【北京29日時事】中国国家品質監督検査検疫総局は29日、中国製冷凍ギョーザ中毒事件を受けて日本生活協同組合連合会(日本生協連)が今月半ばから実施している中国の契約先食品加工工場を対象とした現地検査の暫定結果として、「絶対多数の工場は日本側の要求を完全に満たしており、継続して生協に供給することができる」と発表した。
生協広報グループによると、現地検査の完了は3月上旬で、「(結果は)完了後にまとめて発表する予定」(広報グループ)という。中国側としては、中国食品のイメージ悪化を食い止める狙いとみられるが、一方で事件究明は難航しており日本国内からは反発が出そうだ。
[時事通信社]