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米軍属を覚せい剤取締法違反容疑で逮捕 沖縄

2008年03月01日13時13分

 沖縄県警は1日未明、米空軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)内に住む米軍属マヌエル・ディ・タイタノ・ジュニア容疑者(42)を覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで緊急逮捕した。

 調べでは、タイタノ容疑者は2月29日、同県読谷村古堅にある知人の日本人の無職男性(29)宅で覚せい剤を使用した疑い。

 在日米軍は米兵による事件が相次いだことを受けて、2月20日から沖縄県内の軍人や軍属、その家族に対し、公務や通勤などの目的以外での外出を原則として禁止する措置を取っていた。タイタノ容疑者が基地外の知人宅にいた経緯を調べるとみられる。

 県警は29日夜、別の覚せい剤取締法違反事件で無職男性宅を捜索。現場に居合わせたタイタノ容疑者の言動に不自然な点があったため、尿検査をしたところ、覚せい剤の使用が確認されたという。

 「軍属」は、米軍に雇用されている米国籍の文民で、日米地位協定では軍人に準じた扱いを受けている。タイタノ容疑者は嘉手納基地内で配管工事などを請け負っているという。

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