L'Arc〜en〜Ciel ライブレポート

L'Arc〜en〜Ciel
TOUR 2007-2008 THEATER OF KISS


2008年2月6日
国立代々木競技場第一体育館

<コンサートプロモーター:キョードー東京>



赤をベースとしたオペラシアター風のステージセットが前方にそびえ、ビッグバンドが奏でるジャズが流れるという、これまでとは違う雰囲気で、ファンはメンバーが登場するのを待ちわびている。
そして、会場が暗転するとファンの大歓声が上がり、ニューアルバム『KISS』を引っさげたアリーナツアーの終盤戦、国立代々木競技場第一体育館4daysが幕を開けた。

ステージの左右に設置されたスクリーンに2羽のウサギが登場すると、まずはそのウサギのコミカルな会話が始まる。そして今日は代々木に行く日だ!とウサギが気付き、急いで会場につながる穴に入ると…いよいよメンバーの登場だ!

会場中の大歓声のなか、まずは「SEVENTH HEAVEN」でスタート。
イントロからファンはジャンプをするなど、一気にハイテンションに。
赤いジャケットを羽織ったhydeも小気味よくステップしたり、時にはクルリと回ったりしながら気持ちよさそうに歌う。
tetsu、ken、yukihiroも派手なパフォーマンスはせずに、魂を込めて一心不乱に演奏に打ち込んでいる姿が印象的。



MCでは、「やっと東京に帰ってきたぜ!」というhydeの叫びにファンも大歓声を上げる。
そして「4日間たっぷりとかわいがってやるからな。“KISS”しまくろうぜ!」と言い、キスの音をたてると、女性を中心とした会場中のファンは大熱狂!

その後もニューアルバム『KISS』収録曲を中心に展開。
またこのライヴでは、楽曲とスクリーンの映像とのコントラストが絶妙。
ダークな曲では、操り人形を動かす女性の手元が映り、まるでL'Arc〜en〜Cielのメンバーが操られているかのような妖しい雰囲気を演出したり、ヒットシングル曲「MY HEART DRAWS A DREAM」では、スクリーンに青空に浮かぶ雲の映像が浮かび上がり、ポップでさわやかに展開するなど、一曲一曲の世界観を見事に表現してみせた。

最後は、「Link」を披露。
ファンは手拍子をしたり、ジャンプをしたりして盛り上げ、hydeも会場のカメラに向かって舌をだす茶目っ気ぶりを出したりして、メンバー全員このライヴを楽しんでいるのが伝わってきて、温かな雰囲気で本編を終了した。



アンコールは、シングルのカップリング曲などでお馴染みのPUNK〜EN〜CIELでスタート。
1曲目の「夏の憂鬱【SEA IN BLOOD 2007】」の演奏が終わるとドラム担当のKEN PUNKがグッタリ。ボーカルのTETSU PUNKから大丈夫?って聞かれるとちょっとハニカム場面も。
続く「HONEY 2007」も激しいアレンジで展開して会場を盛り上げた。

そして普段のパートに戻してアンコールを再開。
最後は、「Hurry Xmas」を軽やかに歌い上げて、大盛り上がりのなか終了した。


【演奏曲目】
(1)SEVENTH HEAVEN
(2)and She Said
(3)L'Arc-en-Ciel PARADE 2007-2008
(4)Bye Bye
(5)spiral
(6)DAYBREAK'S BELL
(7)ALONE EN LA VIDA
(8)砂時計
(9)海辺
(10)MY HEART DRAWS A DREAM
(11)DRINK IT DOWN
(12)REVELATION
(13)Pretty girl
(14)Link

【アンコール】
(1)夏の憂鬱【SEA IN BLOOD 2007】
(2)HONEY 2007
(3)THE BLACK ROSE
(4)READY STEADY GO
(5)Shout at the Devil
(6)雪の足跡
(7)Hurry Xmas


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