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日本の美を伝えたい

#328:2008年2月7日

和装の心を届けたい

藪谷 紗和子 さん（２２歳）

  • 鹿児島県鹿児島市出身。
    ２００７年４月に行われた全日本きもの装いコンテスト世界大会（社団法人全日本きものコンサルタント協会主催）では個人部門女性の部（振袖・留袖・カジュアルの３部門総合）の出場者１１５名の中から、３５年を数える大会史上、九州地区初の「女王」に選ばれた。
    ２００７年４月に首相官邸への表敬訪問。さらに、きもの文化使節団の一員としてヨーロッパ３カ国の歴訪を行った。

～主な競技歴・賞歴～
・全日本きもの装いコンテスト九州大会　グランプリ（０６年１２月）
・全日本きもの装いコンテスト世界大会　個人部門・女性の部 グランプリ「全日本きもの装いの女王」（０７年４月）

番組内容

日本の美を伝えたい

きものの装いを技から術へ礼から道へ高めて生涯美しい人生を目指すのが「装道」。
このコンテストは、出場者が自分ひとりの力で鏡を見ずに短時間できものを装う腕前とその優美さを競うもので、立ち居振る舞いや言葉遣いなどの内面的な美しさが総合的に審査されます。
藪谷さんは、大学の着装礼法部にて着物の着付け、立ち振る舞いなど総合的な装道を学ぶ。藪谷さんは４分５０秒というスピードで着物を着装し、美しさ、仕草等を評価され、グランプリの座を獲得しました。
練習ではストップウォッチ片手に手早く着装する練習を行う。着物自体が好きで着装した感覚も格別と話す藪谷さんの人物像とこの競技の魅力を映し出します。