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円相場大幅上昇 104円台に

29日の東京外国為替市場は、アメリカの景気について、雇用情勢の悪化を受けて減速が一段と進むという見方が強まり、朝方から主要通貨に対してドルが全面的に売られる展開となりました。このため、円相場はおよそ2年9か月ぶりとなる1ドル・104円台まで急速に円高ドル安が進み、午後5時時点では、28日と比べて2円6銭円高ドル安の1ドル・104円33銭から35銭でした。市場関係者は「アメリカの金融機関の経営内容への懸念が強まったこともあって、アメリカ経済の先行きへの不安感が一段と広がり、ドル売りの動きに歯止めがかからない状況だ。来週発表されるアメリカの雇用統計などが景気減速を示すものになれば、ドル安がさらに進むことも予想される」と話しています。一方、ユーロは午後5時時点で、ドルに対して1ユーロ・1.5231から1.5233ドル。円に対しては1ユーロ・158円91銭から95銭でした。
もどる2月29日 19時29分
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