である。

4 白バイが時速60キロで緩いカーブをバイクを傾けながら走行していたとしても、交差点手前で危険を感じたら、バイクを起こし、急ブレーキをかければ、衝突まで30mもあれば路面にブラックマークを残しながらでも十分停止できる。
バスを避けようとしてバイクが転倒したのは(バイク正面からの破損が少ないことが証拠)本人がパニックをおこした証拠だ。スピードが高く、衝突直前まで有効なブレーキングを行う冷静な状況ではなかったわけだ。

【結論】止まれないスピードで見通しの悪い交差点に進入した白バイが悪い。
※時速10キロでバスが道路を横断したとしてもだ。
仮に歩行者の駆け足横断や自転車ならば、ひき殺してもいいのか?
白バイ隊員は時速100キロ近いスピードで、見通しの悪い交差点に進入した。信号機や他の交通に注意を向けていて、目前の行く手に立ちはだかる壁のようなバスを避けきれず衝突したのだ。道路上にある障害を「避けよう」としてはいけない。あくまで「停止」するのが大原則だ。

現場マップ3/約470mを28秒ほどで走っている
ほぼ時速60kmとなる

片岡さんのブログ
「証人Bさんの目撃再現」ビデオ
--> こちら
再現ビデオ/
こちらのビデオは事故白バイが走った経路を実車で再現したものです。

証人Bさんと同じ60kmで白バイが走っていたなら証人Bさんは目の前で事故を目撃したはずです。ところが白バイはBさんを追い越してどんどん先に行ってしまった。その速度が100kmぐらいだったとのことです。

事故白バイがどのような状況で走行していたかをビデオからスナップショットして抜き出してみました。状況が鮮明になってきました。
目撃再現ビデオかをコマで分解、検証ページをアップ --> ここ


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2008年1月 3日

目撃証言を検証してみる

スパモニはこれで2回目になり、もう一歩踏み込んだ内容になるのでしょう。
それにしても地元高知では放送されないそうです。こないだのザ・スクープもサッカーの中継になってしまい高知では地元テレビ、新聞、県議会・・・と、高知の連携は徹底しているようで。

支援者さんサイトの情報です。 --> こちら

 1月4日 テレ朝『スーパーモーニング』にてこの事件が取り上げられます。
その後週1ペースで、マスコミでの報道や記事が2月まで続く予定、・・・です。

今度はビデオをちゃんと撮れるように準備しておかなくっちゃと、期待しています。

目撃隊員が携帯電話で119へ救急要請をしたと証言しています。

「なんで白バイ隊員が携帯なんだろうか・・・???」
昨日は一族が集まる日で自由な時間もあったので、新聞広告の裏に高知白バイの事件をメモっていたらある結論に達しました。
ボケのタワゴトです。一つの可能性です。
これまでもタイヤ痕が作りものであるとか、証言の矛盾とかを図であったり、シミュレーションプログラムであったり、文字でコメントをしたりして書いてきました。ページとページは独立して見えていたかもしれません。それぞれが点と点で見られていたかも知れません。もちろん各点がバラバラであるはずもなくつながっているだろうことに気付いている人もきっと多いと思います。

そんな中にあって唐突と見えるかもしれませんが私が目撃隊員だったらどういう行動をするだろうかと、現地で走っているつもりで考えていたら以下の結論になりました。
目撃隊員は何も見てなかった たまたま通りかかっただけだ

その根拠は白バイ隊員が「数分後に現場に現れた」という生徒たちの証言です。土佐署で生徒3人の目撃について供述調書がつくられ一部検察にも回りました。土佐署で生徒たちが証言したことが正しく調書に書かれていたかどうか、作文されてはいまいか、などと検証しなければならない問題もありますがそれはさておいて、すくなとも当日の衝撃的な光景の中に白バイ隊員が現れたことは鮮明な映像で焼付けられているはずです。
また、生徒達だけではなく一緒に同乗していた先生もいたわけで異口同音に証言がでるはずです。ところが警察は同乗していた先生から供述をとることをしませんでした。これは不可解な行動です。生徒はこども、先生はおとな・・・、あとで突っ込まれても逃げられることを先取りしたのかもしれせん。

この「数分後に現れた」ことがとても重大な意味をもっています。先のページでA白バイ隊員の走行経路を検証しているのですが、そこから得た結論が「3~4秒後には現場に現れているはず」というものです。どんなに誤差があっても30秒とか1分とかの長さになることは絶対にないという結論です。先のページ --> ここ

で、こんどは2回目の走行検証がおこなわれました。ここです --> 「A隊員の走行経路を公判での証言に沿って再現してみた

ビデオの画質もよくなり、なんといってもこんどの実験ではA白バイ隊員が証言したことを元に走らせていることがポイントです。貴重なヒントをもらいました。

このビデオを見て、これまで点と点だったものが目に見える線でつながったと確信に至りました。

というのは・・・、
「数分後に現れた」イコール白バイ隊員は目撃していなかったと思い至りました。

現地で実際に走ったバイクの経路と時刻を細かく調べてゆけばあり得ないことだからです。
ですから証言が「嘘」だと追求するのにこれだけでも必要十分ですが、さらに傍証となることを白バイ隊員が自ら証言しています。
A隊員は事故現場を16mも通り過ぎて、しかも道路の左端に停車させていたと証言しています。実際にその位置に白バイがありました。そして、そこでバイクを降りて走って現場に駆けつけたと証言されています。

これを知って、目撃隊員は実は何も見てなくてたまたま現場にさしかかったときに事故現場が目に飛び込んできただけだと推論しました。

事故現場が目に入ってきたので慌てて急停止した。しかしそこは国道であり当時も一定の交通量があり、そこで急転回して現場に引き返すことは物理的にできない。
止むを得ず、道路の左端に止めて走って現場に駆けつけた。というのが状況と証言にも合っていて、違和感はありません。
その現場に倒れていた同僚隊員の口から血が噴出し、重篤な状態だと察知して119番に通報しようとした。が、あいにく白バイから離れているので無線が使えない。とっさにポケットから携帯を取り出して救急を要請した。と、考えています。合理的であり、証言にも合っていると思えます。

さらに生徒たちは、
第2回傍聴録 事故を目撃した白バイ隊員の証言
・・・・・・

例えばA隊員の登場は数分後だったとか。回転灯はついてなかったとか。ぶつかってきた白バイの様子とか・・・よく覚えていないとか・・・話したくないとか・・・一人だけ白バイの動きを証言してくれました。

生徒Aの証言 最初見たときはかっこいいと思っていたんですが、あっという間に尋常ではないスピードでバスにぶつかってきたのを見ました。

 何故警察や地検は 同乗していた教師達の目撃調書を取らなかったのか?


と白バイが赤色の回転灯を点灯してなかったと証言していて、これもとても重要な傍証になります。

もし本当にA白バイ隊員が衝突までを一部始終目撃していたら、衝突の瞬間からサイレンと赤色灯を点けて現場に急行するはずです。隊員の目はたとえ遠くからでも事故現場に釘付けになっているはずで、救護、交通整理とやらねばならない仕事が発生したわけなので、緊急走行で現場にまっしぐらに向うべき状況だったはずです。
そして現場に横付けしたはずです。

その地点を16mも行過ぎてしまうことなどは間違ってもあり得ないことです。

第2回傍聴録 事故を目撃した白バイ隊員の証言
C地点 最終停止位置 衝突地点より16m通過した信号機の近くの路側帯。

    停車後、回転灯のスイッチを切り、衝突地点へ駆け寄っている。

    そして、携帯で119へ連絡している。

「・・・・停車後、回転灯のスイッチを切り・・・」と証言しているが、果たして信用できるだろうか。
走行実験を検証してみた ページをアップした --> ここ

投稿者 hal : 05:58 | コメント (3) | トラックバック

2007年12月31日

百条委員会という奥の手があるのだが・・ そこまで到達できない 

「偽」に明け暮れた2007年だった。
なんともならないというこの問題で締めくくることにしよう。

元気のいい北海道新聞がちゃんとアンケートを実施した。
全国津々浦々に蔓延している「警察裏金問題」を取上げていて、百条委員会の設置までは道のりは遠いが、北海道民はある意味恵まれているといえる。ここまでやる新聞社があるから。

・・・ 警察を守ろうとしているのが自公 とってもわかりやすい構図だ ・・・

北海道新聞警察裏金問題アンケート/北海道警察・裏金問題
北海道新聞が百条委員会設置のアンケートを実施
自民・公明・・93%いやだ
民主野党・・91%作れ
百条委員会を作られて困るのは警察
それを守ってるのは自公
終わってる、ニッポン

自民・公明・・・・反対、無回答 57人(61人中)・・93%
民主・野党・・・・賛成       43人(47人中)・・・・91%
詳しくは、北海道新聞をごらんくだされ。--> こちら

高知県ではどうか
白バイ事故で揺れている高知県では先の県議会でヤジの怒号のなか民主党坂本議員の質問すら議事録から削除された。質問でさえもみ消されてしまう高知では、百条委員会などあり得ないと思える。

マスコミは退出させられ(自由意志で退出のよう??)、地元高知新聞、テレビもスルー。

警察裏金問題というベースはどこの県にもある共通問題で、高知新聞も裏金についてはシリーズで取上げてはいる。
が、それは表面的なポーズなのだろうと今回の「白いバイ事件」を振り返ってみると、そう思える。新聞などジャーナリズムが毅然としているか、はたまた腐っているかはこんなところでわかる。

高知県議会のようす その1 その2 その3

質問が削除された民主党坂本茂雄議員のページ12/6「交通事故の二次被害は構造的問題」からのスナップショット
民主党坂本茂雄議員のページ/
役所の腐敗と税金の無駄遣いは絶対無くならない。自公が政権にいる間は・・・

投稿者 hal : 05:08 | コメント (0) | トラックバック

2007年12月29日

直近のネット事情

2007/12/12 (水)19:47:57あたりから始まっている。
チャチャやラクガキの類ではない、きちんとした内容である。

「前方不注意か相当なスピード」というニュアンスで話がはじまっていく。ところがずっと追っていくといつのまにか「バスが横滑り」の話になっている。その話題に対して多くの人が書き込みをしている。なかなかのものである。

で、その書き込みにあるリンクをたどると整然と体裁が整えられているページにたどり着く。サイトが取上げているのは「高知白バイとスクールバスの事故」である。掲示板に書き込んでいた人物の主張の主旨がそのサイトのページに書かれている。おそらく掲示板に書き込んでいた人物と同一か近い人物であろう。

また、そのサイトのサーバーも確認した。良く知っている本格的なものである。

ページ作りにも慣れていて、きちんと最初から計画されている風で、オーソドックスな作りになっている。作図ソフトも使い込んでいる印象であり、できばえのいい図が掲載されている。
サーバーからしても普通の人が思いつきで始めたレベルのものではない、ちょっと違うなぁというのが印象である。
ページ作りは書き込みより前から始めていると思うが、リンクがアップされたのは2007/12/26(水)00:17:34である。それに続き他の掲示板にもつぎつぎとリンクがアップされていっている。その積極さが伺われる。

まだ詳しくは見ていないが事故の状況を正しく表わしているかは別にしても、理詰めでキチキチと表現している。いまの時期になんでこういうサイトが現れて、しかもその主がいろんな掲示板で書き込みをするんだろうかとその内容よりもその行為そのものに関心が向く。

まぁ、ざっと見ればバスを非難するでもなく、そうかといって白バイに非があるともゆってない。現場見取り図を肯定してそれに独自の理論を付加する方法で展開している。つらつら読んでいくといわゆる「ねつ造・捏造」説を打ち消したいという印象を受け、となると警察・検察などを援護したいのかなぁといった感じを受ける。私のような呆け始めたものにとってはわかりにくいが、なにはともあれ、一風変わったサイトが出現した。

ネットのお作法を一つ:

・・・ 相手しちゃダメ ・・・

249: 名前:名無しぜよ投稿日:2007/12/14(金) 00:27
 || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
 || ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。
 || ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。
 ||  ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。
 || ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。荒らしにエサを
 ||  与えないで下さい。                 ∧_∧
 || ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて   \ (゚ー゚*) キホン。
 ||  ゴミが溜まったら削除が一番です。       ⊂⊂ |
 ||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧_      | ̄ ̄ ̄ ̄|
      (  ∧ ∧__ (   ∧ ∧__(   ∧ ∧     ̄ ̄ ̄
    ~(_(  ∧ ∧_ (  ∧ ∧_ (  ∧ ∧  は~い、先生。
      ~(_(   ,,)~(_(   ,,)~(_(   ,,)
        ~(___ノ  ~(___ノ   ~(___ノ


で、ある板がその関連の書き込みで埋め尽くされ独特の雰囲気になっている。人々は離れてもういない。先生の教えがしっかり実践されたようだ。
おっと、今度は身近なところでも発生。みなさ~ん、先生のゆうとおり餌は与えないでね。

投稿者 hal : 05:28 | コメント (0) | トラックバック

2007年12月28日

警官のメモなども拒否できなくなった 最高栽

これは画期的な判断となる。これまで名古屋、広島両高裁が非開示でOKと判断を示していたが、これからは弁護側に有利な内容のメモ等も提出を拒めなくなり、その波及効果で捜査段階で強引な取り調べとか、ねつ造、など冤罪が作られる大きな抑止力・歯止めになるであろう。
最高栽が判断の根拠としたものは


国家公安委員会が定めた犯罪捜査規範の
「警察官は事件の審理に証人として出廷する場合などを考え、捜査の経過などを明細に記録しておかなければならない」との規定を引用。

規定に基づいて作成されたメモ類は「個人的なメモを超えた備忘録であり公文書」である。

中日新聞2007.12.27
中日新聞2007.12.27


高知白バイ事件では朗報となるニュースである。

投稿者 hal : 22:34 | コメント (0) | トラックバック

2007年12月25日

ニコニコの住民ってあったかいな

ニコニコ住民から片岡さんへのメッセージ

こちら --> http://www.nicovideo.jp/watch/sm1842501ニコニコ住民から片岡さんへのメッセージ/


ニコニコの住民ってあったかいな。

片岡さんのブログに投稿された応援の声を、一人でも多くの人に知ってもらいたくて、スライドショーにしてみました。
高知県警のみなさん、ご覧頂けていますか?

片岡さんを支援する声がこんなに集まりましたよ。

高知白バイ衝突・捏造事件をご存知ない方はこちらから → sm1816666

署名支援HP → http://www.geocities.jp/haruhikosien/

片岡晴彦さんのブログ → http://blogs.yahoo.co.jp/zassou1954/MYBLOG/yblog.html


時間が無い 一人でも多くの署名が必要です

VIPさんの面々が作ってくれたんですね。Good Job!

※ プレミアム会員でないと待ち行列が多くて・・・
待ち状況:現在の24時間開放待ち人数:607,173人(開放までの目安:約42日間)




投稿者 hal : 00:57 | コメント (0) | トラックバック

2007年12月24日

明日はわが身 ぞっとする事故だった

無関心ではいられない

長野で、パトカーが信号無視、軽乗用車と衝突し2人重軽傷
重症を負った女性はほんとうにお気の毒なことだった。この事故では警察が信号無視を認めたが、赤色点滅だったのでごまかせないと観念したのだろう。赤色点滅信号機が女性を守ってくれた。
もしこれが通常の信号機だったならばどんな展開になっていたか・・・・考えただけでも恐ろしい。愛媛、高知のそれぞれの白バイ事故の二の舞になっていたかもしれない。
深夜零時ともなれば目撃者はなかなか期待できない。女性の車に同乗者はいないようだ。ところがパトカーには2人いる。もし他に目撃者がいないと負けてしまうと誰もが思う事故状況だ。
地図を見ると長野県千曲市稲荷山の国道403号交差点は国道と県道77号の交差点のようだ。とするとおそらく県道側が赤色点滅であろうからパトカーは信号無視でひろ~い国道に突っ込んだことになる。「パトロールの経路を考えていて通過した。・・・・」とゆっているようだが、パトロールのおまわりさんが道を考えないと走れないようなら道路に出てほしくないと思う。所轄の場所であろうから地図を頭に叩き込んでから出発してほしいものだ

右手骨折の重傷になったということで、パトカーは相当のスピードで左手方向からきた女性の車の運転席側面?に突っ込んだと推察される。
いい年を迎えられたであろう若い女性が痛い思いで過ごさねばならなくなったその心境はいかばかりか。一刻も早い回復をお祈りしたい。

・・・ 赤色点滅信号機が守ってくれた ・・・
読売新聞2007年12月24日12時56分読売新聞2007年12月24日12時56分/ 長野県千曲市稲荷山の国道403号交差点/

投稿者 hal : 23:23 | コメント (0) | トラックバック

2007年12月22日

みんな一生懸命やってくれている 有難いことです

いま見えるニコ動画
ニコ民達が「負けるな」と支援してくれている。
Part 1 http://www.nicovideo.jp/watch/sm1816666
Part 2 http://www.nicovideo.jp/watch/sm1816832
Part 3 http://www.nicovideo.jp/watch/sm1816963
Part 4 http://www.nicovideo.jp/watch/sm1817423
Part 5 http://www.nicovideo.jp/watch/sm1817184
おまけ1 http://www.nicovideo.jp/watch/sm1842501
おまけ2 http://www.nicovideo.jp/watch/sm1831343
ザ・スクープ

知恵を貸してくれる人
スクールバスと白バイが衝突 その2

337 :774RR:2007/12/22(土) 15:42:50 ID:gSQo9pdB
15分で1スレ消化とか、すごい所だからなニュー速は

338 :774RR:2007/12/22(土) 16:02:41 ID:/kVWP6j/
ひどい話だな
価値ある報道お疲れ様です上げ

ttp://www.ksb.co.jp/newsweb/indextable.asp?tid=4&sid=7

339 :774RR:2007/12/22(土) 18:42:39 ID:KRnCaL26
ν速+で祭りになったら2NNでトップ表示されるし
今よりは広く知られることになると思う
スレが立たないのは、この件に関するニュース記事がないからなんだ
だから、ちょっとでも関係する新しいニュースがあったら
依頼スレに書き込んでお願いするんだ


ここで教えてくれた
高知・白バイ・冤罪・捏造◆柴田秀樹
211 :傍聴席@名無しさんでいっぱい:2007/12/22(土) 02:42:51 ID:HdYeyjWd0
★ニュー速VIP
【もう時間が無い】高知白バイ衝突・捏造事件【やるしかない】
http://afox.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1198252382/




なにやら素人にはよくわからんがVIPってすごいらしい  わぉっ!
【もう時間が無い】高知白バイ衝突・捏造事件【やるしかない】 <--  時間のある人必見!!(専門すぎてわからんとこあるが)
235 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/22(土) 14:53:00.69 ID:ZKb9FgMu0
警察をぎゃふんと言わすのは違うw
目的は公正な裁判を受けさせてやる事だろ
反権力とかの匂いはあまり出さない方がいい

238 :1:2007/12/22(土) 15:18:18.63 ID:42oBDGDR0
>>235
・・・すまん、俺が悪かった。

そうだよな。
いつのまにか頭からその事が飛んでた。

最初のほうはそういう奴ら批判してたのにな・・・
自分も同じになるところだった。

有難う。
241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/22(土) 15:47:45.40 ID:FV3VvFu50
うぉーい
みんながんばってるかー

242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/22(土) 15:53:33.29 ID:i/IiRgM00
署名なんて人生で初めてだったよ。
励ましの言葉なんて浮かばなかったら警察への怒りだけぶちまけといた。

243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/22(土) 16:05:05.04 ID:GRGeh65Q0
支援あげ
署名も家族全員でしてきた

244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/22(土) 16:14:42.96 ID:qYFBA21Y0
支援あげ
どんどん署名集まるな
俺が署名した時は3000くらいだったのに

245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/22(土) 16:18:11.96 ID:FV3VvFu50
13時現在
ネット署名が10,916名
249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/22(土) 16:30:31.51 ID:FV3VvFu50
mixiの日記キーワードランキング上げようと
がんばってみたが・・・

「白バイ」732件 
30位の「ディズニー」18,553件

・・・だめだ、くじけそうになってきた
251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/22(土) 16:40:19.93 ID:qYFBA21Y0
1人でも多くの人に見て貰えたらそれでおk
確実に効果はあるはず
271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/22(土) 17:34:00.09 ID:VTadGNDQO
まぁこういう国家の腐敗って結局国民の無関心が招いた結果なんだよな
だから政治とか歴史の勉強って大切なんだよ
新聞とか本読んでないやつはしっかり読んだほうがいいぞ
まぁこのご時世新聞に書いてあることも疑わしいが・・・
288 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/22(土) 18:22:19.20 ID:YM+Rbn4F0
>>206
ニュース動画は下記の「報道」という点で、
「著作権」を主張出来ない気がするが、どうだろう
―――――――――――――――――――――――――――――
 著作権
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9#.E6.A8.A9.E5.88.A9.E8.A1.8C.E4.BD.BF
 著作権の対象とならないもの
 著作権法第10条2項は、「事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道は、
 前項第1号に掲げる著作物に該当しない。」と規定している。
―――――――――――――――――――――――――――――
TV局が過度に著作権を主張し、報道の目的
(一般への周知、問題提起)が達成されないとしたら本末転倒
今回の場合、警察による証拠捏造が疑われている、
つまり、警察が当事者な訳で、こんな事が許されるなら、
事実上の「情報規制」に発展し得る
317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/22(土) 20:06:24.29 ID:o3AGG2tU0
>>315
㌧クス

いまざっとみてきたけどひどいなこれ…

318 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/22(土) 20:07:12.69 ID:DGM7EVEw0
>>317
酷いだろ、これ?これ現実なんだぜ…?
そしておそらく氷山の一角なんだぜ
346 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/22(土) 21:08:18.22 ID:2aHw8e3D0
ミクシ組何やってんの!全然書いてねーじゃん!

裁判(笑) 警察(笑) 高知(笑)

354 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/22(土) 21:35:01.06 ID:HKaMQdj9O
志布志事件は日テレで9月だか10月に放映された再現ドラマで知って
眠いのに最後まで見たなぁ
あれも警察の横暴が酷かった。踏み絵までやらせるんだもんなぁ…
多分、今回の人も乱雑な取り調べされてたと思う。
この人には頑張って欲しい。国民の安全のために。
361 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/22(土) 21:57:15.89 ID:qYFBA21Y0
ニコ動のPart4に出てた仙波さんには感動した
あんな人ばっかりだったらいいのにな、ほんと


362 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/22(土) 21:58:00.36 ID:m2AoGndd0
おれも朝ズバとバンキシャととくダネには送ったぜ

363 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/22(土) 21:58:35.46 ID:GRGeh65Q0
>>362
同じく
あと地元TV局にも送った
368 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/22(土) 22:38:56.58 ID:GRGeh65Q0
>>1のニコ動動画、再生数56,000いった!
しかしランキングが上がらない・・・

多くの人に見てもらう為にはどうすればいいんだろうか

431 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 01:52:12.33 ID:Rkxsc4i8O
署名なんて初めてした


445 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 02:17:38.59 ID:4raLNh/t0
なんにせよ、現実的に、
次の最高裁でも同じような判決されたら、
片岡さんの罪は確定されてしまうという事実。

個人的に、結果はどうでもいいんだ俺は。
でも、客観的にみて、やっぱり公平に判断されてないのを
感じるし、だからこうやって、なんとかしようという人が
集まってくる訳で。

なんとかしたいよなほんとに。




474 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 02:57:36.37 ID:OXA43Byz0
>>472
真面目な話だから弾幕難しい
不謹慎なのはわかっているんだ、自重するわ

520 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 03:38:25.94 ID:yJUuhnTW0
■MAG X (ニューモデルマガジンX) 2008年 01月号 [雑誌]
 http://item.rakuten.co.jp/book/5142395/
―――――――――――――――――――――――――――――
Traffic Safety Research 交通安全研究所 p.107
~片岡氏が運転席にいる事故直後のものとされる現場写真だが、よく見て
欲しい。注目はタイヤ付近の路面だ。既に、チョークによるマーキング等
がなされているのでは無いか!? つまり、この写真は既に一連の検証処理
等を行った後に撮影された写真という事になる。という事は、ボディの損
傷や飛散したパーツ、路面の痕等をチェックして行く作業過程で、「タイ
ヤ位置はここ」「ここまでブレーキ痕がある」と、強調してマーキングす
る類の行為は、あくまで検証作業の一環として行われる。「ここに擦過痕
がある」と言ってアスファルトに擦り痕を付けても、まんま検証作業に見
えるだろう。~刷毛で一撫ですれば簡単にスリップ痕が生じてしまう。
それは人目を憚る「異様な捏造作業」では無い。~

p.106 ~交差点には信号があった。が、赤・黄色の点滅信号だった。
勿論交差点に面した駐車場の出口側が赤の点滅、
国道側は黄色の点滅だ(高知では一般的)。

p.108 ~言うまでも無く、黄色信号の点滅は走行車両に安全の
注意義務を伴う。1部に、
「例えスクールバスが右横断の為停止していたとしても、
 道路を遮断していたバスにも非がある」との声もあるが、
見通せる範囲で安全を確認したら、右折の為進行するのが現地では普通。
若しそんな状況に 遭遇したら、減速(若しくは停止)して安全を確保する。
お互いに譲り合い、リスクを回避するのがルールだ。
 現場を走ってみれば分る。そもそも、結構国道走行車両も注意
しなければならない(リスクを分担しなければならない)交差点なのだ。

コピペですまんが、気になってたのをまとめてみた


530 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 03:46:58.67 ID:qrbi3uRu0
仮に検察の主張通り、バスが道路に出てたとしても
法廷速度で白バイが走ってたら、あんな事故にはならないよ

いつもあの道を通ってる地元民だから分かるけど
あの道路は見通しも悪くないから
衝突する前に、車道からバスが右折しようと出てきた
バスの存在を確認できるはず

だから確認してからブレーキをかけても
間に合わないほど白バイはスピードを出してたんだろうね


547 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 04:00:06.40 ID:2e3J8l/u0
ν速+にスレが立つ条件

★依頼について
 ・必ず、ソースつきで依頼してください。(「★ソースについて」参照)
 ・古いもの、ソースなし、ローカルルール(>>2-4付近参照)に反するものはまず立ちません。 
 ・立たないからと何度も催促された場合、それらの依頼は立ち難くなります。 
 ・継続スレの依頼も受け付けますが、最初のスレから96時間(4日間)以上経ったものは立ちません。 
 ・依頼は1レス1つの方が立ちやすい感じです。 

★ソースについて
 ・ネット上にソースがない場合は、スキャン画像など、記事確認できるものを提示して下さい。 
 ・ブログ、個人サイトをソースとした依頼は、信憑性等の問題から立たない可能性が高いです。 
 ・企業のニュースリリースがソースの場合や、車のリコールニュースについては、
  「ビジネスnews+板」(http://news21.2ch.net/bizplus/)へ。 
 ・「オーマイニュース」「ライブドアPJニュース」「JANJAN」などの「市民記者」による記事は立ちません。

放送のは厳しいかもだけど、KSBみたいにすぐ公開してくれたらもしやってのはある。
今の依頼をスルーされたのは、放送日が古いからだと思う。
雑誌記事は内容が確認できれば立つんだけど、
今発売中のをボラ記者がどう捉えるかだなあ。

549 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/23(日) 04:05:19.26 ID:KTQG9Huo0
もっと沢山の人に知ってほしいのに、
まだまだ埋もれてて泣けてきた。



--警察の捏造事件 ブログのもくじ--
--高知白バイ事故・冤罪 証拠捏造事件 ホームページのもくじ--

投稿者 hal : 19:45 | コメント (0) | トラックバック

バケツからあふれ出てきた 

おおせの通り、貼り付けさせていただきました。ハイ。

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 01:38:34 ID:Rs8P58c20
高知県で発生している警察・検察・裁判所がグルになったに無実の運転手対する冤罪事件。
■皆さん他人事ではありません、明日は我が身だということをお忘れなく・・・

高知白バイ衝突・捏造事件
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1816666
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1816832
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1816963
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1817184
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1817423

片岡晴彦さんを支援する会HP【署名テンプレダウンロード可】
http://www.geocities.jp/haruhikosien/

湘南ゴミ拾いオフの感動を再び・・・
2chの力を見せてやろうぜ。
この文章を色んな板に貼り付けるんだ!


ところでここの板にあるように、ニコニコ動画から削除された件で書き込みがあって、それによると本家のKSB瀬戸内海放送が削除要請をしていないというのに消されたと騒ぎになっている。

-->こちら
379 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/22(土) 23:07:40.87 ID:OGV4lTY00
高知県警白バイ衝突死・高松高裁判決
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1414733

10/31の投稿だが、コメントの履歴を見ると消されたのは22日のような希ガス

・・・ 消させたんは誰やねん ・・・
ニコニコ動画が消された

「高知白バイ衝突死/警察が証拠をねつ造?」削除について



1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 21:33:22 ID:Celc+H7H0
三度目の再うpまでの削除。
一度目の削除の時にKSBに直接問い合わせたところ
↓だってさ。高知県警さん、ニコニコ動画運営さん、どういうことかな?かな?


いつもKSB瀬戸内海放送をご覧頂きまして有難うございます。
お問い合わせの件についてお知らせ致します。

担当部署に確認しました所
現在の所、弊社では削除した形跡はございません。

回答が遅くなり申し訳ございませんでした。

今後ともKSB瀬戸内海放送をよろしくおねがい致します。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

KSB瀬戸内海放送 視聴者サービスセンター
webmaster@ksb.co.jp
http://www.ksb.co.jp/
Let's 5(ゴー) Park KSB デジタル!
デジタル放送は5チャンネル

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆




もともとKSB瀬戸内海放送は自社のサーバーでこれまでの放送分のビデオを堂々と公開しているわけで、一連の毅然たる報道姿勢を見てもニコニコ動画に対して削除要請を掛けるという話はありそうにない。その件にたいして問い合わせた返信だそうだ。なんら違和感はない。
KSB瀬戸内海放送の公開ビデオ(5本) --> こちら

・・・ 本家KSBじゃないとゆっていて、誰が削除圧力を掛けたのか!? ・・・
KSB瀬戸内海放送からの返信メール/
オリジナル --> こちら

こないだ「バケツ理論」なるものを聞いた。NHKラジオのアナウンサーが解説していたもので、早速ネットで調べたがどうも違う意味の「穴の開いたバケツ理論」しか見つからなかった。
NHKの人のいう理論とは「人々にどのように情報が伝わるか」をバケツを使って説明していた。
「なるほどなぁ」というものだった。
バケツというものは人々に伝えたい情報が入り込む架空の容器で、もし人々に何かを伝えたいことがあっても最初のうちはそのバケツにどんどん溜め込まれるだけでそこから外へは出てゆかない。
ということは折角大声を出してもバケツに吸い込まれるだけで他の人々は知ることはできない。
しかし、そのバケツも一定の大きさがあって溜め込まれた量がバケツの淵までくるとあとは自然に流れだす。そこでやっと他の人々が知ることができる。・・・という説明だった。
高知白バイ事故もまさにそうだったとうなづく。



KSB瀬戸内海放送だけが毅然とした報道姿勢を貫き、連続5回報道している。そしてそのビデオを公開している。「これぞジャーナリズム!」、立派なものだ。
KSBが一生懸命に伝えてくれていたが、いかんせん放送エリアが香川、岡山に限られた地域だったのでバケツ一杯に貯めるまでにはいかなかったようだ。当時のネットの情報発信&検索行動から10万ちょっとだったことからそのように解釈している。

そのバケツを一杯にして溢れさせたのは「きっこの日記」だった。数字の推移から私はそう思っている。「きっこの日記」ビッグバンを受けていろいろな雑誌、テレビ朝日へと続いた。

きっこの日記 
きっこの日記 2007年12月8日  お知らせ 片岡さんを支援するための署名にご協力ください。
きっこの日記 2007年12月3日  警察のデッチアゲを許すな!
きっこの日記 2007年10月31日  高知の冤罪事件
きっこの日記 2007年10月29日  片岡さんによるこれまでの裁判のこと、事故のバスに乗車してた生徒のお母さまから寄せられたメール
きっこの日記 2007年10月27日  片岡氏による「事故と裁判について」の説明 
きっこの日記 2007年10月22日  またまた警察のデッチアゲ!


Google検索キーワード 日付ヒット数
警察 捏造2007.10.末101,000
警察 捏造2007.11.121,670,000
警察 捏造2007.12.12 2,580,000
警察 捏造2007.12.212,750,000


ところで2007/12/21高知県議会で民主党坂本茂雄議員がこの白バイ事故について質問した。
議場にヤジが飛んで、結局議事録にも残らないというトンデモないことになっているようだ。

ニュース元・詳細は書けないようで推察するしかなが・・・-->こちら

みんなが良く知らない話なら「おぉっ」とか「ほんとかよ」というような反応なら自然だが、ヤジが乱れ飛ぶというのはこの事件を隠したがっている連中が大勢いるっていうことの裏返しだ。
まぁ、だれが黙らせようとヤジを飛ばしたかも察しはつくが、高知県って議会まで腐ってるかと思うと呆れる。

結局坂本議員の発言が議事録から削除されたことが、腐敗を如実に物語っている。

でも、もう遅いんです。バケツから溢れ出てきたんですから
ネット上で必死こいて消そうとも、議会の議事録を消そうとも無駄なことです。

自由民権運動の発祥の地、高知

こじゃんとおおごとになっちゅう


高知人も立ち上がらないとねっ!

民主党坂本茂雄議員のページ12/6「交通事故の二次被害は構造的問題」からのスナップショット

民主党坂本茂雄議員のページ/

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2007年12月20日

みくだり判決 ひとえに最高裁調査官の良心にかかってる

ネットの動きをずっと見続けている。
おそらく警察庁も公安委員会もそして関係省庁も時系列ではきちんとチェックしてないと思う。いつものことだからこの事件もそれでやり過ごせる・・、と高を括っているのだろう。
もちろん日常の業務として国民を監視するのを仕事だと勘違いしているので、どんなブログやページがあって何が書かれているかはチェックしている。
自分達に直接係わることでもあり、今度の事件は100万単位でページがアップされていて、その検索が行われているわけなので、気にならないはずはないがないから。

公安委員会も動く様子がない。腐ってなければこれはヤバイと察知すると思うが、やはりネットの動きをきちんとわかっていないのだろう。細切れではない連続した動きを。
「いつもと違う」と感じる感性があれば動きがある思うが、組織としてはもう慣れっこになっていて、いつものようにやり過ごせると踏んでいるのだろう。
だが、高知白バイ事件は今までのようにはいかない、必ず明らかになる。志布志事件のように・・・

Google検索キーワード 日付ヒット数
警察 捏造2007.10.末101,000
警察 捏造2007.11.121,670,000
警察 捏造2007.12.12 2,580,000
警察 捏造2007.12.212,750,000


暗黙の総意にもとづいて各役所が動いている。が、その中で、特に最高裁調査官に注目しよう。

最高裁調査官って何する人?
簡単にゆってしまえば、お殿様が気持ちよく出来るように下草をかり、綺麗な花だけを楽しめるように、名も知れず黙々と下働きをする人たちといったらどこからか不謹慎だとクレームが来そうである。
露払いともいえるし篩い屋さんともいえる。お上が忌み嫌うことを闇に葬る必殺仕事人が一番ぴったりするかもしれない。(「意味が違うだろうに」って中村主水(もんど)に怒られそう)

ニッポンの裁判制度は三審制になっている
遠い昔に学校で教わったような記憶がある。
だが、実際は最高栽への上告は事由が限定されて門を狭められている。それでも最高栽まで争いたいと上告するのでその見せしめみたく「三行判決」という大ナタでバッサバッサと大量に棄却させられている現実がある。
いったい誰がそんなことをやっているのかというと、大量に上がってくる上告事件のチェック(スクリーニング)を一手に引き受けて、それらを篩い(ふるい)に掛けて通過した分だけを仰々しく最高裁判事に渡している調査官である。ふるいに残ったものだけが審査される対象となる。そんな仕組みだから捨てられる9割の中身に判事の目がいくことはない。このようにして9割以上が棄却となる。

年間1万件を越す事件が持ち込まれるといわれ、そのほとんどが三行判決(みくだりはんけつ)でこの世から消えていく。その判決文には判事の名前は載るが中身は知らない。そんな判事たちだが、最高栽には長官を含め総勢15名の裁判官たちがいる。これだけである。また任命される条件に長官を含め司法試験合格の縛りもない。そのほかに書記官がいる。

で、大量の事務をこなして実質のみくだり判決を下している調査官の氏名は明らかにされることはない。重い決定する者の顔も見えなければ、名前すらないという実態がある。
大量の事件を読んで的確に判断ができるものか。お上に不利になる事件をきちんと取上げるだろうか、ねつ造・でっち上げに塗れている証拠をきちんと読み取れるだろうか・・・

(裁判所調査官)

第57条 最高裁判所、各高等裁判所及び各地方裁判所に裁判所調査官を置く。

2 裁判所調査官は、裁判官の命を受けて、事件(地方裁判所においては、知的財産又は租税に関する事件に限る。)の審理及び裁判に関して必要な調査その他他の法律において定める事務をつかさどる。
と、調査官を法律で定めているがこれでは実態がわからない。

(裁判所調査官)
● 事件の担当調査官の氏名は公表されていない。また、裁判官や裁判所書記官と異なり、除斥・忌避の規定の適用はない。
● また、専門委員制度で論じられているような、調査官の関与の範囲、期日における説明・発問等の権限と義務に関する詳細規定はない。

と、これで少しは見えてくる。ちなみに2006年では最高裁判所に調査官が34名(うち、首席調査官1名、上席調査官3名(民事、刑事、行政)がいて、15年程の実務経験がある若手の判事を選んでいるようだ。
裁判官や裁判所書記官なら名前がでているので、おのずと社会的、法的な責任を感じて仕事をしているかもしれない。しかし名前すらでてこない調査官が判事の代わりにバッサバッサと切り捨てて、それが「最高栽の判決だ!」といわれても納得しがたいものがある。この仕組みを悪用しようと思えば簡単で、都合の悪い事件は問答無用で「みくだり判決」にしてしまえばいい。判事も中身は読んでないので心も痛まない。
反論があるかもしれない。「そんなことをやってない、厳正にやってる」と。でも事件担当の名前も出さないものがそれをどう証明できようか。

戦後は三審制だったが事件の多さに処理できず、「やってられない」と面倒くさくなって事実認定を争わなくなり実質2審制となってしまった。形だけ三審制を謳っていることに欺瞞を感じる。どこの馬の骨だか知れないものに実質裁かれてしまう実態に・・・。そして幕となることに憤りを感じる。
この事件は高知で起きたものだが、ニッポンの警察・司法に問題がありすぎることの象徴的な出来事だと思う。これではいけないと思っているのですでに夫婦二人分の署名を郵送した。共感していただけるお方には是非ご署名いただきたいと願っている。

みくだり判決

蛇足だが、実施が予定されている裁判員制度も見えてくる。

532 :名無しさん@八周年:2007/11/03(土) 02:33:02 ID:0Y4uzCSm0
>>525 こんなの見付けた
感想PATIO: 裁判員制度になったら・・
http://review-patio.tea-nifty.com/review/2007/10/post_bca1.html
―――――――――――――――――――――――――――――
2007年10月31日 (水) 裁判員制度になったら・・
今回の高裁判決(柴田秀樹裁判長)のひどい所は、合理的な、弁護側の証拠
を一切採用せず、ねつ造された警察側の証拠のみを採用して、わずか30分
で即日結審したこと。で、裁判員制度になったら、このようなことはなく
なるのかと思って、最高裁広報室に聞いてみました。
そしたら、裁判で採用される証拠については、あくまでも裁判官が決定
するとのことでした。裁判の過程で新たな証拠が出てきても、それを採用
するか否かの決定は、裁判官がするんだそうです。。。これでは、
裁判員制度もあんまり効果なさそうです。

話してみての印象は、結局、裁判所は、「司法の独立」を盾にして、外部
の意見をいっさい聞く気がないということでした。司法の独立はあって
しかるべきだけど、一端判決を下したならば、そこから生じる責任と
いうものが発生するのが一般の常識なんだけど、裁判官にはそういう
責任が一切発生しないのが問題なんじゃないかという気がしました。
裁判所も、それは個々の裁判官の判断で、論評する立場にない、
意見も一切聞きません、ということなので、話して分かる相手ではない
ということがよく分かりました。
これが日本の裁判所の現状なんですね。
―――――――――――――――――――――――――――――
証拠を揃える段階でお膳立てをするのが裁判官のみ(裁判員は口出し出来ない)なら、
・結局裁判官が暗に示す結論に誘導され
 →最終的な判決を言い渡した責任のみが個々の裁判員に回って来る
 →裁判官の責任は有耶無耶になって(´д`)ウマー って構図なんだろうか・・・


投稿者 hal : 23:36 | コメント (0) | トラックバック

2007年12月18日

隠ぺい・捏造は今に始まったことではなかった

Yahooで検索できるようになった
お呪いが効いたかどうか知らないがYahooからの検索が始まった。2007/12/18(火) 07:53:05、ちゃんと検索エンジンのデータベースに載った。遅まきながらだったが、なんとか--もくじ--にしたかった「 冤罪 高知県警・警察による証拠捏造事件 白バイがスクールバスに激突」がエントリーに入った。これでYahooしか使ってなかった人でも検索できるようになり、この事件を知らなかった人が知れるようになる。実際にYahooからの検索がどっと増え始めた。まだまだできるようになったばかりだが、今後さらにリンク先へのアクセス情報もYahooに蓄えられ、Google を補完し、インターネットの力が揃うことになったという嬉しいニュースである。

問われる司法」なる見出しを新聞などで見かけたことがある。
婉曲なものいいで、見出しからはそれほど批判的な感じはない。直さなければならない問題もあるよというニュアンスが伝わってくるが、現実はそんな生易しいものではない。
まだまだ不十分だが全国レベルの入り口まできた「高知白バイ事故」がその一つである。
警察があからさまな証拠のねつ造をやり、デタラメな証言で現場見取り図をでっち上げた事件である。
その事件が地裁、高裁とも警察が不利となる弁護側の全ての証拠・証言を切り捨てて最高裁が判断するところまできた。
その最高栽にも問題があり調べていたら、いくつかの事件にぶち当たった。

自衛隊車両とバイクの衝突事故 --> こちら・・・必見!
隠蔽に始まり隠蔽に終わる民事裁判の記録: 熊本県警下川事件① --> こちら


高知白バイ事件にカーボンコピーしたような構図がある
事実を無視、特定の者の意見しか認めない、など高知白バイ事件と同じである。

・・・ 警察官を「市民」から守り抜く裁判官が勝ち組になる ・・・ --> こちら
熊本県警下川事件/

体験から得られた重く凝縮されている言葉である。「県警本部長サマには傷をつけない」、結託する理由の一つがわかった思いがする。

261 :774RR:2007/12/18(火) 23:33:25 ID:4nIVcNZV
一番悪質なのは、警察の証拠捏造と、虚偽報告だろ。
これやられたら、法治国家の根幹が崩壊するんだぜ?
すでに「腐ってる」と脱力してしまいそうだが、しかし、見ぬ振りでは忌々しい捏造がまた繰り返されるであろう。

・・・ もうわかってる。「きっちり見てるよ」と、強いメッセージを発信しよう ・・・
   捏造   捏造   捏造
二度とさせないために


投稿者 hal : 23:40 | コメント (0) | トラックバック

2007年12月15日

警察の証言は信用できない あっさり無罪

山口の事件。この記事だけからは詳しくはわからないが警察はとにかく公務執行妨害にしたかったようだ。
ピストルまで抜いてしまったが、さすがに行き過ぎた、まずいとなり、今度はその抜いたことを正当化するために急発進・急停止をしたという話をつくった。
しかし車に付いているタコグラフをよくよく見ると警察がいうような記録が残ってなかった。証拠が不利となるや、こともあろうにその重要証拠であるタコグラフをなくしてしまった言い出した。さすがに裁判官も「警察の証言は信用できない」と無罪の判決を下した。
というのが概要なのだろう。
それにしてもこの運転手はラッキーだった。タコグラフがついていなかったら今ごろは前科一犯にされてるとこだった。

警察にとって不利な証拠を捨てちゃったこの事件。組織を守る、自己保身のためにだけ動く警察の本質が如実に現れた事件であって、正義も良心もカケラもないという事例がまた一つ積みあがった。この事件の本質も高知白バイ事故と全く同じだ。

ことしの漢字一文字が「(いつわり)」だったが偽装、ねつ造で明け暮れ、こんな偽りだらけのまま年を越えたくないし、さっさと政権を交代させて腐ってる部分を切り捨てて新しいニッポンを目指したいものだ。
すくなくともある日突然に犯罪者にでっち上げられたんじゃたまらないから、嘘、ねつ造、でっちあげをやったら問答無用で懲戒解雇。
厳しいという反論があるかもしれないが、そもそも警察が嘘を平気でいうようになったら法治国家が放置国家になってしまう。ちゃんと誠実に仕事をやっているおまわりさんにとっては迷惑な話だと思う。
警察法の主旨には「権力を振り回さない、法を守って仕事をすること誓う」と書いてあるのにそれができないようであれば弁解の余地はない。現場ではメチャクチャなことをやっている現実があり、これを律するには性根を入れ替えさせないといけないが、長年にわたって染み付いたものを自己浄化するのは無理である。結局警察法に罰則規定を設けて「懲戒解雇の規定を新設する」これぐらいしか実効性のある縛りはないと思う。
・・・ タコグラフがあってよかった ・・・
時事通信2007年12月13日23時1分配信

2号機原子炉建屋/


・・・ 熊本でも偽造事件だったのか ・・・

72 :傍聴席@名無しさんでいっぱい:2007/11/23(金) 12:52:06 ID:EWzCPrVb0
熊本でも裁判所に偽造証拠を提出した警部補

熊本県警察本部から菊池警察署に派遣されていた警部補が、証拠書類を勝手に書き換えて熊本地方裁判所
山鹿支部に提出していたことが判明し、熊本地方検察庁が証拠偽造及び虚偽公文書作成・同行使の疑いで
告発状を受理し調査を進めていることが明らかになった。
警部補は、昨年夏ころ熊本県で起きた事件を担当し、書類を作成する際、情報技術解析課による解析結果
を書き換えて熊本地方裁判所山鹿支部に送っていた。

熊本県警察本部 派遣警部補の品欠く。日本の裁判は、なんでもアリアリです。


[357]傍聴席@名無しさんでいっぱい [] 2007/11/23(金) 13:17:35 ID:EWzCPrVb0

AAS
取り調べが、録画・録音化されたら証拠偽造に力を注ぐ。
熊本県警察本部の手口は、すでに証拠偽造に移行しています。

熊本県警察本部から菊池警察署に派遣されていた警部補が、証拠書類を勝手に書き換えて熊本地方裁判所
山鹿支部に提出していたことが判明し、熊本地方検察庁が証拠偽造及び虚偽公文書作成・同行使の疑いで
告発状を受理し調査を進めていることが明らかになった。
警部補は、昨年夏ころ熊本県で起きた事件を担当し、書類を作成する際、情報技術解析課による解析結果
を書き換えて熊本地方裁判所山鹿支部に送っていた。

取り調べが透明化されたら、検察&警察は調書を重要なものとせず、証拠主義に走る。
偽造証拠にだまされ、裁判員も有罪を出す日本となる。 有罪大国にっぽん



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2007年12月12日

あきらめたらゲームセット ねつ造には屈しない

年末も近くなり、気ぜわしくなってきた。

煩悩が多すぎてなかなか思い通りにならないのが世の常。
でも、いつも気分はリフレッシュして諦めないようには心がけている。
どこのスポーツ医学だったか、どこの大学だったか思い出せないが、ある先生の記事に「あきらめたらゲームセット」ということが載っていた。
いくらうまくいってないと自分で思っていても、傍目には負けていると見えても「やり続けている間は負けたことにならない」、という主旨のことが書いてあった。そのコラムを新聞で読んだとき、「これだ」と思った。何十年も前のことだった。今でも、何かあればふっとよみがえってくる。

権力と戦っている人たちがいる
想像を絶する。盆も正月もなく、大変な思いをされている。

テレビ朝日「ザ・スクープスペシャル」で「警察が証拠をねつ造?白バイ隊員”事故死”の真実」が放送され、すぐにネットで動画配信されている。--> ここ

キャスターのコメントが加えられ、これまでより一歩踏み込んだ内容だった。といってもすでに多くの人々が気づいている「ねつ造」についてはもっと踏み込めれたらよかったのにと思うが、事件を知らない人々がまだまだ多くいるいまの段階では時期尚早であろう。最高裁の判断次第でこれからの第2弾、第3弾への助走といった印象である。
ビデオを見直してみて、あらためてこの事件の酷さというか恐ろしさを感じている。

「キチガイに刃物」とはよくっいったものだが、「腐敗組織に権力」こんな言い回しがあるのか知らないが、この法治国家と聞かされているニッポンのいたるところでおぞましいことが平然と行われている。
これらはまったく異質の二つであるが、巻き込まれたら・・・という恐怖心に大差はない。いつどこで巻き込まれるか知れない怖さは同じである。
いや権力の方がはるかに恐ろしい。

高知白バイ事故は事件になってしまった

高知県警へのテレビ朝日の公開質問状に対する回答である。
公開質問状の回答高知県警

「この件については県警として厳正に捜査を行い送致しております。
裁判では被告側がスリップ痕を県警がねつ造したなどと主張していましたが、ねつ造などありえません。」

とことんやると決めて実行した以上はこのようにゆうしかないが、すでに国民はその本質を見抜いていることをわかっているのだろうか。必ず明らかになるし、そこまで国民はおろかではないと思っている。
それを裏付けている動きがある。
直近のネットをみていると、この事件を新しい記事で「疑惑」として取上げているのはほとんど見あたらない。キーワードで探す人でも「疑惑」はごくまれである。

「きっこの日記」で取上げられた直後の「警察 捏造」というキーワードでそのヒット数が10万ちょっとだった。ここ
「きっこの日記」-->こちら
それがその記事で一挙に一桁跳ね上がり、167万になった。ちょうど一ヶ月まえのことだった。
で、今日までの直近をみてみるとさらに100万近く増え、258万となっている。

※※ 2008.2.29  580万になった  --> こちら
いかに人々がこの事件について関心をもち自分の意思や気持を発信しているか、また人々がそれを求めているかがわかる。なんの説明もいらないくらいだが、「きっこの日記」以前は事件そのものがまだ知られてない段階で、「警察 ねつ造」というキーワードも少くなかった。警察が捏造をするという意表を突いた発想は一般的でなかったに違いない。

だからそれを記事にしていたのも、実際に被害にあった人とかそれを見聞きした人のあいだだけに限られていたのだろう。
「きっこの日記」でビッグバンが起きその状況は一変した。

勿論、それ以前のKSB瀬戸内海放送の毅然たる報道姿勢で連続放送してきたことがバックグランドにあって、それが確固たる土台になっていることはいうまでもない。--> こちら

そしてそれは受け継がれ、数々の雑誌、全国ネットでの放送へと着実に広まってきた。

・・・ 人々はねつ造・捏造で検索し、人々がねつ造・捏造で発信していることがよくわかる ・・・
それは当たり前のことだ。運転免許証をもって、車、バイクを運転している人なら、「ありゃ、ブレーキ痕じゃない」「60キロだったら避けれるし、前方不注意、制御できないくらいのスピードだしてたんじゃないの」と大方の人々の印象だろう。それがこの数字の推移にそのまま表れているのだろうと見ている。
Google 2007.11.12ヒット数Google 2007.12.12 ヒット数
警察 捏造1,670,000警察 捏造2,580,000
バス 冤罪 警察228,000証拠 捏造 警察749,000
高知県警 バス125,000バス 白バイ637,000
youtube 高知県警74,600白バイ 捏造190,000
高知 白バイ57,700高知 バス 事故 冤罪73,200
高知県警捏造事件55,200高知県警 冤罪60,400
スクールバス 高知54,800白バイ 事故 バス54,800
高知、交通事故、冤罪、バス51,900高知県 白バイ バス 事故38,500
高知県警察 証拠捏造47,700高知県警冤罪事件33,100
高知白バイ死亡事故 証拠捏造疑惑21,600白バイ 証拠捏造17,000
白バイ 高知県警20,600白バイ事故12,000
高知県スクールバス事件17,000白バイ スクールバス11,600
愛媛県警 白バイ12,000 警察ねつ造 法律1970
えん罪 バス 事故9,960高知 スクールバス 疑惑 警察785
春野町 白バイ651  
    




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2007年12月 9日

シミュレーションを文字にしてみたが・・・

悩んでいたページをアップした。
自分で読んでいてなんだが、見えないイメージを伝えるのは難しいとため息がでる。
図表とかでできるならやってみたいが、その手法が思いつかなかった。「画像を動かして」とも考えているが、それでもバスの出発タイミングと第2の目撃地点に白バイが到達することがバスの出発のトリガーになっていることを画像の動きだけでは無理かなぁと思案中である。
まぁなんとか文字でアレコレ書いてみたが説明しきれていない。もう一度練り直そう。

で、テレビ朝日ザ・スクープ「警察が証拠をねつ造?白バイ隊員”事故死”の真実」が放送された。
普段テレビを見ない私めが、DVDレコーダーに録画しようとまっさらなDVD-Rをセットして時間が来るのを待った。午後2時、チャンネルも合わせてあったので録画ボタンを押した。
◇%▽&#○×!?・・・ぬぬっ
録画ボタンを押してもスタートしない。焦った。
このHDDレコーダーはすでにハードディスクの方は壊れているので(断片化で)、DVD専用機化していた。
「腐ってる」とブツブツいいながら焦っていると、それを見るに見かねてかどっかから声が
「初期化してみたらぁ!」と
いつも冷静なつれあいの声だった。
「あっ、そうか」と気を取り直して初期化をやりなんとか間に合った。
日頃使ってないとこのざまである。

テレビ朝日ザ・スクープ「警察が証拠をねつ造?白バイ隊員”事故死”の真実」

特にびっくりするような事実はなかった。これまでKSB瀬戸内海放送が念入りに報道している範囲は超えていなかった。でもまだまだこの事件を知らない人は大勢いるので、系列を通じて一応全国に流れたので、これでまた事件が広まったとホッとしている。

その中で、タイヤ痕の作りかたは意表を突いていた。清涼飲料水だとコメントしていたが、大きめなデッキブラシ?でサッサっと路面に塗りつけて、やはり仕上げは布切れを使ってポンポンとやっていた。その時間10秒たらず。あっという間の早業である。

その後の時間経過でどのように変化するかまでは詳しくやってなかったが、とにかくそれらしく見えるから立派なものである。デッキブラシには思いが至らなかった。
ビデオからスナップショットを取り出した --> ここ

あと、新しい目撃者が現れ、バスがセンターまで右折の姿勢で出て、止まっていて運転手の顔がよく見えてたと証言していた。6.5m地点ではなくセンターまででて、そこで止まっていたことがそれでも証明できる。バスが止まっていたのはその後ろにつけていた校長がすでに証言しているのでそれを補強したものだった。

それとタイヤ痕がつくときは後輪の方により大きく鮮明にできることが今度の実験の最大の収穫だった。実験ではバスの前輪の方は12~3cmそこそこで溝もはっきりしないが、後輪の方は見事なスリップ痕になっていた。
高知の白バイ事故ではバスの後輪のスリップ痕の写真は一枚もなく全景が見える写真にも後輪のタイヤ痕が写っていない。自動車会社の設計技術者も後輪のタイヤ痕がないのはあり得ないとコメントしていた。

文字でシミュレーションを試みた --> ここ




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2007年12月 8日

78.7m 虚構の第2目撃地点

78.7mが公判のなかで争点にならず、その隠れた意味に目が向かなかったことを昨日書いた。
そこでどの程度に裁判の中で取り上げられていたかを片岡さんと支援者さんのブログで調べてみた。やはり議論されなかったようで78.7という具体的な数字が見つからない。そのかわりに80という数字がある。
78.7を80として論じていたことが伺われる。そこで、80を78.7と読み替える。

実際にそれに触れている部分を抜粋してみる。
とくに重要となる記述が2つあった。

A隊員の原審供述の信用性について

実況見分調書とA隊員の証言によると、A隊員が白バイを目撃したのは、衝突地点から120mはなれた地点。その時白バイは衝突地点から55m向うを走行中と証言している。
 120+55=175mはなれた白バイを目撃した??

 下の写真は衝突地点80m手前から撮影したもの、この地点でA隊員は衝突の瞬間を目撃したと言っている。
後で植樹を合成してみるが、植樹が伐採まえなら120m手前から見えはしない。

白バイ隊員Aの走行経路の再現映像
 A隊員は目撃証言によると

 ① 約178m離れた対向車線上に事故を起こした白バイを視認
 (地図ではA地点からC地点を走行している白バイを目撃) 

 ② 同時に交差点に進入したバスを目撃
 A隊員は双方の速度をそれぞれ 60km/hと10km/hと目測。
 これを裁判官は採用している。

 ③ 衝突地点80m手前で事故を目撃。(B地点)

 ④ 白バイを目撃してからバスとの衝突まで3~4秒間見ていた。

この白バイ事故を注意深く見てきた人なら、この証言がおかしいとすぐに気づくと思う。

現場見取り図と証言とかが噛み合っていない

茶のみ話ならどうでもいいことだが、この事故では特に証拠自体に信憑性があるかが問題になっていて無視できない。そしてそれは証言が嘘であるか否かに直結する。

まず地点をみてみると、現場見取り図には道路に頭を出したバスの左前からA地点までが78.7mと明確に書かれていてこれに異論はない。
で、その距離78.7mは公判では約80mといわれていてこれは78.7mを指すことに異論はない。
上述のようにその80m地点で「衝突の瞬間を目撃した」と片岡氏のブログも支援者のブログも記述しているので、目撃隊員がそのように陳述したことの蓋然性は極めて高いと思われる。

となると、現場見取り図と証言が食い違ってくる

78.7m地点で衝突の瞬間があったということであればバスは6.5mの地点にいなければならない。
ところが、現場見取り図では、まだバスは道路に頭をだした位置にいたことになっている。
決定的に食い違っている。

いや、証言の方は目測だから約80mとゆってるだけではっきりした地点はわからないという反論がでてきそうだが、それは矛盾する。その目撃者の証言をもとに現場見取り図に数値を書き込んでいるはずだから。

警察の中で錯誤があって衝突の瞬間なのかバスが頭を出した地点なのかごっちゃになってるんだよと反論してきたら、この証言の信憑性は根底から崩れることになり、だれも目撃者のゆうことを信用しないだろう。
それほど重要な意味を持っている78.7mである。

「78.7m地点で衝突の瞬間を目撃した」証言の方が正しいんだと警察が主張を変えるとしたら、もっとも基本的な数字を変更しなければ辻褄が合わなくなり、証拠をでっちあげたことがバレてしまう。ちょっと計算すればわかるが小手先ではどうにもならなず、事故状況の根幹の数字をいじらないと辻褄をあわせられない。

「バスの頭が道路に出だしたときに、その左前78.7m先に目撃隊員がいた」という現行の理論でも白バイはバスに衝突しない(シミュレーションで明らかにしている)ことになり、結局、どっちに転んでも論理が破綻している。
ようするに目撃証言も見取り図も作り話ということである。

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2007年12月 7日

時間との戦い 裁判の難しさ

・・・・おしらせ・・・
こないだ現地で検証実験をやったのが放映されるとのこと。--> 支援ブログさん

 12月8日  高知市内でチラシ配布
 12月9日  テレビ朝日「ザ・スクープ」にて45分の特番
 12月16日 高知市内で片岡さんが招かれ説明会

どんな内容に仕上がっているか早く見たい。

時間との戦い

裁判に臨んだものでないとこの時間経過はわからないのだろう。
限れた時間のなかで何を取り上げて尋問するかは裁判の流れのなかで取捨選択しなければならず、結果的にあのときあれを聞けばよかったと思ってもそれは無理というものだろう。
時間と相談して、なにかを捨てないといけないが、その捨てたものが後で重要な意味をもってくるということもありうる。
それは後で振り返ってみて初めてわかることで、いくら周到な準備と体制で臨んだとしても思い通りになることはないのだろう。

この白バイ事故で、証拠としてその根幹になっているのが現場見取り図である。そこには理解不能な数字が並んでいる。55.0m、178.0m、78.7mである。
A隊員の証言ともきっちり符号しない数字である。

現場見取り図の数値データ/

なによりもまず「178m先の白バイが見えたか」が、全てのルーツになっている。この距離を現地で物理的に視認できなければ一連の証言は根底から吹っ飛ぶことになる。残念ながら裁判ではその点は明らかにされなかった。

本当ならその大前提が明白でないのだから、そこから派生するさまざま事象を議論しても無駄だとは思う。しかしそうはゆっても判決がでた以上は、そこで思考停止していても得るものはなにもない。

植え込み、道路の湾曲で178m先は見えないはずとしても、それが裁判で認定されてしまった以上はそこから話を進めざるを得ない。

そこでもういちどA隊員の証言をつぶさに読んでみる。

控訴審傍聴録その3

1,衝突地点の120mほど手前(高知市より)を土佐市方面に向けて走行中、車道に出てきたスクールバスを確認、同時に衝突地点より55m土佐市よりの地点に事故を起こした白バイを確認

2、その時の推定速度は、A地点を走行中のスクールバスは時速10km。白バイ約60kmと目測
とある。

白バイの方は走っていたのに異論はないだろう。問題はバスで、「車道にでてきた・・・・」だけではその目撃タイミングではバスの位置が特定できない。「どこから何メール」だったがどうしてもほしかったのだろう。

そこで登場したのが78.7mだったのではないか。
現場見取り図にA~③付近左前の距離が約78.7とはっきり書かれている。③はバスの3番目の位置を指し示している。その左前とは前部の左角。ちなみに”7”の文字だが字体が他と違いなんか変?
A~③付近左前 約78.7m

となると、78.7mというのはやはりバスの位置を特定するために挿入したと見るのが自然であろう。
ということになると、目撃者がA地点に到来したときにバスが道路に頭を突っ込んだちょうどそのタイミングということになる。
ここで証言を振り返ると178mで白バイを目撃していて、もうひとつの地点、すなわち78.7mの地点でバスが道路に侵入し始めると解釈するのが自然だろう。

白バイとバスを一緒にみたと証言しているのでバスを178mの地点でもみているということになる。

・・・ 白バイを目撃した距離だが、このときバスも見ている ・・・
A~ア付近 約178.0m

結局、バスが道路に頭を突っ込みはじめるタイミングは78.7mとなり、その間は停止していたかのろのろと駐車場から歩道を横切っていた最中だったことになる。

警察が作った見取り図からだと、バスはこのタイミングで、初めて道路に出て6.5mの方向に進むと読める。裏返せば「バスの左前からと78.7m先にA隊員の白バイがいた」、と解せるのではないか。このタイミングがあとで重要になってくる。しかも、このタイミングは目撃者の走行速度に関係してくることになるので厄介である。

そんな手の込んだことではなく、順当に「178.0mの地点で白バイを目撃して、かつ、バスも道路に頭を突っ込んだところだ」とすると、目撃者もそのように素直に証言するだろうし、なにもわざわざ78.7mという数字を出してくる合理性は全くない。
「178.0mの地点で目撃したときに、バスも道路に入ってきて、6.5mの地点で衝突した」と、これで証言も終わる。それ以外に必要なものはない。

でも警察はそうしなかった。それだと、もしバスが10kmだと9m超えてしまうし、5kmならその半分で6.5mに達しない。そこでなにか勘違いしたのか計算違いをしたのか、その真相は警察に聞くしかないが、いずれにしてもなにかの目的で78.7mを入れてきたのだろう。

ひとつ考えられるのがブレーキ痕との整合性である。遅い速度では疑われるので出来るだけ早いスピードにしたい。それなら10kmにして飛び出したことにする。10kmだとすると178mの地点での目撃だとバスの先端が9mをこえてしまいバスの腹に当たってしまう。それだとバスの破損位置と辻褄が合わなくなり、それならもう少し遅いタイミングでバスを出発させればいい。
・・・と、そこで78.7mの位置がでてきたのではなかったか。

そのときちゃんと計算をしなかったと想像できる。ちょっと計算すればわかるし、目撃者のスピードによって衝突する、しないというけったいなことになることもわかったかもしれない。でも手を抜いてしまったのだろう。そんなことがおきるとも思わずに・・・。


この矛盾を法廷では取り上げられなかったということで、理解不能のまま認定されてしまった。結局A点が2つになってしまった。それは目撃地点1と目撃地点2とも言える。
こんな不可解なことにしたのはだれでもない。警察自身の証言と現場検証から生まれたものだ。どれ一つとっても弁護側の話を採用していない以上、辻褄があわないことがはっきりした時点で警察が作りあげた証拠のストーリーが吹っ飛ぶことになる。

矛盾があり納得はいかないが判決で認定されてしまった以上、今のところ数値ではっきりしているものを取り上げて解釈するしかない。その範囲で現場見取り図の数字などを使ってシミュレーションしてみることにする。
 
さきにバスの出発のタイミングが目撃者の走行速度に関係してくると述べた。もし目撃隊員が猛スピードで178m地点(目撃地点1)から78.7m地点(目撃地点2)までを駆け抜けたとすると、それに応じてバスの出発のタイミングが前倒しになりまだ白バイが近くにいない時点で道路の片側の真ん中ぐらいまで進むことになる。バスは時速10kmと定速である。

バスが早めに道路に飛び出すことになり白バイと衝突する可能性が高まる。

一方、目撃者が法定スピード以下ぐらいの速度(法廷で55km~50kmと証言)でのろのろと78.7mを通過する場合は、バスの出発タイミングはずっと後になり、おもむろに出発したところで白バイはバスの前方を悠々と通過するという珍現象になる。
その計算をシミュレーションするのがこのプログラムである。--> ここ

だいたい現実の世界で、目撃者のスピードによって事故が起きたりおきなかったりするということはあり得ない。が、こんな矛盾を含んだヘンチクリンな現場見取り図をつくるものだから、その矛盾点が形となって噴出し、事実を忠実に表わさなかったことの裏返しがこの「世にも不思議な現象」となって現れる。

警察があとでこの矛盾に気づいていたかもしれないが、裁判では争点にならなかった。不幸なことにそれが認定されてしまったが、作り話と嘘で固めた証拠をでっち上げたことをこのプログラムが成り代わって糾弾しているとみたらどうだろうか。

現場見取り図/
・・・ A点が2つになってしまった 2つあるともゆってないが2つ存在する ・・・
現場周辺の地図/

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2007年12月 5日

白バイは衝突しない 目撃者の速度がわかった

・・・ 今晩19:00から~白バイとスクールバスの事故報告会 ・・・
白バイとスクールバスの事故報告会/
くわしくは--> こちら

また、署名活動が始まり、きっこさんも新しい記事で応援くださってる。--> ここ

ところでずっとわからなかった事故の一部始終を目撃したとされている白バイ隊員の証言のうち、のこりの一つがはっきりした。支援者のブログをさがしてみたが探し方が足りなかったか見つけることはできなかった。

『時速55kmから50kmで走行』していた

これは公判で証言していることがわかった。
どうしても確かめたかったのは実は高速走行をしていた・・というようなことを言い出すかもしれないと心配したからだ。
これで必要とする証言の全てが揃った。
証言のなかの数字でもっとも事故になりやすい条件で計算してみたのがこれである。

・・・ 白バイはぶつからなかった!! ・・・
白バイはぶつからなかった/

計算に当たっては、ちょっぴり見栄えと機能を追加したバージョン2の「シミュレーション」のページにも書いた数字が根拠になっている。また、スクールバスも目撃した白バイも事故を起こした白バイも等速運動している前提で計算している。
この高知白バイ事故の場合ではぶつかるか否かの微妙な状況ではないので、バスの車幅、白バイの大きさはプログラムに仕込んでない。というかバッサリ切った。もし結果の数字が正数でも1メートルくらいなら、もっと精細にするためにバスの車幅と白バイの大きさを組み込まなくてはいけないが、今般の事故ではその必要性すらないので無視した。

衝突検証プログラム・バージョン2版 --> ここ

この計算の仕組みというか、たいそうなものでもないが、そのポイントを図などを使って小学生でもわかるように説明できないものかと思案中で、そのうちアップしようと思っている。たたき台をアップ ->ここ

で、本題だが白バイはぶつからなかったという奇想天外なことに警察は考えが及ばなかったと考えている。というのはそこに突っ込まれたら論理が破綻するのは明白で、それを知りながら突っ走るのは常人のすることではない。
やはりバスの動きだけにとらわれて衝突のストーリーを作り、ぶつからないという検証をやらずに済ませたのではなかったかと見ている。
杜撰といえばズサンである。

「いや、それでも衝突するんだ!」と主張するなら、現地で走行実験を行うことに何の問題もないし、是が非でもやるべきである。

■ 178m先の白バイが本当に視認できたのか?・・・これは実験がスタートするか否かの重要な要件
■ 目撃白バイが78.7mの地点でバスを進行させる
■ 車速10kmの急ブレーキで、1mのブレーキ痕がつくのか?


「ひとに罪を擦りつけた」と散々批判されている警察だが、もし正義と良心とそして少しの意気地が残っていたら実験をやるべきである。その汚名を撤回させるためには避けては通れない検証実験である。
やることになんの心配もいらない。ぶつかるはずなんだから・・・・・・


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2007年12月 4日

高知・白バイ衝突事故シミュレーション

昨日の記事で「白バイは衝突していなかった」という現実離れする計算結果が得られた。どう考えても警察・検察・裁判所が主張する証拠(現場見取り図と目撃隊員の証言)では白バイはぶつからない計算結果になるのでプログラムを作った。
手計算でやっていたが電卓叩いて計算するのもめんどいし、また間違えるのも鬱陶しいので多数のご要望に応えて、チャチャとプログラムを作った。

使い方は簡単で、バスの走行スピード(定速運動)と目撃者の速度をそれぞれキロメートルの単位で、半角数字をキー入力して、「計算」のボタンをクリックするだけ。小数点がついた数字もOKみたい(笑)。ご破算したいときは「クリア」ボタンでOK。

エラー処理は一切してないので、変なものを入力したときの誤作動のクレームはなしってことに。
またバスの車幅、白バイの幅なども考慮してない。また小数点以下の端数処理は最後の段階で第三位以下を四捨五入している。

※※
なお、この計算結果を確認するために、皆様が電卓片手に鉛筆ナメナメ、手計算されることをお勧めします。

シミュレーションプログラム --> ここ
プログラムの計算式の開示と説明 --> ここ

投稿者 hal : 00:44 | コメント (0) | トラックバック

2007年12月 3日

白バイは衝突しないことになる

きのうの検証では、バスの動きだけに焦点をあてて計算をした。
要するに、バスに向かっていた白バイの動きは無視するという前提で検証した。
ところが、その白バイの動きをちゃんと計算に入れてみるとバスとは衝突せずに、バスの前方4.7m付近を楽々素通りし、かすりもしないという珍事態になる。

裁判で認定されている数値を上げておこう。

白バイ・60km/時
バス・10km/時

裁判の中で目撃者の走行スピードが判然としていない。
何処かで証言しているのだろうか。探したが見つからなかった。
用もないのに60km以上で走行できないわけで、いまごろになって「実は180kmで走ってましたっ!」と、言い出すのだろうか。

シミュレーションをしてみた --> ここ

投稿者 hal : 00:34 | コメント (0) | トラックバック

2007年12月 2日

白バイ隊員の証言 徹底検証してみる

この事故の唯一の物証はブレーキ痕であった。
だが、これが謙虚に、そして科学的に検証されることはなかった。
バスが止まっていた地点のブレーキ痕、6.5mの衝突地点、3m引きずった、衝突した白バイが55m先にいた、それを178m北の位置から見た、バスの出だしをみたのは78.7m北の位置だった、・・・・とまるで逆算したかのように裁判で数値が認定されている。
これに強い疑念をもっているので、ちゃんと理解できるように白バイ隊員の証言について調べてみた。
2つの疑問点が整理されたのでページをアップした。--> ここ

・・・ 2つの目撃位置、白バイを目撃した地点1、バスの出だしを見た地点2 そもそも下図の位置からは見通せて、白バイが見えるのか ・・・
現場付近の地図

投稿者 hal : 04:18 | コメント (0) | トラックバック

2007年12月 1日

高知白バイ事故 --もくじ--  0712

きちんと裁判をしてほしいと思われたお方のご署名をお願いいたします。
2008年2月19日現在36443筆-->片岡晴彦さんを支援する会HP
ご賛同いただけるお方の署名を呼びかけている・・・片岡晴彦さんを支援する会HP


・・・ このブログ内のもくじ ・・・

■ 第三幕で見せて下さい    国民が知りたがっている真実を
■ 臨界点を超えた   自己復元も無理、信頼を取り戻せる限界レベルも超えてしまった
■ 一夜で消えたブレーキ痕   仁淀川町議会だより 平成20年2月7日発行
■ 3000分の4になる日   原判決の破棄
■ 急告!「証拠が嘘をつく~高知白バイ衝突死」  KSB瀬戸内海放送:制作
■ 9.11を連想する高知白バイ衝突事故 横滑り論
■ 重大な事実の誤認 原判決を破棄する 裁判史に残る事件となる
■ 本物のスリップ・ブレーキ痕 実際のブレーキ痕を写真に撮った
■ 凄まじい加速力 白バイ・157km/時まであっという間 高速追尾の実態
■ 高速走行は認める、でもタイヤ痕は死守? ここらへんが本音か
■ 横滑り論?が撃沈されたというお話 2ちゃんねる掲示板より
■ 勇気を持って証言してくれた人たち このことは伝わった 最高裁へ署名を届けた
■ 国家権力を厳しく戒めている 警察法
■ 変なとこ探しにチャレンジ! 「陰の正体」先発隊に合流
■ 「ネガ提出に反対」の人 いないですよね
■ 変なとこ探しにチャレンジ! 「陰の正体」先発隊に合流
■ うまく見えましたか?「陰の正体」
■ あたしも見えた、俺も・・・ 写真に写ってるタイヤの影の正体は?
■ 
衝突地点手前130mからバスを視認できた 事故白バイ
■ 作り話がもっともらしく語られている  目撃隊員の証言
■ 百条委員会という奥の手があるのだが・・ そこまで到達できない
■ 警官のメモなども拒否できなくなった 最高栽が画期的な判断
■ ニコニコの住民ってあったかいな
■ みんな一生懸命やってくれている 有難いことです
■ バケツからあふれ出てきた もう誰の口も止められない
■ みくだり判決 ひとえに最高裁調査官の良心にかかってる
■ 隠ぺい・捏造 今に始まったことではなかった
■ 警察の証言は信用できない あっさり無罪(山口の事件)
■ 衝突シミュレーションを文字にしてみた 考え方を解説
■ 78.7m 虚構の第2目撃地点
■ 時間との戦い 裁判の難しさ
■ 高知県警は墓穴を掘っていた
■ 白バイ衝突事故シミュレーションプログラムを作った 実際に試算ができる
■ 白バイは衝突していなかった 奇天烈な結果になる
■ 白バイ隊員の証言 徹底検証してみる
■ 目撃した白バイ隊員の証言 本当に178m先が見えたのか
■ 高知白バイ事故が掲載された マガジンX
■ 冤罪と捏造
■ 40年の沈黙を破る死刑反対派の裁判官・・袴田事件の担当判事
■ 裁判検証ができない 密かに進められる「言論規制」
■ とんでもない刑事訴訟法 281条が改正されていた
■ 一点突破全面展開 高知白バイ衝突事故
■ 国家権力の暴走 何十人も係わっていたのに・・・
■ 左側のブレーキ痕の写真がない 後輪のブレーキ痕の写真もない
■ 企業秘密の塗料ってどんなん ブレーキ痕もどき御用達
■ ねつ造の手口・・・・・
■ 10km走行・急ブレーキで1mのブレーキ痕のバス そんなバスは売れない
■ 止まっていたバイクに白バイが衝突 容疑者扱いで損害賠償請求( 愛媛白バイ事故 )
■ 60km走行では衝突を回避できた 高知県警白バイ事故
■ 事故が事件?に 白バイがスクールバスに激突

■ ほかのホームページ(高知白バイ衝突事故)内のもくじ --> 
高知白バイ衝突事故/

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目撃した白バイ隊員の証言 本当に見えたのか

目撃者として名乗りでた白バイA隊員と衝突した白バイの位置関係が杜撰になっている。
この写真はちっちゃいので雑誌を買って見ていただくとして、整理をする意味でその数値データをもとに図を作ってみた。

・・・ 土佐署が作成した現場見取り図 (ニューモデルマガジンX 2008.1月号)・・・
土佐署現場見取り図

・・・ 簡単な足し算が合わない ・・・

高知県吾川郡春野町弘岡中987 

このページを作りながら思った。
証言台に立ったこの白バイ隊員は今ごろは悩み、後悔しているのではないだろうか。
もちろん自分の意思ではなく、半ば強要されたと思うが、取り返しのつかないことをしたものだ。経緯はどうであれ、証言の当事者としてその責めを負うことになる。
今後組織を守るためにトカゲの尻尾切り騒動になるのは目に見えている。そして誰かに泥を被せて逃げる算段をすることになるが、ここはひとりで背負い込むのではなく洗いざらい告白することだ。主犯は現場にはいない。
それが亡くなった同僚隊員の供養にもなり、残された遺族も現実ときちんと向き合えるようになり、心を晴らすことにつながると思う。
いずれにしても第三者が口でいうほど簡単なことではないと思うし、大変につらいことになる。しかし、それしかないと思う。そしてそれは生かされているものしかできない務めだと思う。

作った図 --> ここ

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2007年11月29日

高知白バイ事故が掲載された マガジンX

「ニューモデルマガジンX」という自動車雑誌が取り上げた。
--> NEW MODEL MAGAZINE X 2008年1月号
支援者ブログで紹介されていたので、読んでみた。--> ここ
われわれのような素人では及ばない誌面構成でまとめていて、興味深く読んだ。記事の中には、これまでどこにも明かされてない情報が書かれている。弁護側の証人は顔、身分まで明かして登場しているわけで、それでいけば検察側の証人が登場してもバランスからいっても違和感はない。
それも民間人ではないわけで、しっかり名前を出して証言してもらいたい。というのは、その証言が地裁、高裁の判決に対して決定的といえるほどの重要な陳述になったわけなので、名前をだしてその極めて重い責任を果たしてもらいたいものである。
そのほかに土佐署が作成した現場の見取り図があるが、目撃者の白バイA隊員と衝突した白バイの位置関係が杜撰に書かれている。
このいい加減さは日常的なのか、はたまた今般の事故は辻褄合わせが難しくサジを投げたのか・・・・。この程度のてきと~な実況見分で、「よくぞ公判を維持できたものだ」と、疑念から確信に変わりつつある。
警察・司法が一体化しないと、とても無理だ、と。

これが実況見分!?

もっとも原点となる衝突位置ですら、弁護側と真っ向から対立している
車体左側から撮影したブレーキ痕の写真が提出されなかった
そもそもブレーキ痕がなんであったかを検察も裁判所も検証してない
・・・などなど、このように争点が満載の交通事故が過去あっただろうか。

このような背景からでてきたA隊員の証言(バス10km、白バイ60kmだった)。これでは説得力を持たない。
逆算をして作りこんだストーリーのようだが、さすがに細部にわたって辻褄を合わせるのは無理で、それが綻びとして出てきている。

また、記事の見開きのページでバニシングポイント(事故現場)へ向かう上りと下りからのスナップショットとコメントを付けて説明しているのも臨場感がでていて、うまい手法だ。

たった4ページで事故の全容を表わすことは出来ないが、それでもポイントを絞り最後まで気を抜かず、もっと調べたい人向けにネットのURLも紹介し、読者に強く訴える記事になっていると思う。

ニューモデルマガジンX0801

ただいま、争点などまとめ中・・・・ --> ここ

現場見取り図/

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2007年11月27日

冤罪と捏造

ニッポンの警察・司法に「正義、モラル」はあるのか

『こんなにある 20世紀の冤罪事件』と題したページがある。そこには冤罪事件が取り上げられている。
聞き覚えのある事件もあるが、聞いたことがない事件がほとんどである。残念ながら2005年で更新が止まっている。
 --> ここ

冤罪事件には「ねつ造・でっち上げ」が常にセット
忌々しい現実がある。「それは誤解だ、勘違いだ!」などとゆって否定するものなど一人もいないはずだ。
一般庶民は経験的だったり、ニュースで聞いていたりして、こういう事実があることを知っている。実際に事件に巻き込まれて苦しんでいる人々が多数いる。
そんなことを知らない国会議員は一人もいないと思うが、しかし見て見ぬ振りで、触らぬ神に祟りなしで逃げてきた。やっとこさ「取り調べの可視化」の議論が始まったところである。

警察署内での取調べを可視化して、きちんと遡れるようにするのは当然であるが、それにも増して重要なことがある。それは、事件が起こったとされるその現場や証拠を持ち帰った部署で捏造やでっち上げが行われているのを調査し明らかにする仕組みが存在しないことである。
ここにアンタッチャブルになっているかもしれないニッポンの警察・司法の究極の問題があると考えている。

警察の捜査や見分など、警察の行動それ自体を検証できる仕組みがなく、偶然にも見に覚えのない事件に巻き込まれたとしても、潔白を晴らす仕組みも手段も事実上ない。「裁判を起こせば」という意見も聞こえてくるが、警察に対して踏み込める仕組みがない以上その真相を明らかにすることなど困難を極める。

証拠捏造を罰する法律があるか?

そこで、公務員が捏造をやった場合はどんな法律に触れるかと見てみるとそのものズバリはないようである。
過去の類型を見てみるとせいぜいが「虚偽公文書作成の罪」が関の山で、通常はそこにも至らずもみ消されておしまいであろう。
事件そのものや証拠をでっち上げ、その捏造した罪で実刑になり刑務所に入った警察官がいたという話はついぞ聞いたことがないことからも類推できよう。

つらつら考えてみるに、この「冤罪と捏造」問題はどんなに屁理屈を並べても弁解のしようがないし、法の不備を含めた仕組みの欠陥からくる構造的な問題だと考えている。
「公務員は絶対に間違わない」、「絶対に悪いことをしない」という寝言はここら辺でピリオドを打ちたいものである。この神話を粉砕しゴミ箱に捨てないことには話が先に進まない。-->「無謬性・むびょうせい

いずれにしても原因がどうであれ、このような世界に恥じるニッポンの警察・司法の実態を正すためには、良識ある国会議員がこの問題に逃げずに取り組んでほしい。また司法解剖率の低さ、99.9%の有罪率の高さも世界に知れ渡っていて、そのような国と犯罪人引渡し条約など結びたいと思う国があるだろうか。
今は野党であっても政権を目指すなら、誰も手を出そうとしない、ずっと放置されてきたこの事態に一歩踏み込んでほしい。

これからも冤罪・捏造は作られる
法に基づいて業務を執行しなければならない警察・司法に携わるものたちがねつ造に手を染めている現状があり、たとえそれがバレタとしてももみ消せたし、直接的に罰する法律がない。
それをいいことに繰り返してきているのだろう。

警察官が証拠の捏造をやったことがバレたときにひっかかるかもしれない法律として、

刑法第百四条(証拠隠滅等罪)
刑法第百五十六条(虚偽公文書作成等罪)
刑法第百六十九条(偽証罪)
刑法第百九十四条(特別公務員職権濫用罪)

などが考えられる。

虚偽公文書作成等の罪
刑法第156条である。実にシンプルな条文で、これで実際の事件に対応できるかとなると心配はある。
これがどうなっているか見てみると、事務机の上での鉛筆ナメナメとか、この法律ができた明治では想像もできなかったパソコンによる小細工なども常識的には含まれて来ると思うが、いずれにしてもいわゆる紙の上での作成・変造作業を想定していると読める。これはこれで十分機能を果たすが、もっと確たるものにするために、現場での証拠捏造作業までこの条文が及べば、この条文が俄然光りだす。
これまでにそのような判例があったのか調べたがよくわからなかった。もしまだだとしたら、最高裁に「正義と良心」が少しでも残っていたら、一つ判断を出せばいい。この法律の主旨は「文書・図画だけではなくそれに準ずるもの、他・・・・と解釈できる」、と。
それが出れば、広範に網を掛けることができるようになり、捏造に対して強力な抑止力になる。また、現在進行形の事件の関係者で高をくくっているものもビビることになろう。
そういう判断がでたとしても、それに文句をいう公務員もいるはずがないし、国会議員、大臣だって異議を唱えるものなどいないはずで、誰も困らない。

・・・ 一年以上十年以下の懲役、あるいは三年以下の懲役又は二十万円以下の罰金 ・・・

(虚偽公文書作成等)

第百五十六条  公務員が、その職務に関し、行使の目的で、虚偽の文書若しくは図画を作成し、又は文書若しくは図画を変造したときは、印章又は署名の有無により区別して、前二条の例による。


・・・ 上の第156条の方が罰則が重そうなのでそちらになると思うが ・・・
(証拠隠滅等)

第百四条  他人の刑事事件に関する証拠を隠滅し、偽造し、若しくは変造し、又は偽造若しくは変造の証拠を使用した者は、二年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。


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2007年11月21日

40年の沈黙を破る死刑反対派の裁判官 ・・袴田事件

きのうもそだったが、ここんところおなじ話題が続いている。

熊本典道元裁判官。袴田事件の裁判官の一人だったがこれに抗議して退官された。

 日本で何が起きているか世界に知らせなければならない
警察は驚くような野蛮な手段を使って自白を引き出そうとしている


と熊本氏。袴田死刑囚の小川秀世主任弁護士も熊本氏の意見を支持されているとのことである。

これに加えて、証拠のねつ造をやってることも加えてほしいところである。
死刑制度については国民の意見を広く聞かなければならず、また私も考えがまとまっているわけではない。
それほど簡単に結論がでるものでもないと思うが、しかし証拠のねつ造、自白の強要は絶対にあってはならずすぐにとめることだってできる。
フフだ総理(カナダの美爾依さんのパクリ)が一言コメントすれば、今すぐにでも止めさせることができる。
「ねつ造なんかやったらどうなるかわかってんでしょうねぇ」と、フフだ節で鼻の下あたりを目一杯伸ばしてゆったら、その夜から眠れなくなる人が出てくると思う。
続いて、「当然、厳しい処分が待ってますよねぇ」と一言ボソッと添えれば、すでに進行形のところでは「どうしよう、どうしよう」と、ビビリまくることになる。

ところで、高知白バイ事故の証拠を調べているが、また一つ、見べれば見るほどその実態が鮮明になってきている。

この東京発IPCの記事を読みながらつくづく思った。先のBBCの報道が「99%の有罪率の異常さ、自白の強要、代用監獄」を伝えているが、法制度もある、もちろん民主主義であるいわゆる先進国の中でこんなことがまかり通っている国が他にあるだろうか、と。
BBCの報道 -->  ここ

冤罪事件は多発している、そしてこの先も減ることはないと言われている。

おそらくそのことを全世界に訴えたく、記事にしたのだろう。ちなみにこの記事の原文は英語である。
DEATH PENALTY-JAPAN: Dissenting Judge Breaks 40-Year Silence」 --> ここ

世界の多くの人々がこの記事を読むことになろう。

リンクはここ --> 東京IPS2007年11月11日
IPS071111

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2007年11月20日

裁判検証ができない 密かに進められる「言論規制」

きのうにつづき、刑事訴訟法281条の改正を取り上げる。 昨日の記事 --> ここ

もし冤罪に巻き込まれたとしたら・・・
決して他人事ではない、誰にでも起こりうることである。
交通事故なら何時どこで起きるか知れない。
そして警察による証拠のねつ造・・・生々しい記録である

自民党はいったい何を狙っているのか

その一端がこの刑事訴訟法281条の改正である。
こっそりとやっていたことを、そしてその重大さ、恐ろしさを知ってほしい。

・・・ 裁判検証ができない 密かに進められる「言論規制」 ・・・
裁判検証

Part1: http://www.youtube.com/watch?v=SCdXNG6D3Pk
Part2:http://www.youtube.com/watch?v=kiR4xkSx3yA
Part3:http://www.youtube.com/watch?v=_kZqgsB6ZKQ
Part4:http://www.youtube.com/watch?v=rpa4AWad5m0
Part5:http://www.youtube.com/watch?v=EK-S1zgTVNg

これらのビデオは消されるかもしれないので事前に保存されることをお勧めする。

ビデオのダイジェストをひろってみる

スクリーンショットキャプション、ナレーション:青色証言:赤色
kensho1袴田事件
nbsp;
日本テレビ系「NNNドキュメント」
1992年放送

記者:4cm開いていたが?
元警官:それは僕は知らない
僕は潜った方だから
kensho2遠藤事件

タイヤに血痕を擦り付けられた

--> ここ
しかし、不思議なことに岩沼署へ出頭させられた後で、
被告人の車からはタイヤについた大きな黒い血のような染みが
発見されています。
kensho3青山さん事件

犯人と決め付けられた
 
--> ここ
これまで数々の裁判の疑惑を暴いてきた
マスコミによる検証報道ができなくなる事態が生まれている。
kensho4ジャーナリスト

(証拠を)目的外に使ってはいけない
これは大変なこと

「目的外に使ってはいけない
これは大変なことだというふうに思います。」
kensho5日本テレビ記者

裁判の公正さを検証する部分が大きく後退する
kensho62年前に行われていた
「法改正」

実は裁判員制度の導入に向け、2年前ある重大な法改正がなされていた。
刑事訴訟法281条の4、その罰則・法281条の5
kensho7冤罪被害者
マスコミの力を借りることが出来なくなることにつながる

「結局はマスコミの力を借りることが、
へたすれば出来なくなるってことにつながりますのでぇ、
ものすごく恐ろしい法律。」


裁判検証ができない!
密かに行われていた言論規制の正体に迫る



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2007年11月19日

とんでもない刑事訴訟法281条が改正されていた

2年も前に重大な意味をもってくる法律が改正・施行されていた。
たまたま調べていたら出くわしたが、これにはマジで驚いている。
こんな法律がよう通ったものだ。野党は全員眠っていたのか、といいたくなるようなしろものである。

弁護人などが入手した証拠をメディアに横流しすることを禁じる規定が設けられた。
これが主旨となる。

過去に過熱するマスコミ報道で「松本サリン事件」のときのような間違った報道を防止する効果??をというフレコミだったのか。その裏を返せばとんでもない側面が見えてくる。

というのは、昨今の警察・司法の目も当てられない冤罪事件が多発している現状となんら関係がないのだろうかいう疑問がでてくる。むしろそれを見据えての法律改正だったのではないかとさえ思われる。


杜撰もしくは捏造の警察の捜査
    ↓ 

ノーチェックで検察が起訴
    ↓ 

それを鵜呑みにして判決を下す裁判所


のお決まりの冤罪事件が多発している。

これを隠すにはもってこいの法律となっている。もちろんそうじゃないと否定する向きもあるだろうが、条文をよく読めばわかる。
通常、冤罪事件裁判で弱い立場といえば被告側である。その被告側だけに証拠をメディアなどに横流ししちゃだめよとタガを嵌めているのがこの法律の主旨である。

あの「松本サリン事件」に当てはめてみればすぐにわかる。メディアが加熱してデタラメを報道したが、しかしそのソースを流したのは誰だったか!!
間違われた方の人が流したわけではなかった。流したの捜査サイド、つまり警察の方だった。
弱い立場の人がわざわざ自分の立場を悪くする情報を流すようなことは通常考えられない。
だからこの法律の主語に「被告人若しくは弁護人またはこれらであったもの」をもってきたことに重大な欠陥があるということである。
捜査側すなわち警察の行動を律しないと、なんの意味もないし、却ってこれが積極的に悪用されかねないことになる。

悪用されたらたまらない 「マスコミなんかに漏らしたら訴えるぞ!」って

もうお分かりだと思うが、仮に冤罪事件がおきたとき、それを嗅ぎつけた第三者のマスコミとか弁護士とか市民グループなどが冤罪裁判の調査をしたくとも、まさか警察が気前よく情報をだすはずもなく、そうかといって被告側は流しちゃいけないことになっているので、実質的に情報を入手できず調査ができなくなる事態が起きるということである。

よってこの法律がいかに恣意的につくられたかが理解できる思う。
即刻廃止するなりして、早急に冤罪事件に対応できる体制を作らないとニッポンは北朝鮮以下と見られ、世界から信用してもらえない。
BBCがすでに報道している。--> ここ

・・・ 2005.11.1 とんでもない改正刑事訴訟法が施行された ・・・
法281条の4(禁止規定)及び281条の5(罰則規定)に記載された事項
第3章 公 判 第1節 公判準備及び公判手続
第281条の4
被告人若しくは弁護人(第440条に規定する弁護人を含む。)又はこれらであつた者は、検察官において被告事件の審理の準備のために閲覧又は謄写の機会を与えた証拠に係る複製等を、次に掲げる手続又はその準備に使用する目的以外の目的で、人に交付し、又は提示し、若しくは電気通信回線を通じて提供してはならない。
1.当該被告事件の審理その他の当該被告事件に係る裁判のための審理
2.当該被告事件に関する次に掲げる手続
イ 第1編第16章の規定による費用の補償の手続
ロ 第349条第1項の請求があつた場合の手続
ハ 第350条の請求があつた場合の手続
ニ 上訴権回復の請求の手続
ホ 再審の請求の手続
ヘ 非常上告の手続
ト 第500条第1項の申立ての手続
チ 第502条の申立ての手続
リ 刑事補償法の規定による補償の請求の手続

2 前項の規定に違反した場合の措置については、被告人の防御権を踏まえ、複製等の内容、行為の目的及び態様、関係人の名誉、その私生活又は業務の平穏を害されているかどうか、当該複製等に係る証拠が公判期日において取り調べられたものであるかどうか、その取調べの方法その他の事情を考慮するものとする。

第281条の5
被告人又は被告人であつた者が、検察官において被告事件の審理の準備のために閲覧又は謄写の機会を与えた証拠に係る複製等を、前条第1項各号に掲げる手続又はその準備に使用する目的以外の目的で、人に交付し、又は提示し、若しくは電気通信回線を通じて提供したときは、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。

2 弁護人(第440条に規定する弁護人を含む。以下この項において同じ。)又は弁護人であつた者が、検察官において被告事件の審理の準備のために閲覧又は謄写の機会を与えた証拠に係る複製等を、対価として財産上の利益その他の利益を得る目的で、人に交付し、又は提示し、若しくは電気通信回線を通じて提供したときも、前項と同様とする。


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2007年11月18日

一点突破全面展開 高知白バイ衝突事故

2007年10月31日のページから考えは微塵も変わってないが、路面の痕跡がなんであったかが解明されるとストーリーも幕となる。ここ

この図は実在する塀に画像を貼り付けたものである。たとえばこのような落書きがブロック塀に描かれていたとすると人々はどう見るかということを確かめたくて作った画像である。

このブロック塀に車が駆け上ってブレーキ痕を付けたと言い張るものはまずいない。それは常識的に考えてこの垂直な壁をよじ登るのは無理だ・・・と誰もが認識するのではないかと思うからである。

・・・ さすがにこれをブレーキ痕とは言わない ただの落書きだ ・・・
ブロック塀の落書き/

ところが、同じものが下の映像のように道路上にあったとしたらどうだろうか。

「待てよ、それらしいがよくわからん」とか、「ブレーキ痕らしい特徴がみえない」とかのさまざまな反応がある。もっと突っ込んで、路面の摩擦係数やらを元に計算する人も出てくる。
それらの人々はすくなくとも無条件でそれがブレーキ痕であると思わない人々であろうことは推定される。
しかしそれら以外の人で、これを見せられて、ブレーキ痕だと思い込んでしまう人、もしくはそれを前提に事故を考えている人もいることだろう。テレビがナレーションを付けて映像を流し、また新聞がキャプションを付けて掲載し、そこに警察官が映っていて事故現場の検証雰囲気があれば、それがブレーキ痕であると信じてしまうのもある意味仕方のないことかもしれない。
それらしくナレーションやキャプションをつけて報道したテレビや新聞などのメディアに対しては強い不信感を持つが、視聴者とか読者の方がとやかくいわれる筋合いはないと思う。

当時、実況見分、交通整理、報道などで、この現場に立ち会った関係者は大勢いた。警察だけで20人とも30人とも言われている。そのうちの何人かはそれぞれの自分の目でその現物を直接見ている。当時は天候はよく、太陽の光も燦燦と降り注いでいた。鮮明に目撃できたはずだ。

そして、それが時間の経過とともに刻々と変化することも目撃している。

地面に這いつくばってその現物の長さを測るために地面を覗き込んでいる数人の警察官の姿が映像に残っている。

これはそのワンシーンである。地裁の判決があったその日、2007年6月7日午後6時ごろ、高知放送「高知eye」で1年3ヶ月も前の事故当日の映像が唐突に放映され、関係者が目を疑い、そして驚いたという。なぜなら痕跡とされるものが写っていたからである。

1年3ヶ月も経って初めて見せられた
・・・ 「映像があったのか」と関係者が驚いた ・・・
高知放送「高知eye」2007/6/7/

花粉症か?なぜかマスク姿が目立った。
・・・ 少なくともこの3人は確かに手に取る位置で目撃している。ブレーキ痕のようなものを・・・ ・・・
高知放送「高知eye」2007/6/7/

白バイ隊員が死亡するという悲惨な事故だった。事故そのものは目の前で見ていた目撃者がいて、傍証となる証言者が多数いる事故で事故原因を調べるのに障害はほとんどないと思われた。

しかし、事故の実態とは別にもう一つのストーリが展開してそれに対して地裁と高裁が判決を下した。

事故の実態の全てを承知しているのが警察で、実況見分など、事故の状況がどうであったかを第三者が仔細に検証できる仕組みはニッポンにはない。

不幸な事故だったが、それを教訓として何が問題だったか、どんな足らざることがあったのかを明らかにして二度とこのような事故を起こさないようにするのが生かされているものたちの努めだと思う。それは亡くなった人への供養にもなり、きちんとやらなければならない。

一点突破全面展開 次のステージに進んでいる

この事故に関して、事態は確実に動いている。広く世間に問うのはそんなに遠い話ではないであろう。そこで事故が紹介され、さまざまなことが取り上げられ、いったい事故が何であったかについて一歩踏み込んだ議論になると思っている。

すでにインターネットでは支援者のサイトがあったり、いわゆる専門家のブログでコメントが寄せられ活発に議論されている。--> たとえば、ここ また掲示板もいくつもあり、さらにこの事故を知った人々が、自分の感想や意見をホームページやブログで発信している。そしてその輪が広がってきた。

呆け始めた私めも世俗離れしたこんなチンケなところではあるが、事故の状況があまりにも理解不能なことばかりで、ついつい引き込まれてしまった。そして謎解きが始まった。
そしてほどなくして見えた。11月4日のことだった。その日はオヤジの誕生会へ出かけたので、帰ってきてからゴソゴソ動き始めた。ページもアップした。
生まれ持った性分ということもあるが、探究心にスイッチが入った。幸い必要な道具類は一通りあるので早速始めた。
よくわからない問題にぶち当たったときはいつもなら帰納法的に仮説とか仮定して考えることにしているのだが、今回は違って理をつめてゆくことになった。
あとはそれをどういう風に表現しようかということになったが、トラックバックも壊れたちんけなブログよりちょっと趣向を変えた方がいいと思い、別サイトでページにした。ここ
アップするに当たりいくら個人的なサイトであっても社会に与える影響はあるわけで、単なる思い付きでは書けない。その制約のなかで可能な形ということでああいう感じになった。
「ケシカラン、いい加減なことを書くな!」というお叱りを受けるかもしれないと思っていたが、いまのところない。
いまの段階では書けないことがあり、邪魔しない範囲を心がけている。細部において実態と違っている箇所はあると思うが、それが全体に影響することでないなら、それは大きな問題ではないと考えている。

困ったときはお互いさま

『冤罪事件進行中(高知の白バイとスクールバスの事故)』というブログがある。--> ここ 管理人さんは大変な時間とエネルギーを使ってブログの運営とそのほか様々な支援をされている。そのブログには証拠として提出された写真が掲載されている。その写真について管理人さんが記事を書いて、それにコメントが寄せられるというスタイルである。
そのコメントにレスを返すという格好になっている。管理人さんが「この写真にコメントくれ」と投げても、外れていたりして、なかなか噛み合わないのは仕方がない。また、コメント欄の制約などで難しい面もある。
そのようなことも考慮しつつ、ここではそういう取り組みを邪魔しないように、ちょっと離れた視点で妄想を逞しくして、現場のイメージを辿ることにしようとやっている。

投稿者 hal : 05:33 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月12日

国家権力の暴走 何十人も係わっていたのに・・・

このニッポンには組織の暴走を止められる仕掛けはないのか

たとえば警察組織を縛っているものに警察法がある。
その根幹は第一章にあって、3つの条文しかないがここに全てが凝縮されている。

簡単にゆってしまえば、「公平中立の立場で仕事をし、人々の権利・自由をおかす権力なんぞはみだりに使いません」と誓っているのが警察法である。

逮捕権という最強の国家権力を与えているので、そんな物騒なものをやたら振り回されたらたまらないので当然といえば当然である。

で、もうちょっとみてみると、

第2条で「・・・権限を濫用することがあつてはならない。」という禁止規定が明確に定められているにもかかわらず、この法律のどこを探してもそれが破られたときの罰則規定がどこにもない。

まぁ、これも不思議でもなんでもなく他の公務員と同じように罰する条文を意図的に設けてないだけの話である。
というのは、そもそも公務員とか行政というのは、「絶対に間違わない」し、「悪いこともしない」という「無謬性・むびょうせい」という寝言がベースにあるからである。だれが言い出したかは知らないが・・・

これを聞いて「おいお~い」とか「じょうだじぇねぇ~よ」とか「ちょっと、まてぇ」と、ひとことゆってみないとおさまらないのが我々の庶民感情ではないだろうか。
しかしそれとは遠いところで、役所には一般国民が想像もできない神話がどこそことなく流れていて、「無謬性」だと自分らだけで反芻している。

どんな法律であれ、憲法を頂点に構成されていて、社会のルールを決めている。ルールは破るものと誰がゆったか知れないが、そのルールを無視したり、誘惑に負けて意図的に破ってしまうのが人間の常であり、性といえる。だから「公務員だから間違わないとか悪さをしないとか、悪と戦う正義の味方であるとか、・・・」、そういうことをゆって笑われるのは、国会議員と公務員であろう。

で、本題に戻るが、すでに大きな出来事となっている高知県で起きた高知県警の白バイがスクールバスに激突して白バイ隊員が死亡した事故である。

目の前で見た目撃者もいた、傍証となる証言者も多数いた、現場も完全に保全されていた、検証するのになにひとつ問題はなかった、そういう分かりやすい衝突事故だった。
それなのに実況見分さえまともに行われず、単純な事故が複雑怪奇なものへと変質してしまい、とんでもない事態になっている。

早晩、真相が明らかにされ全国に大々的に報道される
その前にこの事態に終止符を打ってほしい。
もちろん、それで無罪放免になることはないが社会から受けるバッシングはいまなら小さくて済む。遅くなればなるほど国民に知られることとなり、そのバッシングは計り知れないほど大きくなる。何十人といる関係者だって家族や親族がいるだろうし、その人たちがこの事態を知らないことはないと思う。いまはインターネットがあり、心配になった家族が検索して、夫や父親などに対して疑心暗鬼に陥っているかもしれない。

インターネットで人々がなにを知りたがっているかがわかる
その一端をご紹介しよう。実際に使われたキーワードをひろってみる。もちろん何百万人、何千万の検索行動をつかめるはずもなくそのほんの一部ではあるが、人々の意識が推察できる。

ここで明確にいえることはヒット数が直近2週間あまりで1桁増えたことである。10倍以上になったということである。それはインターネットで著名なサイトがこの事件を取り上げ、一挙に全国版となった経緯がある。
167万を超え、急速に広まっている・・・・

人々がどれほどこの事態に関心をもって見、そして意見なりを発信しているかがよく分かる。最高裁の判断がでるまでに時間がかかるのでそのうちに人々の関心がなくなって忘れるだろうなどといういうゴシップ話と同列で考えているとしたら、それは大きな間違いである。人々が心底、国家権力濫用の怖さに震え上がり、しかも何食わぬ顔でそれが平然と実行されたことに怒っているからである。

Googleでの検索キーワードヒット数
警察 捏造1,670,000
春野町 白バイ651
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高知 白バイ57,700
愛媛県警 白バイ12,000

これを見ると「高知 スクールバス 警察 県警 白バイ 捏造 冤罪 愛媛県警」などがキーワードであり、高知県警が「適正な捜査をやった」とか、裁判所が「ねつ造はなかった」と、ゆってもだれも信用してないということがよ~くあらわれている。

関係者は怖くてインターネットを見れないとは思うが、加速度的にこの問題は国民の間に浸透・拡散していることを認識しなければならない。

この先どんな展開になるかは関係した当事者たちは誰よりも理解していると思う。必ず明らかになる。
それなのにかさねがさね残念なのは、事故現場から法廷に至るまで何十人、いやもっと多い公務員が係わったのに誰一人として「まずいよ、やめとけよ」と止めなかったことである。

亡くなった白バイ隊員もいまの事態をとても悲しんでいると思うし、そのご家族も大事な人を亡くした深い悲しみと、その後の事態で二重に苦しんでおられると思う。そしてバスの運転手も突如降りかかった容疑で人生を狂わされ、そのご家族は大変な思いをされている。バスに乗っていた生徒たちはもう警察、司法を信じることはないだろう。

警察法

(この法律の目的)

第1条 この法律は、個人の権利と自由を保護し、公共の安全と秩序を維持するため、民主的理念を基調とする警察の管理と運営を保障し、且つ、能率的にその任務を遂行するに足る警察の組織を定めることを目的とする。

(警察の責務)
第2条 警察は、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当ることをもつてその責務とする。
2 警察の活動は、厳格に前項の責務の範囲に限られるべきものであつて、その責務の遂行に当つては、不偏不党且つ公平中正を旨とし、いやしくも日本国憲法の保障する個人の権利及び自由の干渉にわたる等その権限を濫用することがあつてはならない。

(服務の宣誓の内容)
第3条 この法律により警察の職務を行うすべての職員は、日本国憲法及び法律を擁護し、不偏不党且つ公平中正にその職務を遂行する旨の服務の宣誓を行うものとする。



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2007年11月 9日

左側のブレーキ痕の写真がない 後輪もそうだが・・・

検察は急ブレーキがあったと主張しているので、左のブレーキ痕も積極的に出すはずだ

裁判の当初、5分の1ほどしか提出されなかった証拠写真だが、その後一挙に提出され130枚余となった。
全てが公開されているわけではないので推測するしかないが、バスの左側面からブレーキ痕を写した写真が見当たらないのが不可解だ。
実況見分で、現場の状況を残すためにバスの左側面から写した写真は存在するはずだ。その中には左前輪の後方の地面が写っている写真も存在するはずだ。
となると、そのうちの何枚かが証拠写真の中に含まれていて当然だし、左側のブレーキ痕の写真がないと不自然である。
でも、なかった。だしたくとも出せなかった。

そこにはブレーキ痕が写ってない
大胆に推論したが、根拠といわれれば、呆けかけた私めがスリップ・ブレーキ痕の作り方をイメージしたものがベースになっている。私が現場担当者ならこう作るというレシピである。--> ここ 
これが思い切り外れてなければ、論理の飛躍もなく自然と上の結論となる。まぁ、ボケの世迷言と笑ってやってくだされ。(笑)

これによると、まず先に右側を描いて写真をとり、そのあとで車体を現場から移動させて、残りの未完成部分のタイヤ痕を塗ったとなっている。
となれば、左側のブレーキ痕と車体とが一緒に写った写真が存在しないということになる。

左側の写真がないのは、左側のブレーキ痕は車体の下、しかも奥に入り込んでいるので物理的に描くことが困難であったからだ。もしそんなことをやって「なんであんな所に潜ってゴソゴソやってるのか?」と誰かに不審に見られたらヤブヘビになるのでやらなかった。ただそれだけだ。
車体をのけて後で落ち着いて描けばいいわけなので・・・

このような理由で左右同時に描けなかったのでそこには時間差が生じ、先に塗った方は色が消え始め、下の写真のように左右不自然な痕跡になってしまった。この写真の撮影時刻が不明だが、斜めに大きくのびた陰から15時50分からさらに時間が経過していると推定される。陰に入っている部分がより黒っぽく見えるのは当然としても、左右のアンバランスは不自然である。
・・・ 左右不自然なブレーキ痕 ・・・
15時50分よりさらに経過した時刻に撮影
左右不自然なブレーキ痕/

また、後輪のブレーキ痕がまったく写ってないが、そもそも右前輪のブレーキ痕の鮮明な写真があればそれで裁判は乗り切れると当初から思い込んでいたので、後輪までは気が回らなかったのではないか。

科捜研が低速ではABSが効かないことがあると証言していて、だから車輪がロックしてブレーキ痕がついたと説明している。その理論なら同時に後輪にもブレーキ痕がつかなければ理屈に合わないが、そういうこにはおかまいなしである。論理が通っているとか、矛盾してないとか、常識的とかいうことにはまったく興味がなく、唯我独尊で物事が通ると思っているようである。高知の警察、司法の人々は・・・・

・・・ 後輪のブレーキ痕までは気が回らなかった ・・・
陰の伸び具合から15時50分より少し前と推定される
後輪のブレーキ痕までは気が回らなかった/

・・・ 事故発生から1時間15分後、2006年3月3日15時50分ごろ撮影 ・・・
15時50分ごろ撮影。左側の尻尾のさきが陰にさしかかっている
高知新聞2006年3月3日15時50分ごろ撮影.jpg/


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2007年11月 7日

企業秘密の塗料ってどんなん ブレーキ痕もどき御用達

車を運転しているとブレーキ痕・スリップ痕を見かけることがある。例外なしにどの場所もタイヤのゴムがコンクリートとかアスファルトに擦り付けられる色、すなわち黒か灰色である。
こんな感じである。なんの違和感もない。ブレーキ痕のある箇所の色を調べてみると、三原色のバランスをみてもR:100、G:104、B:107とそれぞれの数値が近似していて、いわゆるグレー色になっている。なんの文句もない。

・・・ スリップ痕・ブレーキ痕はグレー色が基本 ・・・
冷静に平常心で・・・」さんのブログの画像を一部借用しました。ごめんなさい。
ブレーキ痕の色の分析

で、支援者さんのブログに掲載されている鮮明な写真の中に不鮮明極まる怪しげなブレーキ痕?を詳細に見ていくと、たとえばこうなる。R:130、G:124、B:98
だからグレー:灰色には見えず、ちょっとグリーンっぽい変な色になる。路面の本来の色を暗くした感じに見え、計測数字もそのようになっている。 --> ここ

とても違和感がある。

まぁ、いずれにしても何かのペイントを塗ったのは間違いなく、その画像データを詳しく調べたがデータの中で、ブレーキ痕の色を乗せたのではないということはわかった。部分的な修正をやっているだろうがそれは本質でない。

  ★簡単ブレーキ痕の作り方・レシピ (バージョンアップ版) --> ここ

となると、どんなペイント?ということになる。
ホームセンターで売ってるようなものでもできないことはないが、後始末が大変である。

ここに最大の問題がある。ホームセンターで売られている塗料(種類、用途別にいっぱいある)では完璧にきれい落とせないという大問題がある。水性塗料ならある程度落ちるが、それでも路面に入り込んだ分はどうしても残ってしまう。そもそもそのような塗料というのは簡単に落ちないのがセールスポイントであって、やすやすと跡形ともなく消えるようでは商品として売れない。

となるとブレーキ痕もどきには向かないことになる。後作業が楽な魔法のような塗料なるものがあるのか、とさがしていたら、こんなんがあった。もし実在していたとしても”秘密のあっ子ちゃん”だから、間違っても表にでてくるようなものではなく、永遠に検証のしようがないかもしれない。(笑)

でも、関係者に目撃されぬまま、自然に跡形もなく消えて行った幻のブレーキ痕は確かに実在した。この動かぬ証拠は覆しようがない。
そして、直接手を下して作ったもの、命令したもの、総責任者、検察、ネガフィルムの開示を拒否した裁判所ら、それらがまとめて裁かれる前代未聞の事件となる。
国家権力を不正に使って自分達の責任を消滅させようとバスの運転手に責任を擦りつけた。
その結果、事実と違う事態で争うことになり亡くなった白バイ隊員の名誉も著しく傷つけられ、その遺族も、また運転手とその家族らも酷く苦しめられている。

国民はなにがおこなわれたかをすでに見抜いている。

50 :名無しピーポ君:2007/10/24(水) 16:31:12
★消えるスリップマーク塗料★
科学捜査研究所が開発した新兵器です。

路面に塗るとスリップマークと見分けが付きません。30分以内に蒸発して消え
ます。写真を撮っても証拠が残らず完璧なねつ造工作ができます。

高知県警で白バイの公道訓練事故のもみ消しを達成した実績あり。

使用上の注意:被疑者に現認させないでください。感づかれる恐れがあります。

全国県警事故処理班必携のアイテム。
今ならお買い得の9800円。この機会にぜひどうぞ

-警察庁-



投稿者 hal : 05:51 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月 5日

結果ありきで、その前が無視されている

日曜日にオヤジの誕生会があって、いつものように一族が集まり、義父の誕生日を祝った。
「親孝行したいときに親はなし」とはよく言ったものでオフクロからよく聞かされたものだった。そんな言葉を両親が亡くなったいまになってかみ締めている。
当日は穏やかな日和で、オヤジ夫婦にとってはひ孫たちが無邪気に飛びまわるのがことのほか嬉しいようだった。体力は歳相応に衰えてきてはいるが、それでも夫婦そろって元気に野良仕事ができるのはありがたいことである。
いつものようにお米、野菜をどっさりもらってきた。

帰りの車の中では小沢代表の辞任ニュースに釘付けになり、家に着いたら着いたで、気になっていた「高知の白バイ事故」で一枚の写真に釘付けになった。

いまは邪魔になってはいけないので詳しくは書けない。
ネットの書き込みをひとつ。
     ・・・国民が気づけばまだなんとかなる・・・

28 :名無しさんの主張:2007/11/03(土) 17:08:59 ID:???
捏造した証拠でも「事実認定」してしまう裁判官がいるとなると世も末。
日本の裁判の事実認定って破綻している。
一応、日本の裁判では裁判官が、嘘の証拠とわかっていて故意にそれを事実認定
したとしても、法律上のお咎めはないことになっているから、嘘の事実認定は
しょっちゅうやる。珍しいことではないが、司法界に流れてるこの風潮が怖い。
しかしなんとかこれを正さないと日本の裁判は北朝鮮以下だと言われ、先進国から
相手にされなくなる。

>>27
裁判官も地獄の閻魔様に舌を抜かれて来ると良い。絶対に極楽には行けないよ。


ついでにもうひとつ、

     ・・・やはり「原点に戻れ」と、いうこと・・・
69 :傍聴席@名無しさんでいっぱい:2007/11/03(土) 19:41:25 ID:Mtf5gyYQ0
「裁判官は公正であるべき」というよりむしろ「被告の味方」の立場、
「適法手続(=デュー・プロセス)」の観点から、検察を追及するのが役割
だと思う それを忘れると、国家権力の暴走に容易に繋がるんじゃまいか?
現場のDQN的な仲間意識を根拠に、警察が一般人に罪を着せるなんて、
利己的な金目当ての汚職なんかより2重に罪が重い←正に「国家権力の暴走」
それを許したのは、検察・警察に癒着した「司法」←この責任は3重に罪が重い

「痛快!憲法学」(小室直樹/集英社インターナショナル)
―――――――――――――――――――――――――――――
第2章◆誰のために憲法はある p.24 ●「有罪率99パーセント」の恐怖
~刑事裁判では検察側に1点でも落ち度があれば、直ちにアウトです。
少しでも法に触れる捜査をしたり、手続き上のミスが1つでもあったり、
真実の証明が少しでも不完全ならば、検察は負け、被告が勝つ。鵜の目
鷹の目で検察側の落ち度が無いかを調べるのが、裁判官の本来の仕事です。
つまり、裁判官というのは、あたかも中立で公平な存在の様に思われている
けれども、本質的には被告の味方であって、検事の敵なのです。
この事がどうも日本人は分かっていない。私が
「裁判で裁かれるのは、検察官。真実を探求するなんて二の次」
だと言ったのは、正にこういう意味なのです。~日本のマスコミが、
検察の調書は信用出来る、警察の言う事が真実であるという前提で、
何もかも権力寄りの報道をしてしまうのは、大岡越前や遠山の金さんの
イメージが頭にあるからなんです。しかし、日本の警察は有能で、間違いは
1つも起さない等と考えられますか。そんな事はあり得ないというのは
先年起きた例の「松本サリン事件」でもよく分る話ではありませんか。
―――――――――――――――――――――――――――――
【「憲法」は国家権力を縛る(=暴走を防ぐ)為にある】というのが憲法の精神
裁判官の人格に過大な期待を持つのはよそうぜ



投稿者 hal : 23:35 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月 4日

10km走行・急ブレーキで1mのブレーキ痕のバス そんなバスは売れない 

あまりに馬鹿馬鹿しい作り話で、バスを製造したメーカも呆れて反論する気になれない。そんなところじゃないだろうか。
もし、そんなバスが市場に出回っていたとしたらクレームの嵐で、即刻全数回収となろう。
不運にも高知の事故に巻き込まれたバスはABSつきのいすず「ガーラ・ミオGALA mio」 である。ここ

検証のため、放送局が実験をしていた。それが放映された。ビデオでもアップされている。

事故とおなじバスを使って、同様な条件をこしらえ、停止した状態から6.5m進み、その地点で急ブレーキを掛けてちゃんとABSが効いていた実験をした。タイヤがロックする直前でタイヤを少し回転させて路面のグリップを保持しながら減速させ、さらに最後の段階で完全に車輪をロックして30cmほどのスリップ痕をつけて停止した実験であった。
まさにABSがちゃんと効いていた実験だった。

おたまじゃくしのような絵を描いてみたり、それがブレーキ痕だとゆってみたり、弁護側の証人、証拠などを全て切り捨てたり、と、傍目には気が狂ったかのような印象の高松高裁の判決だった。
しかし、地裁も高裁にしても裁判長一人で判決を出しているわけでもなく、理屈でちゃんと考えられ、「おかしくないぃ!?」と、内心は思っている裁判官もいたはずだ。しかし、判決としてはとち狂ったものとなった。
結局、あの場面で異を唱えれば出世の道が閉ざされる。それなら天の声にすんなり従ったほうが得だ・・・と、その意を受けて各役所がそれぞれの動きをした、と、まぁこんなことになっているのではないかと思える。

以下、呆けの空想である。


予断をもたずに事故現場を見れば、衝突位置は道路の端から9.5m付近、すなわち白バイが倒れていて場所である。
実況見分はここからスタートする。
その現場を見た警察はヤバイと瞬間的に思った。
というのは白バイが跳ね飛ばされておらず、バスの右前部側面にめり込むような状況だったからだ。
なにを意味するか。
それはバスが完全に停止していたか、ほんの何ミリ動いていたかもしれないが、いずれにしても白バイを跳ね飛ばすようなスピードではなかったということになる。
となると、白バイはスピードの出しすぎで制動もできずに、またハンドル操作もできず突っ込んでいったという暴走運転が引き起こした単純な事故ということになる。

さぁ、大変だ。
そんな事故となれば、その原因追求に全ての目が集中する。
誰の指示で法定速度をオーバーする業務をさせたのか
直前にでていた警察庁からの通達との関連があるのかないのか
白バイの整備具合はどうだったか
と矢面に立たされるのは現場の高知県警であり、さらに警察庁にもマスコミが一斉に向くことになる。
そして全国的なニュースになる。

   警察庁が出していた通達 -->  ここ

そこで役所の従業員達は考えた。
役所とは高知県警、検察、裁判所、警察庁
すくなくとも実務を転がしている従業員たちは程度の大小はあるにせよ何らかの関りがあった。

末端の現場で起きた交通事故だが、しかしこれを放置すれば警察庁に飛び火することは必定で、好むと好まざるとにかかわらず国がバックアップせざるを得なくなる。
それが見通せるので、国のレベルで口裏を合わせれば、白バイが突っ込んでいった事故も、バスが白バイを引きずった業務上過失致死事故へスリ替えることだってできると。
くしくもこれが皆の総意となった。

これでゆければ誰一人として責任を取らずに済むし、丸く収まる。だれも傷つかず、皆の出世も安泰だ。

事故が起きた直後、高知県警は警察庁に報告。
「なにやってんだ」と一言ぐらい悪タレをつかれたかもしれないが、警察庁は一瞬で状況を把握して「こりゃ、まずい」と、思った。
その意を汲んだ高知県警はすぐさま事故状況を作り変える必要に迫られた。
まず衝突位置。
これは白バイが転がっている場所(9.5m)ではまずいので、端から6.5mに変更。
そこには破片などなにも落ちていないが、まいっかあ。
その位置から9.5m地点まで、白バイを3mひきずり、バスが急ブレーキを掛けて停止。
バスが確かに動いていたことの傍証とするために急ブレーキを思いついた。
そのバスにABSがついていたことも知らずに・・・

引きずり痕などなにもないが、これもまいっかあ。
その急ブレーキを証明するためには、そうだブレーキ痕をつけよう。
なんかそれらしきものがあるのでそれに手を加えて作ろう

さらに次は、白バイのスピード。これは法定速度以上で走っていてはまずいのでズバリ60km。
それには裏切らない白バイ隊員に証言させる。見えるはずのないところの対向車線を走っていたのに「バスは10kmで動いていた、白バイは60kmだった」と。


高知新聞2007年10月28日に事故発生1時間15分後撮影とされる写真で、ブレーキ痕が写っている。18年3月3日午後3時50分ごろ撮影とある。
事故当時、この写真が掲載されればこれまた大騒ぎになっていたはずで、今頃になってでてきたということは高知新聞もねつ造に一枚かんでいたということになる。

運転手は即、土佐署まで連行された。だから「指差しながら写真撮影」をするなどの実況見分に立ち会えず、また再び現場に戻ってきたのが事故発生1時間後であった。
しかし、そのときも警察車両から降りることもなく、窓をから「あそこが停止位置」と指し示すことをしただけだった。ブレーキ痕の写真を見せられたのは8ヶ月後、検察からだった。
結局、目撃していた校長も実況見分には立ち会えなかった。だれもブレーキ痕をみることができなかった。
おそらく、その場でブレーキ痕をみたら騒ぎになるのは必至で、だから運転手も隔離し、関係者を現場に寄せ付けないようにしたのだろう。

・・・今ごろになってでてきた当時の写真・・・
高知新聞2007年10月28日
高知新聞18年3月3日

・・・地裁の判決後に流された映像 関係者が驚いた! 高知放送も伏ていた!?・・・
スリップ痕映像へのリンク
高知放送「高知eye」20070607/

ふと我に帰って、掲示板を覗いてみると「おぉっ」という書き込みがあった。
ちなみにスリックタイヤとは「・・・一般に使用されるタイヤはゴムと路面の摩擦によりグリップを得るが、スリックタイヤはタイヤ表面を溶かして路面に粘着することでもグリップを得る」Wikipediaより。マニアとかレーシングカーが履いている表面に溝がないツルツルのタイヤのこと。

293 :名無しピーポ君:2007/11/02(金) 10:51:18
>>267
>低速では作動しない
整備士です。ABSの低速キャンセルは、停止直前の極低速域だけです。
車種によってセッティングが少し異なりますが、一般的に10km/h前後ではABSは
作動すると思います。KBSで放送されたバスの公開試験の映像を見ても明らかに
ABSが作動しています。

バスのホイール慣性質量が大きいので、ABSの効き始めと停止寸前にわずかに
スリップ痕(ハーフロック)が付く可能性があります。しかし、証拠写真のような
1mも黒々としたスリップ痕(フルロック)は付くはずがありません。

さらに、事故分析の専門家が指摘していましたが、普通のスリップ痕にはスジ状に
トレッドパターンが付くはずです。バスがスリックタイヤを履いているはずがありませ
んので、この点も異様なスリップ痕です。

整備士としての経験から申し上げて、あのスリップ痕は90%以上の確率で
「ねつ造」だと感じます。


どうやってねつ造したか証明してみてみろという書き込みがあったが、こんな方法ではなかろうかと、スリップ痕についてアップしてみた --> ここ

投稿者 hal : 19:18 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月 2日

止まっていたバイクに白バイが衝突 容疑者扱いで損害賠償請求

高知県警の白バイ事故の間違いかと思いきや、松山でも高知と同じような事故がおきていたとは驚きだ。
表にでてこない知られてない事故・事件がまだ他にもあるのだろう。

99.9%の有罪率と絶えることのない冤罪報道を考えあわせると、他の諸国なみの有罪率との差がそのまま冤罪となっているかも知れない。
被害者が声を大にして言わない限り絶対に表にでてこないだけにひょっとしたら起訴された10~20%が何らかの作り話を含んでいると見ても不思議はないと思える。

こんな記事がある。「イギリス生活情報週刊誌 - 英国ニュースダイジェスト」ブログさんで、「 英国における日本報道」というページがあって、BBC がニッポンの有罪率を取り上げている。そこから引用させていただく。海外でこう見られているという記事である。 --> ここ

自白の強要が生む有罪判決
本誌1120号(11月1日発行)

犯罪率の低いことで知られる日本では、有罪率はなんと99%という高い数字を誇る。つまりたとえあなたが無実であっても、犯人と目され起訴されてしまえば、ほぼ間違いなく有罪が宣告されるというわけだ。

日本では自白が絶対視されている。そのため容疑者は、一度拘留されれば警察が描いたシナリオ通りに自白するように追い込まれる。その凄まじさは、裁判が始まる前に長期にわたって責め立てられるために、留置所は「代用監獄」と呼ばれるほどだ。こういった事態を防ぐために、国連の人権委員会は警察による尋問を録画するよう提案している。BBCはこの件について日本政府に尋ねたが、関係者から回答を得ることはできなかった。

「BBC Online」10月29日付


「油断もスキもあったものじゃない。警察は信用ならんのぉ、まったくぅ」
99.9%の有罪率 --> ここ

止まっていたバイクに白バイが衝突  容疑者扱いで損害賠償請求 愛媛県警・白バイ事故
NHK愛媛ニュース 2007年11月1日 18時3分更新

NHK愛媛ニュース
 <-- 詳しくはこの図をクリックで

高知の白バイ事故に戻る。
証拠ねつ造までした高知県警は取り返しのつかない失態をしてしまったが、その飛び火を防ごうと国を挙げてのもみ消し工作が始まると見ている。
その中には最高裁もいて、積極・消極的にかかわらずそそくさと刑を確定する方向で動くのではないか。
国民の声が大きくならずに、騒ぎになかったらそうなると推察している。とてもおぞましいことだが・・・

さすがにそれはまずいので、何かできるかといえばこんなチンケなところで世迷言を書くことぐらいしかできないが、枯れ木の賑わいぐらいにはなるかもしれないとやっている。

一番影響力があるテレビ各局が一斉に取り上げてくれれば情勢は一変するが、KSB瀬戸内海放送とテレビ朝日が取り上げているだけで、他の動きはない。地元高知の新聞も核心には触れずにきているぐらいだから今後全国的に知られることはないだろう。歯車をゴロンと回すには政権交代しかないと思う。

中間時点のまとめという意味で掲示板からピックアップしてみる。

・・・これが現場の状況だったと思える・・・


982 :名無しさん@八周年:2007/11/02(金) 00:29:03 ID:ODQx8mgr0
校長の証言から推測すると、白バイはバスが動くと思って後ろを通り過ぎ様と
思ったが、バスが動かずしかも校長の車が後ろに居てすり抜けられないとみるや
あわてて前をすり抜けようとして間に合わずバスの右前部に衝突。

校長の証言 --> ここ

・・・ズバリ、警察・検察・裁判官の矛盾を突いていている・・・

963 :名無しさん@八周年:2007/11/02(金) 00:11:02 ID:I9q9gVYY0
>>953
ABS装着車のブレーキでブレーキ痕が付くか?(弁護側主張)

超低速ではABSが作動しないこともある(警察見解)

へぇーへぇ、それなら何で超低速で1mもブレーキ痕が付いたの?
何いう矛盾

このバスにはABSといって、タイヤがロックする防止装置がついているので通常走行時、ブレーキを踏んでタイヤがロックされて操縦性が失われるのを軽減している。-->ここ

・・・うまいまとめ方だ パチパチ・・・

956 :名無しさん@八周年:2007/11/02(金) 00:03:42 ID:yQvvDwra0
今回の柴田裁判長の判断

片岡元運転手「止まっていた」→本人の証言は信用できない。
乗っていた生徒「止まっていた」→関係者の証言は信用できない。
後ろの車の校長「止まっていた」→関係者の証言は信用できない。
別の車のドライバー「止まっていた」→第三者の証言は信用できない。

現場に“いなかった”別の白バイ警官「動いていた」→第三者の証言だけど警官だから信用できる。



・・・打撲などでている筈! 1メートルのブラックマークとはタイヤのブレーキ痕 なぜか後輪のがない・・・
953 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 23:58:43 ID:3f6vv2990
物理法則無視のスレはここですか?
1メートルのブラックマークつくぐらいの急ブレーキなら、シートベルトしてないバスの乗客にはさぞ、怪我人たくさんでたんだろうね?


・・・あきれた現実 ありそうな話で納得っ!・・・

937 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 23:46:04 ID:I9S6wJa5O
>>920
報道してないだけで再捜査はされたよ、ただ聞いたら怒るような内容だけどね
 
事件当時所轄の署長だったAが、その後出世して県警で所轄を監査する立場になった
再捜査する事になったが、再捜査を指揮して所轄の捜査方法を調べる担当になったのがAだった
つまりAは所轄時代に自分が処理した事件を自分で再捜査し
自分が指揮していた捜査方法を、自分が監査する立場になった
 
結果
所轄の当時の捜査に問題なし
再捜査の結果も変わりなし
 
 
 
日本は終わってるよ…


・・・わっかりやすい・・・

934 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 23:44:39 ID:8rgz+L7h0
今回の悪い奴ランキング

1位 柴田秀樹裁判長  司法の意義を放棄している。検察との癒着の疑いも濃い。

2位 県警  証拠捏造するも素人にも突っ込まれる不自然さを露呈する低レベル。
        組織ぐるみで反復的に市民を巻き添えにする危険性のある公道上で訓練もしていた。

3位 検察  県警の資料を精査、吟味せず起訴した。

4位 バスにぶつかった白バイ隊員  拙い運転技量にもかかわらず不必要な高速走行を公道上で行い、
民間人に被害を及ぼし、県の財産である白バイも破壊した。
また、当該事故の検分等に要した費用の損害を県に与えた。

ちなみに白バイ隊員は平成16年10月に茨城県ひたちなか市で開かれた全国白バイ安全運転競技会の団体2部で全国優勝を果たしたメンバーの一人だった。安全運転競技会の競技内容を見直して「世間様に迷惑をかけない安全運転ができるか」も織り込んでほしい。

・・・そうだと思う 生徒達が嘘までゆうことはない 全員が急ブレーキはなかったとゆってる・・・
918 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 23:28:28 ID:5/8a8M2w0
乗客である学生22人中20人がビラ配りに参加してるっていうんだからなぁ・・・。
そのうち数人は検証まで付き合っている。

彼ら自身が急ブレーキの衝撃を感じていないってのに、何故か付いたブレーキ痕
学生達が嘘ついてまで運転主を庇う義理は無いし、純粋に真実を訴えている筈。

全く動いていたか居なかったかは知らないけど、ブレーキ痕が捏造ってのは99.9999%
確定だわな。

これで最終的に有罪になったら、彼らの警察不信、司法制度への不信、社会への
不信に繋がるな。

最高裁はお願いだから落胆させないで欲しい。


・・・あぶり出しじゃないんだから濃くなったりするかぁ(笑)・・・

875 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 22:50:25 ID:I9S6wJa5O
>>863
事故鑑定人はちゃんとブレーキ痕について鑑定結果を出してる
警察が提出した写真の撮影順番を調べると、最初に撮影されたブレーキ痕は薄く後から撮影されたブレーキ痕は濃くなる
しかも影の向きや長さから太陽の位置を測定すると、濃いブレーキ痕の写真だけ違う時間に撮影されてる
以上の鑑定結果を提出したが、裁判官は証拠として受付なかった



・・・思わず笑える・・・
841 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 22:10:49 ID:sSz5N58v0
       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \  今日もまた、道路にマジックでブレーキ痕を
  |     (__人__)    |  描く仕事が始まるお・・・
  \     ` ⌒´     /




・・・サイレンを鳴らしてないと緊急車両とはならない・・・

630 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 17:47:45 ID:DbuTNSJK0

緊急走行には当たらず…白バイ隊員を送検

警視庁は13日、交通機動隊の白バイ隊員がサイレンを鳴らさないまま緊急走行を行って赤信号の交差点に進入、青信号に従って自転車で横断歩道を進行していた48歳の女性と衝突し、重傷を負わせる事故が今年10月に起きていたことを認めた。

警察では同日までにこの隊員を業務上過失傷害容疑などで書類送検している。

警視庁によると、業務上過失傷害などの容疑で書類送検したのは、第10方面交通機動隊で白バイに乗務している28歳の巡査長。

この巡査長は今年10月6日、東京都練馬区内の環状8号線で白バイによるパトロールを行っていた際、原付バイクの進入が禁止されている練馬区井荻3丁目付近の井荻トンネルへ1台の原付バイクが入っていったことを確認。赤色灯を点灯させて追跡を開始した。

原付バイクはトンネルを出た直後にある南田中2丁目付近の交差点に赤信号を無視して進入したため、
白バイもこれを追って進入したが、この際に青信号に従って進行していた48歳女性の自転車と出会い頭に衝突。自転車は転倒し、女性は近くの病院に収容されたが、
足の骨を折る全治2カ月程度の重傷を負っている。

同隊での事情聴取に対し、この巡査長は「原付バイクを追って、緊急走行中だった」と供述したが、追跡時には赤色灯を使用していたものの、サイレンは鳴動させていなかったため、
同隊では「道交法で規定された緊急走行には当たらない」と判断。この巡査長を業務上過失傷害と道交法違反(信号無視)で書類送検した。



・・・手遅れは同感 「きっこの日記」でビッグバンしたのは間違いない・・・

555 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 16:46:04 ID:6rUfilrQ0
高知県警や高松高裁もまさかこれほど国民の関心が高まるなど思ってもいなかったことだろう
もしわかっていれば高知県警は捏造もしなかったし高松高裁も公正な判断を下したはず
しかしもう手遅れ
今の情報通信が発達したインターネット時代は
地方の事件も全国規模で発信されるのだよ
刑務所に入るのは片岡さんじゃない
高知県警と高松高裁だ!


523 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 16:10:59 ID:Z3Afnw8n0
ネットが無ければこの事件のように警察が捏造をしている事実は
多くの国民は知らなかった。

警察や検察・柴田をはじめとるす腐った裁判官も時代が変わったことを
認識すべきだな。


・・・最高裁でなにやるの? これは勉強になる・・・

546 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 16:40:45 ID:D4gneEzV0
上告して最高裁にいくんでしょ? この事件。
善良な30余名の生徒さんと校長、事件を目撃してた他の人。。。これらの人達
は、高裁では証人申請を柴田に拒否された訳だけど、最高裁の判事にもう一度
証人申請って出来ないものなの?
詳しい方、教えてくださいな


566 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 16:56:19 ID:jcMFHi4s0
>>546
最高裁判所では事実認定を争えないから
証人が出ることは無いね・・・。
日本の裁判は戦後三審制だったけど余りにも忙しいから
最高裁判所で事実認定を争わなくなった。
なので事実上は二審制のようなもの。

でもさ?最高裁判所に上告されるのが多いからって
職務を削るのってどうなん?それだけ審議を必要とする人間がいるってのに
逆にそれを争えないようにするのって真逆の発想なんじゃないかと思う。

ちなみに国際裁判も日本の司法制度では行えない。
コレは人道的に不味い判決や(イスラム教の強姦された側が姦通罪で死刑とか)
法理論を無視した判決を国家を越えた公平な国際観点から
純粋な法理論によって判決を下せるという、いわば人間として生まれた者の権利。


571 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 17:02:20 ID:WgWthJNW0
>>566
そういった意味では限定の度合いが上告審より弱いといっても、控訴審にも
似たような性質はあるね。
しかし、上告審で控訴審判決が維持されてしまっては正義も糞もない。
「判決に影響を及ぼすべき重大な事実の誤認があって原判決を破棄しなければ
著しく正義に反する場合」に該るんだから、原判決を破棄して差し戻すべきだ。


443 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 15:03:58 ID:jcMFHi4s0
少なくとも最高裁判所には審議差し戻しをして欲しい。
それができないのならば最高裁判所はいらない。
 
 事実を争えない裁判所は無い方が良い。

これが国民の判断だ。日本国民全員に戦争しかけるか?最高裁判所よ。
いつでもいいぜ。


94 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 11:31:28 ID:hp9RlR4V0
上告棄却されなければ、検証もあり得る。
また、最高裁が一審や二審に差し戻すことによって検証もなされ得る。

要は,「判決に影響を及ぼすような重大な事実誤認」の存在を上告理由として認めてもらえるかだ。


85 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 11:24:17 ID:hp9RlR4V0
>>70
次をするなら、最高裁。
原則として、最高裁に上告できるのは、憲法違反や最高裁判例違反があった場合だが(刑訴法405条)、
「判決に影響を及ぼすような重大な事実誤認」があったとして上告することも可(刑訴法411条)。



89 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 11:26:32 ID:7YtBBqvk0
>>84
んにゃ、最高裁は法律審(法律解釈の判断をするところ)であって
事実審(事実の有無を認定するところ)ではないから、
検証されない可能性は十分ある。


545 :名無しさん@八周年:2007/11/03(土) 03:26:40 ID:mWJklFMB0
>>544
最高裁判所の上告審は被告にとっては厳しいんだよ。
下級審で審議した証拠や証言以外は一切付け加えずに裁判するんだからね。
これが何を意味するか分かるよね?
願わくば、最高裁が審議差し戻しの英断を下して欲しいところ。



・・・あってはならないが、この懸念があたまをよぎっている・・・
314 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 13:54:43 ID:f51GBh990
>>307
最高裁は現在、こういう裁判は基本的に棄却するからなー
憲法判断とかそういうのはやるけど~みたいな?
最高裁まで行ったら負けだと思えと
どうせ政府とずぶずぶの裁判官ばかりなんだし、警察に不利な判決出さないって


153 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 12:03:21 ID:L141K9hn0
最高裁では下級審で揃った内容を精査するだけで、
新たな証拠や証言の追加は一切しないんだよな。
柴田のアホが被告の提出証拠を全て無視却下して闇に葬ってるし・・・


・・・そういえば、冤罪を仕掛けた方が逮捕されたことは聞いたことがない・・・

414 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 14:43:22 ID:QiZf+nbh0
捏造ばれても警官は逮捕されない
ごめん、とも言わない。「我々の適正な捜査が認められなくて遺憾」と言う


95 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 11:32:15 ID://hYUnGl0
警察も検察も裁判に勝とうが負けようが関係ないからなあ。
裁判官も冤罪認めたとしても責任取らず「遺憾です」の一言で片付けるし。
こいつらはそれで業務成り立つし。
仕事に支障をきたし、時間取られ、被害被るのは一般市民だけだ。


・・・権力に迎合する記事しか書けないメディアならいらない・・・

19 :名無しさん@八周年:2007/11/01(木) 10:40:06 ID:fSd91Y7GO
春野の交通死亡事故:被告の控訴棄却 /高知

スクールバスを運転中に白バイと衝突し、隊員(当時26歳)を死亡させたとして、業務上過失致死の罪に問われた仁淀川町森、無職、片岡晴彦被告(53)に対する控訴審判決が30日、高松高裁であった。
柴田秀樹裁判長は「(検察側の証拠とする)スリップ痕は捜査官がねつ造した物ではない。安全を確認していれば、予見、回避可能性があり、過失があったことは明らか」などと述べ、禁固1年4月(求刑・禁固1年8月)とした1審・高知地裁判決を支持。
被告側の控訴を棄却した。
判決によると、片岡被告は昨年3月3日午後2時35分ごろ、スクールバスを運転して春野町弘岡中の国道56号脇の駐車場から右折して反対車線へ入ろうとした際、右方向の安全確認を怠り、右から進行してきた白バイに気づかずに衝突。
隊員を約1時間後に死亡させた。片岡被告は即日上告した。
【三上健太郎】

毎日新聞 2007年10月31日
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20071031ddlk39040582000c.html


・・・と続くがこのへんで。


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2007年10月31日

60km走行では衝突を回避できた 高知県警白バイ事故

国民が騒がないと刑が確定してしまう

あってはならないことだが、そんな懸念が頭をよぎっている。

ただでさえ真実を明らかにするところではない裁判所が「特定の組織を守る」と決めたとしたら、正面作戦だけでは、太刀打ちできず、最悪の事態もありうる。

で、高知県警はなにを隠そうとしているのか探ってみよう。
まず手始めに、白バイの制動距離を検証してみる。

いつかテレビで白バイ隊員になれるまでの訓練の様子をみたことがある。かなり難しい技術を身に着けないと関門をくぐれないことを知った。危険な業務だからそのくらいなことが当然にできないと身を守れないことも理解した。それを知っているから白バイ隊員ならだれでも一定のレベルをクリアしていることと見て間違いないと思う。その前提で考えてみる。

高知で起きたことはとても不幸なことであるが、ここでは純粋に物理現象として科学的に考察してみる。
事故とゆっても所詮、物理現象にすぎない。速度をもった物体が物体(固定、運動中)に衝突した物理現象である。

等速直線運動をする物体の運動エネルギーは E=1/2mvv という大昔にどこかで見た?ような式がある。
ようは速度が2倍になるとエネルギーは4倍になるというのがミソである。
白バイが60kmで走っていたとされている。そしてバスが5~10kmで動いていたと裁判の中ではそう認定されている。いずれも確固たる証拠があるわけでもないが、なぜかそうなっている。
ここではその不思議さを取り上げても一歩も先に進めないので、裁判で認定されていることを前提とする。

また白バイは一直線で走っていたとされているので、それを前提とする。加速も減速も共に話に出てないようなのでこれも等速直線運動とする。

白バイの制動距離を求めてみる
これはあくまでも一つの計算式であり、実際はこれより短い距離(60%~80%ほど)で停止できた実験もあり、これがどんな条件下でも成り立つものではない。もちろんブレーキングの技量も関係する。あくまで参考とされたい。

制動距離 = 制動前の時速(Km/時)の2乗 ÷(254×摩擦係数)

摩擦係数は0.7(乾いたアスファルトまたはコンクリートなので)

よって、制動距離 =60×60÷(254×0.7)≒20m

ただし、これだけでは止まれず、危険に気づいてブレーキをかけるまでの時間も必要となり、平均的な人の反応時間0.75秒で計算してみると、

空走距離 = 反応時間(秒) × 制動前の車速(m/秒)
空走距離 = 0.75×60km÷60÷60=12.5m
となる。
ようするに20m+12.5m=32.5m手前で気が付いていれば衝突を避けることができる。

サンデートライバーと違って特殊訓練を受けて危険を回避できる訓練を十分に積んでいる白バイ隊員なら0.5秒以下とかで回避動作が行え、ブレ―キングの前後配分をフロント70%、リア30%を意識して全制動を掛けて最短距離で停止できる技術をもっていることが想定できる。

どの地点で白バイはバスに気づいたか?

現場の道路をみてみると右にゆるくカーブしているが、見通しに問題はない。

バスは5~10kmで動いていたと認定されている。

そして駐車場からでて道路の端から6.5m進んだところで衝突し、白バイを3m引きずって急ブレーキで停止したと認定されている。しかし高裁では1.2mひきずったとなっていてどれが正式に認定されているのか判然としない。
そもそも6.5mの付近には赤色の回転灯の小さな破片1個以外、衝突の破片が落ちてない不自然さがあるが、それでもあえて認定されている6.5mとして計算をする

5kmの秒速は1.39m
10kmの秒速は2.78m
共に等速運動とする。
となると6.5÷1.39=4.68秒
6.5÷2.78=2.34秒
おおよそ、3~5秒で6.5mのところまで進んだことになる。
弁護側の衝突位置:車道から約9.5m。
9.5÷1.39=6.83秒
9.5÷2.78=3.42秒
と倍近い時間になり、おおよそ、4~7秒で9.5mのところまで進んだことになる。

この時間で白バイは何メートル進むか

60km÷60÷60×(3~5秒)≒50~83m
これも弁護側の数字で計算しなおすと、60km÷60÷60×(4~7秒)≒67~117mと大きくなる。

バスがレストランの駐車場からノコノコでてきて、その時、たまたま右も左も接近している車がなく、そのまま道路を横切り6.5m(9.5m)進んだ。
裁判の認定ではバスは動いていたことになっているのでこのストーリーしかありえない。

で、駐車場からでて、バスの前部が道路に差し掛かったとき、白バイはどこにいたかとなると、加速も減速もそういう話はでてないので衝突現場手前50~83m(弁護側の数字では67~117m)を等速で60kmで走っていたことになる。

実際の走行ビデオを見ても障害物はなにもなく9mロングのでっかいバスを見落とすことはない。だからその地点で、白バイはバスが道路に侵入し始めたことが視認できたはずである。前さえ見ていれば・・・
当時の通行量は判然としないが大型トラックとかなにかの陰になっていて、不幸にも見えなかったことがあったのかと思えるが、私のようなサンデードライバーでもそのぐらいの危険回避運転は日常的にやっていることで、白バイ隊員がやってなかったことは全く理由にならない。

そのとき、白バイはさきほど計算した制動距離32.5mより十分に手前を走っていたことになる。

結論: 衝突は回避できた! ・・弁護側の主張の停止位置 9.5m なら楽々、余裕で停止でき、衝突回避できていたことになる。

以上の考察から、白バイは危険を認知し、それを回避できる地点にいて、かつ0.75秒以内(白バイ隊員ならもと敏感に反応できる)で全制動をかけることができた、といえる。危険を回避する技術は人並み優れている白バイ隊員が無残にも衝突することは考えられない。

よそ見をしていたか、急に体調がおかしくなったか、はたまた60km以上のスピードで走行していたか、そのような状況がなければ、衝突という物理現象はおき得ない結論となる。

巷間いわれている100km以上の猛スピードだったら俊敏なハンドル操作が可能かどうかわからないが、しかし、その操作しか物理的衝突から逃げられない。ブレーキ操作では間に合わない。
ちなみに、弁護側の主張の停止位置 9.5mの場合の100kmの制動距離を上の式で計算すると(56.2+20.8=77)mとなり、空走時間を目一杯短縮しても衝突する可能性の方が高い。

下の写真は裁判が認定している衝突が起きたとされる地点を指し示しているが、なぜかその辺にはかけらも写ってない。たった一個の赤色パトライトの破片を除いて・・・・
白バイ本体もその破片もバスの右前方側面に集中している。

KSB071030

警察、検察、裁判所ともども事故現場から衝突状況を割り出しているのではなく、タイヤ痕がまずあって、そこから辻褄あわせで衝突位置、白バイのスピード、バスが動いていた、・・・などを作りこんできたことが推察される。

その背景で考えると、肝心要のタイヤ痕が証拠をもってねつ造だと解明されたら、全ての作りこみが木っ端微塵となる危うさがある。おそらく関係者一同いまごろ寝汗をかいていることだろう。

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2007年10月30日

事故が事件?に 白バイがスクールバスに激突

妙な展開になっている。

この事件を知ったのは「きっこの日記」だった。
事故があった高知県のメディアがだんまりを決め込んでいたが、よその県の岡山・香川の放送局が連続して報道している。
実に奇妙な事態になっている。
不可解な動きがある。その一つがもっとも重要なスリップ痕のことを8ヶ月も告げなかったことである。また事故発生時から一時間、片岡氏を現場から連れ去り実況見分に立ち合わせなかったことである。
警察はなにをやろうとしていたのか?なにをやったのか?
大きな疑問がある。

高知新聞より抜粋

・・・・
事故後の実況見分の際、同被告は現場でスリップ痕を見てない上、警察官からも確認を求められず、「逮捕から約8ヶ月後の検察の取調べ段階になって初めてスリップ痕を見せられた」とする。

高知新聞0710

きょう、高裁で判決が出るとのことである。

で、「控訴棄却」と判決がでた。
検察に起訴されたら間違いなく有罪にされてしまう!と以前に書いた。誰にでも、どこでも起こりうる事態だけに多くの人が震えているに違いない。証拠をねつ造までしてやると決めた以上、いまさら引っ込めるわけにもいかずとことんやるのだろう。
最良証拠主義の欠陥がモロに出た事件となった --> ここ 有罪率99.9%  

事故の状況などは片岡氏のホームページ、KSB瀬戸内海放送のホームページで公開されているビデオ、そして「きっこ日記」が詳しいのでそちらで読んでいただくとしてここでは直近のテレビ朝日のスーパーJチャンネルのビデオを文字化してみる。ビデオはらくちんランプさんがアップしてくださった。

---> その1 「バスは動いていた、ぶつかった後で急ブレーキを掛けた」と、決め付けている
その2 「目撃証言は虚偽だ」と、決め付けている
その3 急ブレーキの衝撃がなかったと実験で検証をした
その4 「急ブレーキはなかった」「ブレーキ痕にタイヤの溝がみえない」検証した
その5 バスを使って事故の状況を再現し検証することや、新たな証人の尋問をもとめた。高裁はわずか30分で即日結審。


★ 「雑草魂」(片岡さん本人のブログ) http://blogs.yahoo.co.jp/zassou1954
★ まとめサイト・ブログ冤罪事件進行中(高知の白バイとスクールバスの事故)

KSB瀬戸内海放送が映像ニュース・シリーズで報道し続けている・・・・
そのシリーズのページは --> ここ

★ 2007/10/30 高知白バイ衝突死⑤ いよいよ判決…高松高裁の判断は?ビデオ  必見!! 
★ 2007/10/25 高知白バイ衝突死④ 真実はどこに…動き出した生徒たち ・・ビデオ  必見!! 
★ 2007/10/24 高知白バイ衝突死③ 鑑定人が迫る ブレーキ痕の“嘘” 
★ 2007/10/04 高知白バイ衝突死② 証拠ねつ造…動機はあった?!
★ 2007/10/03 高知白バイ衝突死① 警察が証拠を「ねつ造」?

きっこの日記 2007年10月29日  片岡さんによるこれまでの裁判のこと、事故のバスに乗車してた生徒のお母さまから寄せられたメール 
きっこの日記 2007年10月27日  片岡氏による「事故と裁判について」の説明 
きっこの日記 2007年10月22日

また、この事件と裁判についての詳細が、10月29日の夕方、テレビ朝日のスーパーJチャンネルで放送されビデオがアップされたのでご紹介する。らくちんランプさんがあげてくださった。-->ここ

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