冬月コウゾウ
水銀党代表で、同組織のまとめ役。
当サイトでは管理人と水銀党文庫主任(小説担当)を兼任する。
政治軍事オタクで、小説も政治・軍事設定にこだわってリアリティを追求したライトノベル風SF小説を得意とする。
HNからもわかるように、性格は温厚。代表としての仕事ぶりはよく言えばのんびり、悪く言えばいい加減で、執務をスタッフに丸投げして寝ていることが多い。苦手なことは早起き。特技は居眠り。そのため党内では『昼行灯』、『寝ぼけ代表』などの異名を持つ。本人曰く、仲間を信頼しているからだとか。自称インターフェース型のリーダーで、座右の銘は山本五十六の名言『やつてみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ』。人を動かす前に自分が動けと突っ込みたい。
慶應アニメーション研究会時代は、『カミソリ冬月』と呼ばれていたそうであるが、真偽のほどは不明。
ハンドルネーム | 複数のHNを所持し、状況に応じて使い分けているが、水銀党本部(当サイト)施設内において使用しているのは冬月コウゾウ、もしくは冬月副司令。これは、好きなアニメ新世紀エヴァンゲリオンの中で「自分と容姿、性格、立場等が似ている」と感じたキャラクター名を拝借しているもので、2004年に掲示板『水銀党本部会議室』を創設した時から対内的にはこのHNで通している。 一方、対外交流活動等で外のサイトを訪問する際は、水銀党という組織を代表しているという意味で自らを『水銀党』と称する場合があり、多くのサイトではこの『水銀党』が冬月の公式なHNとして認知されている。 このため『水銀党』は、冬月が代表を務める組織全体を指している場合と、上記のように代表冬月本人の事を指している場合の両方があることを特筆しておく。 なお、外のサイトであってもRozenMaiden関連サイトを訪問する際には、冬月コウゾウの方のHNを使用している。 これは、RozenMaidenファンの中では『水銀党』というHNを名乗る水銀燈支持者がとても多く、また水銀燈支持層全体を指して『水銀党』と呼称している場合もあるので、混乱を避けるための措置である。 (その他のHN:カーネル・・・冬月が高校時代ゲームセンターでガンダムデラックスをプレイする際決まって使用していたコードネームで、漫画『BMネクタール』に登場するカーネル(大佐)の影響。冬月はこの名前でいつもガンタンクを操縦しており、四年間の操縦キャリアを持つガンタンクの熟練パイロットとして、高校時代の友人の間ではこの名前は有名である。2005年11月までは一部掲示板やチャットでの公式HNとして使用していたが、『異邦人達の終着駅』(当時)への活動参加と同時にHNを水銀党に改称、現在はほとんど使用していない。 |
神鏡学斗氏が冬月の肖像画として描いた『コウモリ』。 コウモリは優れた聴覚と超音波によって周囲の物体を感知するレーダーにも似た器官を持っている事から『情報収集』、 古代ギリシャのイソップの寓話『鳥なき里のコウモリ』で、獣と鳥が世界を二分する大戦をした際に、獣の陣営には自らを獣の仲間と、鳥の陣営には自らを鳥の仲間と称して中立を守ったというエピソードから、『巧みな外交』を象徴している動物。 このコウモリが、冬月のシンボルである。 この絵ではコウモリよりコーン状に放射されている超音波が、周囲の状況を常に的確に把握する事で迅速かつ正しい行動を可能にし平和を守るために情報収集を重んじる冬月の努力を表現し、また円を描いて飛んでいる事を示す後ろのウェーキ(航跡)は固定された概念や立場に束縛されず、柔軟な態度で自らの安全と全体の協調をはかる冬月の姿勢を表現している。 |
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血液型 | B型(家族全員がB型である) | ||
誕生日 | 12月27日 | ||
趣味 | 油彩、ワインテイスティング、料理、散策、旅行、芸術鑑賞など | ||
好きな色 | 青 | ||
好きなアニメ | 新世紀エヴァンゲリオン、ラーゼフォン、ふしぎの海のナディア、MADLAX、ガンダム全般、地球防衛企業ダイガード、カウボーイ・ビバップ、クランプ学園探偵団、ああっ女神様!、パタリロ!、こどものおもちゃ、きらりんレボリューション、ハンドメイドメイ、ヴァンドレッド、ザ・サード、シムーン、うたわれるもの、コードギアス、パンプキンシザーズ、天使のしっぽ、おねがいティーチャー&ツインズ、宇宙のステルヴィア、YAT安心宇宙旅行、ロストユニバース、マスターモスキートン、ブルーシード、サイレントメビウス、十二国記、ラーゼフォン、ラストエグザイル、Aria、ぼくらの、デスノート、ひぐらしのなく頃に、ヘルシングOVA版、ガンパレードシリーズ、魔法遣いに大切なこと、ジパング、ローゼンメイデン、ロードス島戦記、涼宮ハルヒの憂鬱、楼蘭高校ホスト部、新海誠作品、押井守作品とその関連作品(人狼、攻殻機動隊、パトレイバーなど)、ジブリ作品、大友作品など (順番はランダム、特に好きなものは太字で表記しました。お好きな作品について語り合いたいという方は掲示板へどうぞ♪♪) |
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好きなゲーム | 純粋恋愛シュミレーションRPG:keyの全作品、ageの『君が望む永遠』、Circusの『水夏』、elfの『明日の雪之丞』、その他シナリオが優れた作品。 都市育成シュミレーション:シムシティー、シムシティー2000、A列車で行こう4・5 戦略ゲーム:提督の決断W、ジオンの系譜・ギレンの野望 オンラインゲーム:ファンタジー・アース |
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影響を受けた ライトノベル |
フルメタル・パニック!(賀東招二)、イリヤの空UFOの夏(秋山瑞人)、ドラゴン・パーティ(中里融司)、レベリオン(三雲岳斗)、リバーズ・エンド(橋本紡)、わたしは虚夢を月に聴く(上遠野浩平)、ダブルブリッド(中村恵里加) | ||
尊敬する人物 | 山本五十六 第二次大戦時の大日本帝国海軍連合艦隊司令長官。アメリカへの留学経験があった当時の軍人にしては珍しい広い視野を持った人物で、対米開戦に最後まで反対したが、開戦が決定されてからは真珠湾奇襲を計画し、緒戦で圧倒的優勢に立つことで最大限の軍事的成果を上げ、外交努力での講和に望みを託した。日本への愛国心を持ちながらも、何事でも固定観念に捕われない柔軟な思考ができる人間。また、人格的にもとても優れた将であった。 『やつてみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ』という言葉はあまりに有名で、今日でも多くの政界人や幹部自衛官、また経営者にとっても理想のリーダー像となっている。ちなみに、この名言には次のような続きがある。 『話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず』 |
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憧れの人物 | エルキュール・ポアロ 英国を代表する推理小説作家、アガサ・クリスティの作品に登場する主人公の探偵である。 ベルギー人で流暢なフランス語を話し、フランス料理とワインを愛する雅な人物。 シャーロック・ホームズのような物的証拠に基づく推理よりも、関係者の話を聞く中で時間をかけて人間観察をして犯人を探り当てる。『灰色の脳細胞』で推理する、いわゆる安楽椅子探偵を代表する人物である。 |
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大切なもの | 仲間・友人、家族、義妹のマリー・カスカーラ(ゴールデンレトリバー) | ||
好きな物 | 春の陽だまりのベンチ、夏の夜の匂い、秋の木枯らしの音、冬の張り詰めた空気。 | ||
嫌いな物 | ブショネのワイン、火の入りすぎた肉料理、ロジックのわからない人、努力を伴わない成功 | ||
経歴 | 1995年放送の超話題アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の某登場人物と同じ年に、商家の長男として出生。母親の実家が広島であった関係から出生地は広島だが、後に両親に連れられて東京に移住し、都内の幼稚園に入園。当サイト顧問の外蛯沢氏とは同園時代からの親友である。 また四歳で渡航したフランス・ボルドーで生まれて初めて体験したワインの香りに感動し、以後ワインは冬月の人生に欠かせない一つのパートナーとなった。他にも主にヨーロッパを中心とした世界各国への滞在歴があり、冬月の理念・美意識などに大きな影響を与えている。 創作活動も幼稚園時代からで、四歳で初作品といえる絵本『きょうりゅうのくに』を執筆。巨大隕石の墜落という大変動を生き延びた恐竜たちの苦闘を描くという本作品の着想は、本人の主張によれば驚くべきことに80年代において既にその後アメリカでつくられヒットした人気テレビドラマ『恐竜家族』やCG映画『ダイナソー』の世界観を先取りしていた。 小学校時代は無類の読書好きで、外に出て遊んだり運動したりということは一切しない代わりに本を読み続け、特に十九世紀イギリスの文学作品をこよなく愛した。 一方この時期の性格は幾分内向的で、現在のように社交的になったのは、中学・高校になってから。友人との人間関係においては慎重で穏和、忍耐を重んじて調整役を担う事が多く、全体への気配りを心がけ、各々の個性や長所を尊重して集団の協調をはかる事を活動の基本とする。これは、『人と接する時はその長所を見よ』という孔子の教えに立脚している。中高では代議員会議員として生徒会運営に参画、巧みな選挙戦を展開し支持者を増やして終始議席を維持し、高校三年の時に在任期間が代議員会史上最長記録を達成した。 また高校文化祭では2002年に富士重工の協力を得て『幻の戦略爆撃機・富嶽の研究』、2003年には『ジャパニーズ・ドリーム・・・アニメーション産業の未来、日本三度目の挑戦』、2004年には代議員会主催のシンポジウムと、計三回企画をプロデュースしている。 この頃から友人のセイクリッド・ランディスなどに勧められてライトノベルを購読するようになり、ライトノベル・コミック・アニメーションなど、世界の最先端を行く先進的な日本のメディア文化が持つ戦略的重要性に着目。自らも趣味で自作小説を執筆する傍ら、関連する業界団体と積極的に交流する。 慶應大学政治学科入学後は当時学内最大手のメディア系サークルだった慶應アニメーション研究会に身を投じ、2004年11月から同会執行部に参画。2005年2月以降は同会代表に就任し、組織の内部運営、学内協議、渉外活動における従来分散されていた全ての責務と権限を統括して、体制の抜本的改革を断行。対外的には高校時代に築いた独自の人脈を活かして財界、マスコミへのロビー活動を展開、アニメーション産業の文化的及び経済的価値と将来性に対する、国内一般社会の理解を訴えた。 2005年7月には欧州各国を訪問し、ヨーロッパにおける日本のアニメ・コミックの普及度をリサーチ。ミュンヘンコミックフェスティバルでは外務省日本総領事館とドイツ人若手漫画家団体との交流企画に正式参加した。 帰国後アニメーション研究活動の自由化・多様化の促進、情報発信を含む持続可能で積極的な対外交流活動などを柱とする活動大綱を提唱しアニメーション研究会のさらなる改革を目指したが、急進的な改革が守旧派の反発を生み、9月総会で発生した武力クーデタで失脚。 同学内の漫画研究会に亡命した後、同じく追放された同志を集めて自由主義抵抗組織『梟の巣』を結成、復権を目指してレジスタンス活動を指導した。 慶應アニメーション研究会はその後内戦が続き運営が不安定化、2005年12月に崩壊。これを受けて『梟の巣』は組織名を『正統アニメーション研究会』に改称し、初代代表に冬月が就任した。一方守旧派政権は新たに『慶應メディア文化研究会』なる組織を結成、OB会と断絶し中立派会員を一斉粛清するなど武力による部室の占拠を続けたが、大学内での違法な暴力行為、脅迫等を告発されて2006年5月に解散を命じられ、6月末に消滅した。 これによって『正統アニメーション研究会』(代表冬月の率いる私設組織の名から、通称『水銀党』)が唯一の正統なアニメーション研究会となり、紛争は終結した。 現在はサークル活動の第一線から引退し、家業の手伝いなどに専念している。 学外では陸上幕僚監部勤務の従兄弟の紹介で日本興業銀行(当時)及びその系列企業とでつくる業界関係者による国防研究団体『防衛懇話会』に入会し、自衛隊・在日米軍基地の訪問や、各種演習の見学など同団体の活動に精力的に参加。政治・軍事・歴史問題の包括的考察と戦略モデル構築にも取り組み、2001年には北方領土問題解決策を含めた極東安全保障研究の一環として『ユーラシア共同体構想』を発表した。大学入学後は人事院主催の国家T種説明会に官僚になる意思も無いのに防衛庁関係者の話を聞くのが目的で通っていたほどで、国防への関心は強い。 この会の活動に参加して冬月が最も衝撃を受けたのが、自衛隊が現場レベルにおいて情報収集システム・戦術的指揮命令系統などで米軍と完全にデータリンク、一体化しているという現状であった。従来懐古主義的ともいえた反米保守的な政治思想をもっていた冬月は、こういった経験から次第に現実主義的なものへと思想を修正していく。大学入学後はマキァヴェリの政治思想に傾倒し、ヨーロッパ訪問時は必ず彼の墓があるイタリア・サンタクローチェ教会に参拝するほど。 2006年に国際政治研究ゼミに入会する際、日本のとるべき道について冬月は、『非核三原則という政策的事情から核兵器を自ら保有し辛い日本にとって、アメリカの核の傘の下で安全保障を図るのが効率的である事から、アメリカから離反し独自路線をとる事は現実的ではなく、むしろアメリカをいかに同盟国として積極的かつ相手と同様狡猾に利用し我が国の国益にするかを考える方が現実的であり建設的である』と述べ現実主義的主張を展開した。 ネット上では、2004年7月、高校時代の友人との連絡用に掲示板とチャット(今日の『水銀党本部会議室』と『総合安全保障審議会』)を作っただけだったが、2005年11月、小説・評論文部門で友人神鏡学斗の運営するサイト『異邦人達の終着駅』(当時)の活動に参加。以降、新たに同サイト内に設けられた小説コーナー『水銀文庫』担当に任ぜられ、小説作品を公開するなど同サイトで諸活動を行ってきた。小説は、自らの専門知識を駆使して政治・軍事に関係する描写にこだわり、リアリティの高いSF作品を作ることを得意とする。 ネット上での創作活動を拡充させる目的で2006年7月からは自らのHPとしてこの水銀党本部を作成、友人のharu氏と共同で管理している。 |
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創作歴 | 1988年『きょうりゅうのくに』・・・後年『恐竜帝国の興亡』とタイトルを変更し再執筆。オリジナルの雰囲気をそのままに、宮廷政治劇とファンタジーの要素を取り入れた長編小説に生まれ変わった。 1999年『ミリタリー・エンジェルズ』・・・初のSF長編小説。各地でテロや紛争が悪化する近未来の世界で、国連の特殊部隊に所属し人型兵器を操る少女達の活躍をコメディ風に描いた物語。 2001年『スターダスト・レクイエム』・・・本格的な長編SF軍事サスペンス。人類が宇宙に移住するようになった250年後の未来になっても、国家や民族の溝が埋まることは無く、争いの悲劇は繰り返される。地球本国間の対立によって分割統治された火星に暮らす日本人の主人公達を通して、『日本人』のあり方を問い直す、シリアスな物語。 本編以外にも同じ世界設定の下で、『ELDER SISTER』など系列のサイドストーリーが多数存在する。(現在当サイトで公開中!) 2003年『かげろう』・・・日本が南北に分断され、米ソが介入した紛争が続く架空の戦後史。廃墟と化した東京で『ヒトガタ』と呼ばれるロボットのパイロットとして戦う南軍の少年兵と、北軍工作員の少女が戦場で出会うことから始まる、少し悲しいラブストーリー。 2004年『北洋物語』・・・筆者にしては珍しいファンタジー小説。どこまでも広がる青い海にギリシャ・ローマ風の海洋都市国家が林立し、機械文明と魔法文化が共存する幻想的な世界を舞台に、それぞれ故郷を追われた4人の男女が新天地を求め潜水艦エンデュアランス号に乗って旅をする、冒険物語。 2005年『一週間の夏休み』・・・所属サークルの会誌用に作成した短編小説『夏の終わりに』を、大幅に加筆して長編にしたもの。平凡な大学生の主人公は、夏休みも終わりに近付いたある夜、空から降ってきた謎の少女と出会う。彼女は実は『キプロスの女神』と呼ばれた5000年前の妖精だった。妖精の帰属を巡る英国諜報部と在日米軍の衝突に、主人公は知らないうちに巻き込まれていく・・・。ファンタジーと軍事サスペンスの融合を試みた、稀有な作品。 |