ギョーザ事件で、中国側で殺虫剤の検査を行った担当者がJNNの単独インタビューに応じ、日中当局の鑑定結果が異なっていることについて、「同じ条件でさらに実験を行う必要がある」と語りました。
インタビューに応じたのは、中国側で殺虫剤の検査を行った専門機関の秦貞ケイ院長です。
秦院長はまず事件について、「犯罪なので法的な責任を追及する」と語りました。その上で、殺虫剤がギョーザの袋の外側から内側にしみこむかどうかをめぐり、日中警察当局の鑑定結果が異なっていることについて、「同じ条件のもとで、さらに実験を行うべきだ」と語りました。
「今後、両国の検査機関が技術面で差異が出ないような実験をする必要がある。(例えば)使用する化学薬品が一致しているか? 異なる条件では異なった結果となる可能性がある」(中国検疫科学研究院 秦貞ケイ院長)
(01日21:10)