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話題の焦点 安全・安心な食べ物ココで買え

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 安全なものを食べたい! 昨年来続く「食」の偽装は08年に入って殺虫剤混入の中国製冷凍食品の発覚でここに極まれり、だ。そこで、より「安全安心」な食べ物を取り寄せや宅配してくれる生産者や業者を紹介。

●農薬は極力使わない「大地を守る会」

 会の設立は1975年。無農薬の野菜作りからスタートした。現在は肉や卵、魚、加工品、雑貨まで取り扱い、それぞれのジャンルに「ものさし」を設けている。たとえば野菜では有機肥料を使った土地づくり、土壌を消毒しない、除草剤は使わない、農薬は極力使わないという4つの条件を設定。有機JAS法で定められた生産法を徹底している。

 農薬を使わず野菜を作るのは苦労が多いはず。

「会員の生産者は雑草を手で抜いたり、害虫を指でつぶしたりしてます。テントウムシなどの天敵を活用し、ハーブ系の植物を植えて害虫を近づけない工夫もしています」(事務局の前田誠一氏)

 消費者に正確な情報を伝えることにも力を注いでいる。農薬を使った場合は使用回数を表示するほか、生産者名や賞味期限、アレルギー物質も明記。配送温度にも細かい規定を設けている。生産者と消費者の交流会を開いているのも特徴だ。

●契約違反者は退会させる厳しさ「良い食品づくりの会」

「量を追いかければ品質が落ちるんです」

 事務局長の酒井正弘氏はこう言い切る。同会の発足は1975年。全国の生産者約50社が集う。卵や塩などから酒、お菓子まで多岐にわたり、それぞれのジャンルの専門家だ。良い食品の4条件(何より安全、おいしい、適正な価格、ごまかしがない)と、良い食品を作るための4原則(良い原料、清潔な工場、優秀な技術、経営者の良心)を持つ。相互の監視体制はきちんとしている。

「4条件4原則に反する会員は退会してもらいます」(酒井氏)

 メンバー会社に100年以上続く老舗が目立つのも面白い。「老舗であっても驕(おご)らず、日々研鑽(けんさん)」と酒井氏は締めくくった。((電話)03・3710・3217)

【2008年2月28日掲載】



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