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福田首相:イージス艦事故審議で死亡前提の不適切発言

 29日午前に開かれた衆院予算委員会のイージス艦事故集中審議で、行方不明になっているマグロはえ縄漁船「清徳丸」船主の吉清(きちせい)治夫さん(58)と哲大(てつひろ)さん(23)について、福田康夫首相が「治夫さんはまだ50代の働き盛りだった。こういう方を亡くしてしまった」などと、死亡を前提にした発言を繰り返した。

 福田首相は「大黒柱とこれから家を支えていく息子さんを亡くしてしまったご家族の気持ちを考えると本当に悲しい」とも発言した。午後再開した審議の冒頭で「失礼な言い方があったとすれば陳謝する」と話した。

 海上自衛隊と海上保安庁は現在も捜索を続けている。石破茂防衛相は答弁で「捜索に全力を挙げる」と強調した。【加藤隆寛】

毎日新聞 2008年2月29日 13時06分 (最終更新時間 2月29日 13時21分)

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