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女子中学生暴行:米軍が独自に捜査を継続 国務省副報道官

 ケーシー米国務省副報道官は29日の記者会見で、沖縄の女子中学生暴行事件で沖縄県警に強姦(ごうかん)容疑で逮捕された米海兵隊員が不起訴処分となり釈放されたことについて、米軍人は「米国の法律を順守する義務もある」と指摘、「さらなる法的手段をとるかを検討することになる」とし、米軍が独自に捜査を継続すると語った。

 また米国防総省の報道担当官は同日「(事態の)展開に驚いているが、事件が遺憾なものであることに変わりはない」と述べた。

 ケーシー副報道官は、今回の決定に「米国はいかなる形でも関与していない」と、米側が不起訴を日本側に働き掛けたことはないと強調。「起きてはならない事件で、徹底して捜査しなければならない」と語った。

 同事件をめぐっては、27日に訪日したライス国務長官が、福田康夫首相らとの会談で遺憾の意を表明している。(共同)

毎日新聞 2008年3月1日 11時07分 (最終更新時間 3月1日 13時06分)

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