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外務省、「捕鯨理解セミナー」開催へ

  • 2008年02月29日 18:44 発信地:東京
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米国の環境保護団体「シー・シェパード(Sea Shepherd)」が撮影した日本の調査捕鯨船「勇新丸(Yushin Maru)」(2008年1月15日撮影)。(c)AFP/SEA SHEPHERD CONSERVATION SOCIETY

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【2月29日 AFP】外務省は29日、国際捕鯨委員会(International Whaling CommissionIWC)に最近加盟、または加盟を検討中の途上国を招く「捕鯨セミナー」を3月3日に開催すると発表した。

 招聘予定国はアジアからカンボジア、ラオス、アフリカからアンゴラ、エリトリア、ガーナ、コンゴ共和国、赤道ギニア、タンザニア、マラウイ、オセアニアからバヌアツ、パラオ、ミクロネシアの計12か国。

 セミナーには農林水産省高官も参加し「持続可能な捕鯨活動を主張する日本の立場への理解」を呼びかけるという。

 78か国が加盟するIWCでは圧倒的多数が反捕鯨派で、調査捕鯨活動を続ける日本は苦しい立場にあることから、日本への理解国を増やす狙いがあるとみられる。
 
 日本は前年2月、東京でIWCにおける議論の正常化を目指すとして国際会合を開催したが、米国、英国、オーストラリア、ニュージーランドなどの主要国が会合をボイコットし、全72加盟国(当時)中、最終的に参加したのは37か国のみだった。(c)AFP

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