公取委がシャープと日立子会社に立ち入り、任天堂向け液晶でカルテルの疑い

2008年 02月 28日 13:13 JST
 

 [東京 28日 ロイター] 公正取引委員会は28日午前、シャープ(6753.T: 株価, ニュース, レポート)と、日立製作所(6501.T: 株価, ニュース, レポート)子会社の日立ディスプレイズ(東京都千代田区)が価格カルテルを結んでいた疑いがあるとして、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いでシャープと日立ディスプレイズを立ち入り検査した。

 公取委によると、シャープと日立ディスプレイズは、任天堂(7974.OS: 株価, ニュース, レポート)の携帯ゲーム機用に供給している液晶パネルについて、納入価格などで協議した疑いがあるという。日立製作所とシャープは、広報担当者がそれぞれ公取委による立ち入りがあったことを認めた。

 公取委によると、シャープと日立ディスプレイズは、任天堂のゲーム機「ニンテンドーDS」と「ニンテンドーDS Lite」向けの液晶パネルについて、見積もり価格や納入価格に関する話し合いを持ち、値崩れを防いだ疑いがあるという。任天堂の広報担当者は、シャープなどに立ち入り検査があったことについて、「現在はコメントしようがない」と答えた。

 (ロイター日本語ニュース、浜田 健太郎記者)

 

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