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ペットボトル リユース検討へ

清涼飲料などに使われるペットボトルは、国内で年間50万トンが流通していますが、およそ3分の1はゴミとして処分されているうえ、リサイクルの過程でも砕いたり溶かしたりして繊維にするのに電気などのエネルギーを使っています。循環型社会への取り組みが進むドイツなどでは、リサイクルより環境への負荷が少ないとして回収したペットボトルを洗ってそのまま再利用するリユースの普及を進めています。環境省は、国内でも従来のリサイクル制度とは別に、製品の価格に一定金額の「デポジット」=預かり金を上乗せし、ペットボトルが返却されたときに返金するなどのリユース制度を導入できないか、研究会を設けて検討していくことになりました。これについて、鴨下環境大臣は「ペットボトルをゴミにさせないことが必要だ。国民から支持が得られるか見極めたうえで、法律の改正も含めて検討したい」と述べました。環境省は、洗って再利用することで衛生上の問題がないかや、収集・運搬の仕組みをどうつくるかなどの課題について検討していくことにしています。
もどる2月29日 16時46分
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