確かに一攫千金を狙うには面白い商品です。金融的には
保険リスクの分散
再保険の限界打破
天災続きに伴う保険料高騰
等々いいことばかりだと思います。でも消費者からすると保険料の算出根拠がはっきりしない商品を訳も分からない商品を売るのはどんなものでしょう。もう少し消費者に対しての情報公開をさせないと本当の普及は難しいのでは。
カジノでのゲーム、宝くじ、馬券より博打要素が強く、パチンコよりも当たる可能性が低いと思います。投資というよりは投機でしょう。
リスク計算のノウハウは保険会社にとって財産。
事実上ノウハウを競っている状態ですから,
情報公開には応じないでしょう。
既存の保険会社には,メリットがないと思われる制度。
小資本の新規参入会社が行うか,
既存会社が出資者に不利な条件で行うかのいずれかになりそうです。
前者であれば倒産リスクが生じますし,
後者であればメリットがないですね。
災害を公営ギャンブルにするという趣旨であれば
ありえる制度かもしれませんけれど。
"災害を公営ギャンブル"とはウマいですね、
保険会社が情報公開をしない、できないようであればこれはビジネスチャンスでしょう。第3者がデータを元に解析し、その結果を提供できれば結構いいビジネスになると思います。ちょうど競馬で言えば競馬新聞みたいに。
海外では天候デリバティブ向けのシステムや情報ソースビジネスが少しづつ整ってきているようで、大手の証券ファンドの分析会社のバーラでもこのビジネスを提供しています。http://www.barra.com/products/pdf/pp_energy_weather.pdf
でも災害となると、発生はまれでヒストリカル分析はしにくいし、ヒストリカルデータによるテクニカルデータ解析を行っても、予想を超えるのがそもそも災害なのであまり役に立たないのかな?