 | たばこ自販機 成人識別を導入 「taspo」は、日本たばこ協会などが成人だけに発行するICカードで、たばこの自動販売機にお金を入れて、カードを読み取り部分にかざすとたばこが出てくる仕組みになっています。全国では7月までに順次導入されますが、これに先駆け、1日から鹿児島県と宮崎県で導入され、鹿児島市の繁華街、天文館の自動販売機でもカードを使ってたばこを買う姿がみられました。一方、1日からの導入を知らず、カードがないため自動販売機でたばこを買えなかった人も多くいました。日本たばこ協会によりますと、鹿児島県内の喫煙者は35万人と推計されていますが、29日までに発行されたカードは4万4000枚にとどまっているということです。また、鹿児島県内では4年前に、試験的に種子島でこの制度が導入され、日本たばこ協会は、未成年者のたばこの自動販売機の利用が少なくなったという調査結果を出していますが、カードを借りてたばこを買う未成年がいるなど問題点も指摘されています。日本たばこ協会未成年者喫煙防止対策室の小林和之室長は「今後も周知を徹底するとともに未成年者にはカードを貸さないよう呼びかけていきたい」と話していました。   | 3月1日 16時59分 |
|  |  | たばこ自販機 成人識別を導入 3月1日 16時59分
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