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日本米、中国の港で足止め ギョーザ事件が影響か '08/3/3

 【北京3日共同】日中政府間で合意した日本産のコメの対中輸出第二便のうち、一月下旬に天津、上海両港に到着した計五十トンの通関手続きが遅れ、港の保税倉庫に留め置かれていることが三日、日本側輸出関係者の話で分かった。

 中国製ギョーザ中毒事件の影響で現地の検疫当局が足止めしているとの見方もあり、日本側は中国政府への申し入れも含め早期通関を働き掛けていく方針だ。

 日本側関係者によると、日本産のコメの通関ではこれまで通常三週間程度かかっている。今回は、二月六日からの一週間の春節(旧正月)休暇を挟んで到着から既に一カ月以上が経過したが、通関の見通しが立っていないという。

 中国側の輸入担当企業、中糧集団を通じて地元検疫当局に問い合わせしても明確な説明がないため、日本側からは「原因究明をめぐり日中間で対立しているギョーザ中毒事件を受け、政治的圧力がかかっているのではないか」(輸出関係者)との指摘が出ている。

 日本産のコメの対中輸出第二便は、日中両政府が昨年十二月に合意した計百五十トン。うち最初の計五十トンは一月初めに天津、上海両港に到着し、同月下旬から販売が始まった。通関の遅れが長引けば「三月中にも店頭での品切れが生じかねない」(同)との懸念も強い。

 中国ではギョーザ中毒事件を受け、検疫当局が輸出港での検疫を強化。冷凍・加工食品を中心に日本向け輸出の一部が一時停止する事態になっている。




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