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2008年2月28日 (木)

ゴミの処理 メルトセンター方式でいいのか

News & letters 69/ゴミの処理 メルトセンター方式でいいのか

私は、安芸広域組合のメルトセンターの会議に出席して考えました。50億円を超す巨額の溶融炉を作り維持費の負担で安芸郡9市町村が毎年何億円も負担しなければならない。そして地球温暖化に限りなく貢献する事業。こんな事業に莫大な経費をかけて協力する義務があるのだろうか。

例えば、考えてみよ。東洋町では週に4日、2トン車と4トン車の2台でゴミを集め安芸のメルトセンターに送って焼却している。
そのごみを徹底的に分別して生ゴミと紙類にわけ、生ゴミは堆肥にし、紙類は圧縮し丸めてペレット様にして木質バイオと一緒に燃料化する。
本や新聞紙、ビニール類などはこれまで通り資源ゴミにする。
そうして東洋町からは、焼却炉にはチリは何も出さない。
東洋町からはゴミは出さないゼロ作戦。
このために十数人のスタッフを町民から雇用しても
数千万円で収まる。
同じ経費を出すとしても雇用によってその金は町に納まり、何より環境負荷をきわめて低く抑制できる。

今の溶融炉はいくらでも、何でもゴミとして出してくれ、どんどん焼かし溶かさせてくれという反社会的、反人類的な営業方式だ。
私の目指すのは、ゴミ量を大幅に減らすこと、出てくるものはこれを選別して堆肥化、資源化、燃料化してゴミを外に出さない。そして手数を多くしてその処理に必要な出費はすべて町内雇用で吸収するという方式である。それによって我々から地球温暖化へストップをかけるということである。
この方式で完全にゴミを始末できないまでも、これまでのやり方よりも遙かに人間的で経費節減的あろう。この1年私はじっくり考えて準備をしたい。

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