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中国で砂嵐 2日以降に黄砂か

中国北部で発生した低気圧の影響で、内モンゴル自治区や甘粛省など内陸部の広い地域で、29日から、ことし最大規模の砂嵐が発生しています。内陸部の多くの町では飛んできた細かい砂によって濃い霧に包まれたようになり、住民らはマスクやスカーフで口や鼻をしっかりと覆って、自転車に乗ったり、急ぎ足で歩いたりしていました。また、高速道路も砂ぼこりに覆われて視界が悪くなり、自動車は速度を落として走るなど市民生活に影響が出ています。中国の気象当局によりますと、2日も引き続き、内モンゴル自治区や陝西省などで砂嵐が予想されるほか、砂ぼこりは北京までの広い範囲に達する見込みだということです。また、気象庁によりますと、巻き上げられた砂は、日本にも2日午後以降、九州や中国・四国を中心に関東地方までの広い範囲にわたって飛来する見込みで、ことし最大規模の黄砂になりそうだということです。
もどる3月1日 23時16分
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