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三菱電機、来年度に高周波・光デバイスの生産能力を2割増強
三菱電機は08年度、高周波・光デバイスの生産能力を増強する。光伝送装置や携帯電話用の電力増幅モジュール、記録型DVD用の赤色半導体レーザーダイオードなどの需要増加に対応するのが狙い。約40億円を投じて、高周波光デバイス製作所(兵庫県伊丹市)の生産能力を増強する。これにより、高周波光デバイスの生産能力を前年度比で20%増やす。
高周波デバイスと光デバイスを製造している高周波光デバイス製作所のクリーンルームに、薄膜結晶(エピタキシャル成長)装置などを追加導入する。
三菱電機の半導体事業は電力用半導体(パワーデバイス)のほか、高周波デバイスと光デバイスがあり、いずれも需要が拡大している。このうち高周波デバイスは、兵庫県伊丹市の製作所内に敷設する直径100ミリメートル(4インチ)ウエハーラインで生産。光デバイスも同製作所内の同76ミリメートル(3インチ)と同4インチウエハーラインでそれぞれ生産。
(掲載日 2008年02月29日)
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