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オシム監督が少年サッカー運営に協力

ボスニア・ヘルツェゴビナ交流会に参加した子供たちの質問に答えるオシム監督
ボスニア・ヘルツェゴビナ交流会に参加した子供たちの質問に答えるオシム監督

 日本代表オシム監督が12日、群馬県昭和村のJウイングで開催された少年サッカーイベント「ボスニア・ヘルツェゴビナ交流会」と同村公民館での講演会に極秘で出席した。「監督は最初、J視察も考えてましたが二つ返事で承諾してくれました」とNGO「サラエボフットボールプロジェクト」の森田代表。同代表は大学時代の00年からサラエボ近郊でセルビア人、クロアチア人、イスラム教徒の混成少年チーム「クリロ」を運営。内戦以来の民族対立解消に尽力してきた。

 同監督は、母国ボスニアのために身を削る異国の青年に心を打たれ、費用の工面などに協力。契約用具メーカーにも、スポンサー料よりサラエボに送る子供用スパイクの提供を求めた。昨年の代表監督就任騒動の最中にもチャリティー講演会を開催。今回は「騒ぎになるからイトーヨーカドーにもいけない」と話すほど人込みを嫌う性格? を顧みず、帰省ラッシュの上越新幹線に1人で飛び乗り、昭和村に駆けつけた。

 イベントと講演会で集まった入場料と寄付金は約100万円。クリロの年間運営費用は、ほぼ集まった。「私が子供のころは、第2次大戦直後で食べ物もなかった。でも、小さいサッカーボール1つで幸せになれた。昼飯抜きで熱中して、食費を節約していたものです」と壇上のオシム監督。サッカーが持つ力の大きさを、誰よりも強く信じている。【塩畑大輔】

[2007年8月13日8時50分 紙面から]

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