NECはグループ全体で「SI革新活動」に取り組む。狙いは、ソリューション提案力の強化や開発生産性の向上だ。開発標準やプロジェクトマネジメント手法をパートナー企業にも展開。一連の活動で、システム構築費の下落に負けない体質に変身する。
「『システム構築費を下げよ』というユーザー企業の要望は増える一方だ。これに応えるには、グループ各社とパートナー企業を巻き込み、より高いレベルで開発生産性を高める必要がある」。NECの相澤正俊 取締役執行役員専務は「SI革新活動」の狙いを語る。
SI革新活動は、三つの取り組みから成る。ユーザー企業へのソリューション提案力を強化するための「営業プロセス改革」、開発標準やプロジェクトマネジメント手法を活用した「SIエンジニアリングの追求」、国内外で質の高いシステム・エンジニア要員を確保するための「SE要員施策」である。
活動の“温度差”をなくす
これらの取り組み自体は、NECにとって初めてではない。以前からNECの各部門やグループ企業は、SI革新活動で挙げた個々の取り組みを実施してきた。
ところが、「部門やグループ企業によって、やるところとやらないところに差があった」(辻孝夫システム技術統括本部長)と打ち明ける。
今回NECはSI革新活動を公表することで、こうした“温度差”をなくす。三つの取り組みをグループ企業やパートナー企業に義務付けようというわけだ。
本記事は日経ソリューションビジネス2008年2月29日号に掲載した記事の一部です。図や表も一部割愛されていることをあらかじめご了承ください。
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